カテゴリー「リサイタル関連」の記事

2016年11月17日 (木)

生憎の雨の中でしたが

第3回、自主リサイタル、無事、終了しました。  

Nec_1843前日(搬出は晴れ)まで、動き続けていたチケット、ラスト3日ほどで、猛烈に動き出し、「これは、もしや危ない(完売)のでは」と思い、頼まれた人の数、既にチケットを渡した人の数、出演者、作曲者関連の招待者など、諸々考えていると、既にオーバー気味、しかし残りの会館預けのチケットを確かめられる時刻は過ぎており、嫌な予感を抱えながら、就寝。




 翌朝、会館の預けチケットを合算すると、既に460人強。ホールは395人収容。消防法違反で、公演中止・・ を回避する為に、100人単位で、聴きに来てくれる予定になっていた、学校を、「必ず、そちらでもう一度演奏するので」と約束して(※)、ご遠慮いただく・・申し訳ない苦肉の策。

 今まで、「くぼった~」も含め、関連事業で、雨になったことは無かったことが、唯一の自慢だったのに、昼からポツポツ・・そんな中、先にホールに着いていたドライバーの方から連絡 「なんか、(搬出入用)エレベーター壊れてるらしいですよ」


 ・・なんて飛騨。と思いつつ、到着すると、ステマネ陣や皆で人力+人用のエレベーターで、降ろし作業・・頭が下がる中、1時間半かけて、楽器の組み立て後、GP開始。


 今回は、9月にやっている曲が多いこともあり、セッティングや、GPに大体どれくらい時間がかかるかの、誤差も無く、裏方も普段から接している
Dsc01629いつもの仲間(職場の本職ステマネ)がしてくれたこともあり、その後はスムーズ。



Dsc01705写真は、3年前と同じく、平野パパ。GPから写真をしっかり撮ってくれました。



Dsc01718プロフィール写真にしようかな(笑)




Dsc01652今回、初、名古屋でお目見えする、ミズノマリンバと。




当初の予定より10分早めて、開場。Dsc01813_2







Dsc01814お客様は、結局のところ、330名でした。当日、お断りする方はいなかったのですが、名フィルの関係者などには、前日の時点で、「ちょっと厳しいかも・・」とお伝えした方があり、重ねて申し訳なし・・・今後は、招待客の方法、精査したいと思います。


Nec_1844本番前に、圭さんお勧めの、韓国製のノンカフェイン栄養剤(&アミノ○○)を飲み、いざ出陣!






美しい楽器、はねる左小指・・Dsc01819




Dsc01823wolkenstudie、東京から4回、全て聴いて下さった方によると、「今回が1番良かった」とのこと。



Dsc01826当分、、お休みかな。





Dsc01832Flo-flaima、なんとか、頭に入れました。音の感覚だけでは惑わされるような(記譜上は長3和音なのに、前後の関係で、そのように感じられない)不思議な響き、加藤さんの和声感に、会場が包まれてたことを祈りつつ。

Dsc01833この名古屋公演の1つの目玉であったHeptade。綿密な合わせが出来ていたので、本番、多少の事故はあったものの(画像は、事故をお詫びしている訳ではない筈 多分)


Dsc01844比較的楽しく演奏できました(トランペットはそれどころでは無かったらしい)ジョリヴェらしい、パッセージの数々、トランペットや打楽器を学んだ学生には、ニヤッとするところがあったなら嬉しいなあ。Dsc01854







Dsc01880休憩後、こちらも今年4度目の。しかし、京都公演あたりから、少しずつハプニングが出てきて(笛が客席まで転がり、実の伯父に拾ってもらうという・・)


Dsc01901今回、舞台の後方にスノコの場所があったのですが(GPでは、まさかここまでは来ないよね、と確認してたにも関わらず)そこに、スティックが吸い込まれるという、最悪の事態が起き。


Dsc01910この時、演技ではなく、マジでスティックを捜索しており(奈落に落ちているので、ある訳が無い)予備のスティック類は、舞台上にnothing、苦肉の策の写真・・Dsc01913







