カテゴリー「くぼった」の記事

2015年11月 6日 (金)

走り続ける

 くぼった、第1回 名古屋公演 無事終演。来場者は314名だったそうです。予想を大きく上回る来場者数、最後まで諦めずに宣伝した甲斐がありました。スタッフ、協賛会社、デザイナーの木村さん、その他、皆々様のお陰です。

 少しずつ、知り合いが撮ってくれた写真で振り返ります。

Jolivet 前半は、この写真のみですが、Jolivet。富久田さんに、真ん中に入ってもらおうかとも思いましたが、アンサンブルのやりやすさから、この並びを選ばれました。難しかった!!一度は指揮者ありでもやってみたいな、と思えるくらい。他のパートも含めて、あと何回できるだろう、楽しみ。

Photo 後半は、アフリカン・ブルースで、開始後、ほぼ毎曲、MCを入れて喋りました。舞台転換もあるし、少し雰囲気も変えたかったので。写真は、パイナップル・ラグ。背の順、お分かり頂けましたか?トリプレッツ→アンダーソン→村松作品、と、お客さんの拍手がMCで話し出すまで、鳴り止まず、照れくさくも嬉しかったです。賛助出演の彩湖ちゃんのマリンバも、さーし!

Photo_2 間は写真が無く(笑)本編トリのマリンバ・スピリチュアル。GPで少し照明にも調整を入れて、本番は、燃焼できたかと。女性陣の声の迫力が良かったというお褒めの言葉、頂きました(^^;)

Photo_3 アンコール、その1。もう、メンバーは慣れたもの?かと思いきや、始まったテンポが結構速く、アタフタ・・しかし会場は(これは予想通り)しっかり盛り上がり、2部の頭から汗だくになりながら、衣装を仕込ませておいた甲斐がありました。そろそろ誰か、この蜂の衣装、寄付してくれないかな・・

Photo_4 アンコール、その2(しかし、曲目はチラシに記載済)5人で演奏。季節的には少し遅い?けど、曲が素晴らしいので、お許しを。

 メンバーが早朝に出てきてくれた、前々日には、一件クローズド(満員御礼)のコンサートもあり、そちらもこの演奏会も両方来てくれた方もいらっしゃり、他にもロビーでたくさんの方から有り難い言葉を頂き。。

 なんとかなるかな~、と思って計画始めたものの、途中では、助成金無し&集客難などの困難を乗り越え、結果、なんとかなりましたが(^^;)

 今回も、色んな方に手助け、サポート頂いて、無事演奏会を終了して、次のことを考えられることに感謝。22時完全撤収に、間に合わなくて、ホールの方にご迷惑をおかけ致しました・・反省点は、演奏含め、数点。次に活かします、さて、次はいつにしようか、ちょっと先の予定が色んな意味で危ういのですが・・計画は、計画的にたてないと(爆)

 翌日から、週末(=明日)の定期のリハ。今回初めて演奏の曲も多い上に、様々な要素が重なって、かなーり、厄介。。会場の響きの中でどうなるか、ポジティブに考えたいですが。。

 くぼったのメンバーは皆、当日の内に帰京し、またそれぞれの現場へ。オケ、ブラス、スタジオ、ミュージカル、ライブ会場、ソロ・・と、向かう場所は違えど、そこで感じたものを、また活かす事が出来る、そんな場所になればいいなと。

Photo_5 打ち上げは、後日予定(この写真は、入り当日、この中に睡眠1時間の子がいます)皆、自分勝手なリーダーについてきて、よく頑張ってくれました。
楽しかったよ、ありがとう。

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2015年10月27日 (火)

最後まで諦めない

 もう、一週間後の今日、演奏会は終わってるんだなぁ、と思いながら、風呂に入ってました。

12115843_1650484618546698_312335611 先週は悲愴の本番、前プロのチェロ協奏曲は先日、題名の無い音楽会でも見たばかりの宮田大くん。もう何度も、うちのオーケストラと共演してくれていますが、今回も、本当に素晴らしかった。GP、自分の出番が終わった後も、客席で、じっと悲愴を聴いていました。なんだか、こっちまでGPから気合がいつも以上に入ってしまったけど、次に3月にまた共演出来るのが楽しみな半面、あの音楽を、もっと世界の人に聴いて欲しいなあと(そうなると、もう共演してもらう機会はないかもしれないけど!)おこがましくも思った本番でした。後半も、隣に支えて頂き(終演後に、嬉しい言葉をかけてもらったことを、当分忘れないだろうなあ)熱演だったかと。