Dsc01915展示楽譜を見て、気付いた人がいませんように。。まあでも楽しんでは頂いてた様子。





Dsc01918後半は、右手の小指が・・











Dsc01921学内演奏会で弾いたⅣ、前回のリサイタルで、Ⅰ、Ⅹを、今年は秋からⅦ、Ⅸと弾いてきた
UTAシリーズ。Ⅷは2年前に、小牧市で弾いて以来。ミズノマリンバの素朴な響きと、ホールの大理石による独特な音響で、客席ではどのように聴こえたでしょうか。あをいさんと、名古屋で出逢えたからこそのプログラミングでした。

Dsc01930今回の演奏会で、頂いた感想に「ヴィブラフォンに主軸を置く演奏会は珍しく、クラシックの中でのヴィブラフォンの使われ方に興味を持った」という声が非常に多く、嬉しい限りです。まだ、もう少し、演奏、紹介したい曲もあるので、夢が広がりました。


Dsc01933前回のリサイタルより、ほんの少しだけ、早くプログラムを終えたので、





少しだけDsc01934




Dsc01936弾いたら、21時まわって、ゴメンナサイ(演奏写真、無かった(笑))






 撤収作業も、学生諸氏のお手伝いの元、本番中に直ったエレベーターを使い(^^;)前回のくぼったより、大分早く搬出完了。雨上がり、スタッフと圭さんと打ちあがって、バタンキュー・・の翌朝から、レッスン→定期Rh、このまま、大阪→新潟→上田、と公演が続きます。オピッツさん、素晴らしい。皇帝、バルトークの小太鼓、張り切って、地元まで参ります。

Dsc01811たくさんの拍手を頂き、素直に、幸せを感じることが出来ました。関わって、応援して下さった、全ての方に感謝。また、頑張れるところまで、頑張ろう。

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2016年11月 9日 (水)

早いなあ

 立冬も過ぎて、冬支度。しっかり風邪もひき(インフルの予防接種は打った)、刻々と過ぎていく11月、気付けばリサイタル5日前。

 本当に有難い、と思ってるのですが、日々演奏活動はさせてもらっていて(昨日は小学校でのアウトリーチ演奏、明日は久々のモーツァルトSym.41、その後も、ヴェルディ、レスピーギ、シュライナー・・)それぞれに精を出していますが、自主のリサイタルというのは、少し、趣が違う。

 前回やってから、丸3年。信じられない位のお客さんが来てくださり、それまでに体験したことのない瞬間があって(あの一瞬を体験したくて、やっているのかも)共演者、スタッフ、デザイナー、色んな人の力をお借りして。

 練習して練習して練習して・・ようやく、不安の中に、少しだけ楽しみが見えてきた(かな)作曲者の意図を、自分の表現したいことを出せる術が、少しずつ・・・

毎日、結構、疲れてもいます(笑)チケットも(分かってはいたものの)直前、問い合わせのお陰で、前回程ではなくても、寂しくは、なさそう。

 ドキュメンタリー、よく見てしまうんですが、先日も見ていると、なんと翌日行く、東海市の職員の方の話。思わず、行った先の校長先生にも話してしまいましたが、芸能人や、表現者じゃない、ごく普通の人の「生き方」に勇気をもらう事があり、今、僕の身近にもいて、その人達の「生死に近いところでの努力、葛藤」を想像すると、自分の持ち場で最大限の努力をしないで生活していると、申し訳なく、なる。ましてや、自主リサイタル、他人が望む前に、自分が望んでやるんですから。

 今の環境で、考えられうる、準備できる全てを出し切って、臨みます(B→Cのキャッチコピーにも似たようなこと書いてあったな・・常に全力ってことです)一期一会の演奏会になりますよう。

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2016年10月29日 (土)

弾丸帰省

 名古屋←→上田は大体、三時間半見ておけば着くことが判明。電車といい勝負かな。

 職場史上、最○○なソリストが出た定期の翌日(感想は…同僚や知り合いが客席で感じた感想と、こちらの感じたものが同一だったので、自分の感覚に安心、というところ)は、職場のファンクラブの方々に向けてのミニコンサート。場所が栄のド真ん中、レンタカーの料金より、駐車場代が高かったという…終了後の懇親会で、少しだけ、打楽器の話や、定期演奏会などのお話を。終えて、楽器を組み替えて、桑名へRh。月末から数回、共演させて頂きます。

 月~木曜日まで、オケはバッハで、打楽器出番なし!この時期にはありがたい~恵みの準備時間に感謝し、少し多めに寝て、マッサージに行き、個人練習をして…圭さんとの合わせも着々と。

Nec_180611年前(←手作り感満載のチラシ)は完全に神代さんの胸を借りる感じでしたが、今回は、一緒に組み立てている感じがあり、
以前より、深いところで、捉えられてる気がしてます。気のせいじゃ、ありませんよう・・

 合間には、ラジオにも生出演させて頂き、去年は自転車で楽器持って向かいましたが(キャパがしれてる)今回はちゃんと車で(^^;)これで、CBCラジオのブースにはどの程度の大きさの楽器が入るか、把握できました(笑)今回も軽快なトークでリードして頂き、しっかり宣伝させて頂きました。が、前回のくぼった、今回のリサイタル(&3年前のリサイタル)も、僕が名古屋で主催する演奏会は、

 

 常に、月曜日

 

なんで、要するに、この放送と完全に被っている為、出演者、スタッフの方も、誰もいらっしゃれないのよね・・スミマセン、、次回はきっと違う曜日に!?あ、土曜の収録分は明日(29日)放送予定です。

 

Nec_1805そして、昨日は、上田。オーケストラ本体もバッハを演奏していましたが、こちらも2人でバッハ()演奏してきました。夕方には、地元の中学校にお邪魔して、ミニコンサート&クリニック。「反応はありつつも、基本、生真面目な生徒たち」と、共演者の感想(^^;)本当は、もっと色々お話したかったんだけど、次の演奏会の為に移動、楽器を組み立て、本番。

 

 平日の夜にも関わらず、老若男女、120名程の方に来て頂き、盛況のうちに終了。数人の方に声をかけて頂き、思いがけない方も数名。そのうちの1人が、長野市のアマチュア打楽器グループのK氏の奥様。K氏には生前、まだ大学生の頃から、アンサンブルの楽譜の相談や、大学院を修了して、僕が初めてリサイタルを開催したときにも、楽器を貸してくださったり、と、大変お世話になった方。

僕が、愛知に来て、しばらくしてから他界されてしまい、偲ぶ気持ちは持ちつつも、行動に移せぬまま、時が経ってしまっていたところ、お仲間が、今回のコンサートを発見して、駆けつけてくださったとのこと。数分では語り尽くせないが、精一杯の感謝を述べたところ、「これからも、活躍、されてください!」と、ありがたい言葉を頂いたので、命ある限り、頑張らねばいけない。薄々感じてはいたけど(霊感は全くなし)多くの方に見守って頂いてます。

 

 今回はオケ公演のPRを兼ねて来ていたので、関連の取材を受けたりしているうちに、聴きに来てくれていた、高校生達が、綺麗に楽器を崩してくれていて・・こっちが戻った頃には「終電が・・と言って、皆さん帰られました」と・・流石、上田時間・・と思いつつ、非常に助かりました。どうも、ありがとう、また来月お逢いしましょう。

 

 

 まあ先ほど、平日の夜にも関わらず、と書きましたが、来月、オーケストラとして上田公演に向かう時(リサイタル→定期→大阪→新潟→上田)が、まさに同じ木曜日、平日の夜なんですよね・・今のままだと客席が寂し過ぎるようで・・この話題は、また次回。

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2016年8月26日 (金)

Rhythm from Ancient and Uta

20160812_omote_ol名古屋のチラシも完成!あとは印刷の仕上がりを待つのみ。←ミスプリント、ありました。正しくはWolkenstudie ですね。。失礼しました、プログラム訂正します。