 土曜日は、公会堂(まだ、リニューアル工事、始まってなかったのね・・)で本番。指揮は、名フィル(フルでは、初)指揮デビューとなった、コンサートマスターのG藤さんでした。最初はなんだか、くすぐったいような感覚がありましたが、そこは名フィルの事を熟知している、彼の元、何がやりたいのかがとても分かる仕草で、いい演奏、祝典になったと思います。高校生とのジョイントも本番がダントツに良かった。

「演奏会、絶対行きます!」と言ってくれた打楽器パートの女の子に

「ありがとう!お母さんも、お婆ちゃんも誘ってきてね!」

とつい言ってしまう、僕は、人としてどうなのか・・宮田君と同じ種族とは思えません。。

 昨日は、豊橋にある楽器屋さんで、初、講習会。急な提案にも関わらず、快諾してくださった、SライMュージックさんと、わざわざ大阪やら、アメリカ(から帰国後すぐの東京在住の東大生)から、はたまた、まだ6歳の幼稚園児(侮る無かれ、英語の名刺を持つ、ドラマー)まで、たくさんの方にお集まり頂いて、感謝。昼、夜の講習会と、個人レッスンで、伝えたいことは9割方お伝えして、それと引き換えに喉にダメージ・・プロポリスで、カバーして、これまた都内から駆けつけてくれた弟子(男)を連れて帰宅。

Img_6027今日は、明日のリハ、後、知人がラジオ出演の話を漕ぎ付けてくれて、CBCラジオの生出演に20分弱、出演させて頂きました。以前の「くぼった」の音源を持参しつつ、自転車で運べる範囲の楽器を持っていって、演奏&トーク。流石、プロの現場の方は、的確な時間に的確な情報を的確にまとめて、言って頂きたい事を全て、(ユーモア溢れるトークで)伝えて頂きました、感謝。演奏もそこそこウケてた?らしく(変り種、持っていった甲斐がありました(笑))、また色んな縁が繋がればいいなあと(ちゃっかり名フィル来年50周年も宣伝)期待も込めて。

と、あの手、この手と色んなことをしていますが、今回の「くぼった」、前回の自分のリサイタルに続いて、自主公演(持ち出し)なんですよね。。しかも前回より、色々苦戦しているのが、前段階として、「助成金が出てない(見事落選)」「出演者が多い(上に他県からが殆ど)」というハードルの元スタート、PRもそこそこしてるつもりが、いまいち集客に結びつかず・・

 しかし、最後まで諦めてはいません(というか、諦めたら、それは全て僕の自腹になる、というだけなので(笑))ようやく、1週間前になって、段々、動いているチケットもあり。。

 より、多くの人に聴いて頂く為には、あと5日、何が出来るか。日頃の業務(明日も、センチュリーホールで2回本番、木、金、そして土も本番です。うふっ、倒れたら色んな意味で死ぬなこりゃ)、練習(勿論、ラジオから帰ってきた後も。人の倍やらないと入らないセンスの無さよ)の合間に、頭をフル回転させるしかない。しかし、まずは明日の「木星」が厄介なのよね、頑張ります・・

 いかん。反省や、後悔は全て終わってから。悔いを出来るだけ残さぬよう。

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2015年10月22日 (木)

名古屋2015 プログラム紹介(前半)

 今後も、追伸予定・・のつもりが、間が空きまくってしまい、気付けば2週間切ってますが(爆)

 プログラムを少しずつ、紹介しておこうと思います(Twi○terでは既にしてるのを流用・・は一応しないつもり)

 演奏会オープニングに聴いて頂く曲は、J. CageとL. Harrisonの合作による打楽器四重奏曲

その名も
「Double Music」

114パートのうち、2パートずつを、それぞれの作曲者が作成しています。Youtubeなどで音源は聞くことが出来ますが、いわゆる、「ドレミ~」のような音程の指定はなく、使われる打楽器は仏具のおりん(大~小3つ)や、車に使われていた「ドラムブレーキ」の部品である「ブレーキドラム」を、本来は18個(今回はウラ技を駆使して12個予定)も使うなど、まさに、「打楽器」アンサンブル、という響きのする曲です。初めて、こういう音楽を聴く方は面食らうかも・・ただ、テンポ、というか、曲想としては、一種ガムラン音楽を思わせるような、シンプルな構造の中に、全て金属で出来た打楽器の響きが聞こえてくる、僕は、とても好きな曲です。あえて、1曲目に持ってきました。