 今年のリサイタルシリーズ(9/8,9/10,11/14)のタイトル。演奏する曲目は、東京、京都、名古屋と、少しずつ違っています。全ての曲の頭文字を繋げ…ても何もありませんが。


 東京では、ありがたいことにムジカーザでの主催公演に呼んで頂けることになり、京都は、原則、受賞から三年以内にしなければならない(結構、皆さんルーズらしいが(^^;))受賞披露公演を、そして、名古屋は安定の自主開催です(爆)が、助成をつけて頂き、少し負担は軽減、ほっ。


Nec_1200どの演奏会もオープニングは同じ曲。都内のチラシには18th century...と載せてしまった、timpaniのソロ曲は先日のワルシャワ訪問により、17世紀だということが判明…当日、訂正&お詫びします。恐らく、楽譜が残っている打楽器のソロ曲としては、最古の部類かと思います。バッハの時代より更に~年前。オランダにて購入した西ドイツ製の、バロックティンパニ(レプリカ)を使用。

Nec_1491東京と京都では、バッハをミズノマリンバで演奏します。3月にはチェロ組曲の三番を弾きましたが、今回は四番。名フィルのとある先輩に言われましたが、音の進行が少し変則的なところがあり、覚えるのに一苦労。。この曲のbourréeをARDコンクールの一次でフィッシャー氏(優勝者)が見事に弾いていたのを思い出すなあ。

Nec_1494そのフィッシャー作曲のWolken studie、京都と名古屋ではB→Cに続き再演。
わずか半年前に一度(二回)弾いた筈なのに、頭に鮮明なのはセッティングのみ…さらっていくうちに段々思い出してきたけど…やはり大変な曲。そのうち10代の若人でも演奏する時代が来るのかな。。

 もう一曲、川島さんの「タンブレラ王。」も。一年に四回演奏することになるとは!
初めて聴かれる(観る?)方は、過去のblogを検索頂かないことをお勧めします(ネタバレあり)

 あとは東京公演のみ、

Nec_1596クセナキスのルボンより「b」(2007年以来9年ぶり・・)や、即興を。

Nec_1492全公演、通してパリ管弦楽団のマーティンショウさんの作ったインプレッションを演奏します。品数が多い…

 今回のリサイタルシリーズで、委嘱作品を、加藤昌則氏(川島さんと大学で同期だったそうです)にお願いしました。加藤さんとは、昨年、名フィルの仕事を通じて「初めまして」だったのですが、現在、様々なジャンルで引く手あまたの作曲家です。
昨年、オーケストラで演奏した「金の雨」という曲が忘れられず、今回のリサイタルのテーマを決めた時に、加藤さんに是非お願いしたい、と…

 ご相談したところ、快諾して頂き、過密スケジュールの中、つい最近(笑)曲を頂きました。打ち合わせも終わり、後はvibraphoneの特性を活かした、ウタを響かせられるように、ベストを。


 これまでリサイタルでは同級生や、その周辺の方々に助けてもらっていて、今回も、我が学年の管打首席卒業(卒演で同じくシュトックハウゼン演奏した奴とは大違い)のクラリネット奏者、千花子先生に東京と京都をお願いをして、名古屋公演は学年は一つ上、寮では一つ隣のブロックに住んでらっしゃった(笑)、我がオケの首席トランペット奏者、圭さん(この間は圭くん、今回は圭さん…)にお願いをしました。


 クラリネットとは昨年度、訳あって演奏が叶わなかった、山川あをいさん作曲の

UTA Ⅶ for marimba and clarinet
を、東京、京都限定で。恐らく、関西では初、関東では2008年の横浜赤レンガ以来でしょうか。

 初の7番。これでUTAシリーズ、演奏したことがないのは、Ⅲ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅸ…ですが、Ⅸは10月に別でやります、詳細は後日。名古屋公演ではⅧを演奏します。