 舞台、暗転から始まります、是非、お早めにお席におつきくださいm(__)m

 次は、チラシにも載せていますが

「Nagoya Marimbas」

 1題名に、「ナゴヤ」の入った曲を、僕はこの曲以外知りません(笑)世界のSteve Reich作曲、名古屋で打楽器アンサンブルの演奏会を(初めて)やる時に、この曲は外せないかなと。。記念すべき、自主公演1回目(芸術祭)ではメンバーの女性2人にやってもらいましたが、彼女達には※をやってもらうので、現在、「Nagoya」フィルにいる僕と、今回、地元、「Nagoya」出身の日比アコちゃんで演奏します。

 3曲目は、

「Trio per Uno」

3今や、中学生が冬のアンサンブルコンテストでも演奏すると噂の、三重奏曲。打楽器アンサンブルが、耳だけでなく、見た目の動きでも、特徴のある事を示してくれる、聴き応えのある曲です。僕も昔は散々演奏しましたが、今回は東京在住の3人にお任せ。楽しそうな合わせの現場の写真はこちら

 前半最後(4曲目)は、今年生誕110周年を迎えるA.Jolivetの作った

「Suite en Concert pour Flute et percussion」

4日本語に訳すなら、「フルートと打楽器の為の協奏的組曲」みたいになるようです。フルート協奏曲第2番とも。打楽器4人をバックに、フルートが独奏します。打楽器側には、また音階楽器はなく、大小の太鼓や、木、金属で出来た打楽器がたくさん。4楽章形式になっており、フルートは2楽章でアルトフルートに持ち替えをしながら、ジョリヴェらしい(ジョリヴェはパリ音楽院で先生もしていたので、学生の試験の為の曲もたくさん作曲していたようで、まるでソルフェの試験で出てきそうな、結構イジワルな)旋律を奏でます。アンサンブル的にも難曲!

 後半は、また、今週末頃までには・・?現実世界では、明日、忠さんの指揮で、「悲愴」メインのコンサート。「悲惨」にならないよう、準備して寝ます。。

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2015年10月14日 (水)

打楽器アンサンブル徒然。

 まだ、こちらでは正式にお知らせしてない来年(今年度)の本番が、何かのきっかけで、今日ネットでバーっと皆さんがお知らせしてくださり(ありがたいお話ではありますが)ちょっとビックリ。しかし、特に今日何かがあったわけではないので、演奏会のお知らせは改めてまた今度(^^;)

 今日は、朝、個人練習、昼から明日の本番のオケのリハーサル、終わってから、Jolivetの合わせをフルートの富久田さんに付き合って頂いて、2人きり(本当は5人ですが)での、濃密なリハーサル。5人で合わせられる日が限られている為、2人や3人や4人で、少しずつ、アンサンブルの決め所の確認。これを週末に打楽器隊で確認して、、一番出番の少ないであろう僕が(^^;)全体を把握出来るよう、もう少し理解を深めたい・・からの、会議、事務連絡&コピー&その他諸々、「くぼった」で使う楽器の受け取り、自転車移動(明日は新聞社での打ち合わせからスタート)からの帰宅。疲。乾杯!とか、出来ないですよね、家での事務作業がタンマリありますから(爆)

 先週の定期は、盛り上がって終了。終演後、ロビーでお客様から

「なんだか、皆『ブラームス好きだ』っていう空気が、会場に感じて、盛り上がれました」という感想を直接くださる方も。

 ブラームスの曲をやる度に思う(まだドイツ・レクイエムは演奏したことありません)ことが、「他の楽器には、交響曲や序曲以外にも、色々曲があっていいなあ」という羨望。クラリネット5重奏を生で聴いた時は(奏者も良かったのですが)感動しました。まあ、出番がない曲でも、勉強すればいいって話なんでしょうけど、そこまでの「ずく」は出ず・・

 「打楽器」という楽器で西洋音楽史を覗くと、「バロック」と呼ばれる時代には、ティンパニのソロ曲やら弦楽合奏との協奏曲やら、「もの珍しい」観点からは曲が遺されているものの、その歴史は持続せず、「古典派」や「ロマン派」の時代に書かれたとされる曲は皆無、次に打楽器の世界に焦点が当たり出すのが、バルトーク(2台ピアノと打楽器の為のソナタ)、ストラヴィンスキー(兵士の物語)以降。