20160812ura_ol圭さんと演奏するのは、ジョリヴェ作曲、トランペットと打楽器の為の「エプタード」
伝説のトランペット奏者、モーリス・アンドレの為に書かれた、トランペット奏者は震える(ほど難しい)曲だそうで…僕は2005年(ジョリヴェ生誕100周年)に大学院の修士リサイタルで、当時、藝大フィルハーモニアで演奏してらした(現在は大阪教育大学の准教授の)神代修さんに、頼み込んで、共演して頂いて以来。先日、吹奏楽の審査員で神代さんとご一緒して、11年前の懐かしさをしみじみと(^^;)

 今度は同世代の圭さん(オケに入団して、丁度10年の節目の年だそう)と、楽しみです。



どの演奏会もラストは、ジブコヴィッチ作曲
「Generally spoken it is nothing but rhythm」

Nec_14902014年にリサイタル・ノヴァ(&小牧市)でも弾きましたが、より、密度の高いものになるように、日々さらってますが、なかなか…うーん本当に二年前に弾いてたっけ…?

 忘れたくないものは忘れて、忘れたいものは忘れない、、どないやねん。あ、「忘」と「志」って似てるなあ(笑)

 チケットはどの公演も絶賛発売中です。

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2016年3月29日 (火)

燃え尽き・・てられないけど

 リサイタルから持ち帰った、楽器の片付けも佳境。今回も色んな楽器を用意し、また用意して頂きました。

Nec_1222これはフィッシャー作品のセット。左手に見える木は、サイズ(縦XX厚さ)の指定があり、岐阜の加子母村で人伝に作製して頂いた木板。打ったり、擦ったり。

圭くんは、加子母で行われているRevolution Ensembleの音楽監督でもあるので、(共演する曲ではないにしろ)不思議なご縁。

Nec_1221右手に見える、3つ並んだお皿(陶器)は、音程の指定があり・・・常滑に向かって、音程を確かめながら選んで、製作者のご好意で、頂戴してきました。ちなみに作成者の方は「綾鷹」や「おーい、お茶」などのCMで使われている急須を作られている方だとか。。大事に使っております。

低いDの音だけ、どうしても見つからず、少し♯に近かったのですが・・上の2つはオクターブのF、ちゃんとそう聴こえた・・よね?

Nec_1325最後まで苦労して集めたのが、仏具のおりん。微分音と呼ばれる半音以下の音程差の指定があり、大須の仏具屋さんを何店舗も回って、最終的に全て揃ったのは本番の2日前。嫌な客ですよね、店舗に何個もおりん出させて、最終的に買わないとか・・

 

後から楽譜を手配してくださった先輩にお聞きしたところ、ヨーロッパでは音程をチューニングして(比較的安価で)くれるのだとか。(社会)勉強になりました・・

 

というわけで、後半の曲目。

Dsc_0754川島さんの作品(本番中の写真が無い、のでGPで作曲者が動画を撮っている、の図)は、いつかリサイタルで取り上げたいと思っていました。当日の曲目解説(有田さん)が上手く導入してくださっていたと思いますが、この曲には、衣装の指定は無く(逆にそれ以外は全て楽譜に指定があり、アドリブ、というのは、ほとんどしていない、筈)初演の神田さんの演奏が素晴らしく(それでも楽譜が届いたのは初演数日前だったとか)、映像を拝見した時から

「・・・僕は、技術を衣装で、カバーする(=誤魔化す)しかない・・」

と、思っていました()作曲者は喜んでくれていたようですので、まあよしとしよう。。

前回のブログで記した、ヘンツェ(※)の対極にあるような、楽器の編成は至ってシンプル。しかし、その中に散りばめられたアイディア(両手、足、口、動作)は数知れず・・頭がおかしくなりそうなコンビネーションの数々(右手で八分→三連符→十六分→五連符と推移しながら、左手では逆推移、口のホイッスルでは二拍三連をキープしながら、途中から右足で八分、などなど) 勿論アイディアだけじゃなく緻密に考えられており(音のアイディアだけの作曲家が如何に!多いことか) 例えば、あんなに色々やった音を出す側の道具(スティックetc..)最後には全て片付けます。小説の伏線のように(回収しないのは二流小説、買い溜めてる文藝春秋読まないと…)そういう所も含めて、僕はシンパシーを感じます。