 そもそも、打楽器の専門教育というもの自体が、あまり無かった様子で、当時のオーケストラの打楽器奏者は、他の楽器の専門教育を受けた人や、作曲を勉強していた人が受け持つ楽器だったらしく、日本のオケに至っては、僕の2世代前(お爺さん世代)の人にも、そういう方が普通にいらっしゃったそう。だって、打てば、誰でも音が出るし、それこそ、他の楽器のセンスある人の方が、音が良かったりする。僕が、学生時代、室内楽(バルトーク)の授業を受けていた教授が、

「なんかさ、(木琴は)もっと、こう、跳ねるような感じでさ・・ちょっと、やらせてみて」とか何とか呟きながら、出された音が、物凄くマッチしていた現象は、忘れられない一種のトラウマのようになっているし。他の楽器だと、ほぼ有り得ないよね・・

 と、同時期(正確には、その数年前)に、大学では、弦楽合奏の曲(アイネ・クライネ~や、芥川也寸志のトリプティークなど)をマリンバで演奏する授業もあり、有賀先生に、文字通りコテンパンの日比。じゃなくて、日々。当時は内容を咀嚼する読解力が欠けてたけど、今は、伝えようとしていたことが、昔より理解できると思う(戻りたいとは、思いませんが(笑))

 誰かも言ってたと思いますが、僕らは「音楽」を伝える手段が、ただ打楽器なだけで、でもその楽器は、(他の楽器に比べて)結構誰でも音が出せる=イージーに捉えられやすい、ときた。そこで、どうするのか?

 「打楽器アンサンブル」は、「弦楽4重奏」や「ピアノ3重奏」などの室内楽に比べて、歴史が浅く、特別視を未だされてしまう存在。これは、上記の理由(古典~ロマン派時代に欠如)から、今後も暫く(日本では僕が生きてる間は多分)続くでしょう。でも、長く見ればそうだけど、Jolivetも武満も打楽器アンサンブルを書いているし、他の楽器の為の古典作品を演奏することで、バロックから、現代に至るまでの音楽の根幹を、感じとることは出来る。と同時に、打楽器特有の強みを感じる事も。オーケストラの中で演奏することで、異種の楽器とのアンサンブルの方法を掴めるし、それは、同属のアンサンブルにも、ソロにも活かすことが出来る。。ことがあると思う。もしかしたら、時代が進むにつれて弊害はある?かも?

 今回で、個人的にはJolivetの書いた曲は演奏が4曲目。Concerto(オケとやってみたいなぁ), Heptade(YouTubeにあげるかなぁ), Ceremonial(こっちに比べれば今回の曲は簡単?), そしてSuite(指揮者、欲しくなる箇所も)。いつか、(兵士~と一緒に)Septetも挑戦したい。けれど先日のtambucoの公開講座を見て、経験だけでなく、見識を深めないととも・・とりあえず、1日、27時間くらい欲しい。明日も、ローマの松ほか、今日の合わせは、明日の「レッド・ヴァイオリン」にも活かせてるはず!?

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2015年9月 1日 (火)

くぼった 2015 in 名古屋

 暫くの間は、これを先頭にします。久々の自主公演。

PhotoPhoto_2





 チラシの集合写真が若い(ウン年前)のはご愛嬌ということで(裏の個人写真はそれぞれ最近です)

 チラシには載せきれませんでしたが、他にも

 J.ケージとL.ハリソンの共作であるDouble Music(ザ・打楽器アンサンブル、というような作品)や、

 S.ジョプリンやG.H.グリーンのラグタイムの曲、

 村松崇継さん作曲の映画「誰も守ってくれない」の主題歌、Liberaの「You were there-あなたがいるから-」の打楽器アンサンブル版、本邦初演(作曲家に許可頂きました、感謝。)などなど、、前半に打楽器アンサンブルのオリジナル曲を、後半は打楽器アンサンブルにアレンジした曲などを中心に、まさに

打楽器アンサンブル醍醐味

を詰め込んだ演奏会(そして、アンコールにはアレとアレもやるはず・・)ですので、

(月曜日の夜、というなかなか来にくい曜日ではありますが)

是非!いらして頂ければと、思います。

 今後もカテゴリー「くぼった」で、少しずつ、追伸予定・・?

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