上田での打ち上げで、オペラシティの方が、山下洋輔さんから伺ったという話

「デタラメ(即興)も、よく考えないと、気付けば一本調子になってしまうから、デタラメを弾き続けることは、容易ではない」と言っていたとのことですが、楽譜を見ていないお客様にはどう感じられたことでしょうか。付け髭はamazonで300円(爆)


Dsc_0743リスコントロは、圭との演奏が、10年越しの夢だったので、叶ってよかった。東京公演の前に、福士先生にGPを聴いて頂いてからの本番、彼の最初の音の気合いの入り込みように、こっちも負けじと対峙したつもり。色んな方から御好評を頂き、わざわざウィーンから来てもらった甲斐がありました。次は、トリニダード・トバコで再演予定・・?

Nec_1220リスコントロで使う為に、神奈川県で受注生産して頂いた、波紋音(はもん)という、金属楽器。セットの中に組み込んでいました。福士先生も納得の素晴らしい音色。なんとも形容しがたい、音です。また、使う機会がありますことを・・


 Wolkenstudie、今回の曲で、群を抜いて、苦労した曲。かなり前から準備し始めたつもりでしたが、本当に最後まで、苦悩、疲弊しました。正直、本番に納得は全然・・という感じ。これをARD competitionで渡されてから、準備して本番に臨んだ受験者には頭がさがります(若いって素晴らしい)前回のリサイタルで取り上げた

Dsc00486Dsc_0741nemeton(これは前回のARDの委嘱曲)を演奏中にも、似たような格好になってましたが・・オペラシティでは、客席が、舞台より低い位置だったので「並べてあった楽器が、あまり見えなくて残念」との声も頂きました。しかもこの曲は、5ヶ所に譜面台を置いての演奏だったので、余計に。またトライする本番、、作らないとかな。。

Nec_1292そして、本編最後の、人生初、委嘱作品。楽譜が届いたのが、本番○日前だったのは、さておいて。こちらが要望したことと、優人さんのティンパニに対するアイディア、想いが溢れる(中でも長すぎない)作品が出来上がってきました。練習していて、一番心が躍りました(もうちょっと、練習してから、本番に臨みたかった())聴いている人には、分かり難い(報われない)ティンパニストが苦労する曲です。でも、上手くいくと、美しい。オペラシティでは、ホールの響きに大いに助けられました。

Dsc_0756ちょっと観察すると分かることといえば、まず、最初は4台の端2つでのペダルの操作が必要です。身体が硬い人(=私)にはキツい開脚。勿論そこから音替えがあります(結構激しく)そして、持つマレットは4本(この作品は1人~4人までのアンサンブルも想定して書かれているので)途中にリムの演奏も挟んで、コラール、ポリフォニー、コーダという編成。そのうち市販される・・はず?世界中で再演されますことを。

Nec_1293アンコールのコラール。元より、優人さんには、「古典としての独奏作品が希少な打楽器(ティンパニ)なので、バッハに対するミッシングリンクとなるような作品を」とのお願いをしてあり、こちらからコラールを提示していました。選んだ名前がまた。導かれた気がしています。

 2曲目のアンコールは、無理を言わせて頂き、それぞれの会場で変えました。上田であの曲を演奏することも、一つの夢でした。オペラシティでやった曲は、大学院の修了試験で演奏した曲。みどり先生に「懐かしかったわ」と言って頂き、ウレシハズカシ。燃え尽きました。


 ロビーに出て、たくさんの応援して下さった方にご挨拶をして(出来なかった方、ごめんなさい)、裏に戻ると、大量の音大生達が。総動員で、楽器をまとめてくれて、オペラシティのスタッフが、番組収録の撤収にエレベーターを取られないように確保してくださり(一度そちらに行くと、1時間は足止めをくらうとのこと)奇跡の22時過ぎ撤収完了!「数は、力」という言葉が身に沁みた。。同級生がおさえてくれた会場で、プチ同期会(+優人さん)を終えて、全行程、終了。

 (毎回、ですが、今回は特に)色んな方の支え、応援なくしては成り立たなかったリサイタル。ご迷惑をおかけした方も多々ですが、なんとか大きな事故もなく、終えることが出来て、また一つ、成長させてもらえました。嘘、偽りなく、感謝。来てくださった人の感想をいろいろ聞いて、自分の考えも整理して、また次のステージへ。

 これで、リサイタルは、暫く弾き納め、、

 と思いつつも、既に、新プロジェクトは幾つか動き出しており。。計画的に、悔いのないよう引き続き、頑張って行きたいと思います。勿論、主軸のオケマンとしての活動を中心に。

 終わり!!

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2016年3月27日 (日)

U→H

 片付けをしてて分かったこと。今回、木魚は「木の素材」の打楽器としては多少(プリズン・ソングで)使ったけど、木魚(temple block)としては使っていなかったので、大体の、楽器を総動員して持っていきましたが、帰ってきたら、木魚だけ、大量にお留守番してました()というわけで、東京編。

22日は、オペラシティのコンサートホールで、某テレビ番組の公開収録とブッキングしていることが数日前に判明、搬出入の時間が被ってしまい、こちらが1時間遅らせることに・・上田公演での恐れを解消するために、急遽GPから来る予定だった元教え子等(東京公演が早めの完売だったこともあり、チケットを取れなかった学生さん等に、GPは開放予定でした)に、来れる人は朝から来てくれるように頼んだら、4~5名が来てくれることに。運送会社のスタッフも3倍(=3人)に増員!下の写真と前回のセッティング写真を見比べて頂ければ(^^;)

Dsc_0733と言っても、新しい会場、セッティングももう一度最初から。サントミューゼより、若干スペースも狭く、舞台裏の搬出も大変、その辺も考えながら、GP開始。今日は、邦人作曲家(全員ご存命)がGPから全員いらして下さる上に、本番を聞けない学生もいる為、ほぼ全て通し&返し。同じフロアでは東○ィルの方々がリハーサル中、なんとK西さんが(お逢いしてない内に)差し入れをくださったり、別の本番がありこちらには来れないと、K保さんも顔を出して頂き・・至極恐縮。


Dsc_0766共演者(圭くん)とも言ってましたが、作曲者の直接の言葉は貴重。勿論、こちらは楽譜を読んで、そこから想像しながら、音楽を作っていくわけですが、いざ作曲された方が来ると、こちらの想像以上にメリハリをつけるところや、逆(そんなに厳密じゃなくていいorやり過ぎない方がいい)というところと。だから、今は直接聴けない作曲者の真意はどこにあるのか・・ということなんですがね。。


  プログラムについて。今回、この選曲をするにあたって、一番ネックだったのは「バッハ」の位置でした。避けて通れない作曲家(B)なので。Bachを、どう、どの位置で弾くか。

悩んだ末、ヘンツェをド頭に持ってきて、その次に弾くことにしました。

 

Img_0164_2ヘンツェは、学生の時に、東京文化会館の資料室で、ツトム・ヤマシタさんのCDを聴いて衝撃を受け、いつかやりたい、と思っていた作品。現在はテープ音源が楽譜に付属しておらず(昔は付いていた?との噂)楽譜に手書きで指示された言葉と、ツトムさんの音(と直接聞いたお話)を参考に、田野倉君に制作してもらいました。

 最初に音を出すのが、口琴、その後も、Inca Flute,Bengal Fluteを吹く(のみならず、吹きながら詩を読む箇所も)など、打楽器を手で演奏する枠をはみ出した、異色作(と、僕は思ってたけど、人によってはそうでもなかったらしい)

 山ほど、楽器を並べる(サンダーシートなんて5~6枚の指示、スティールパンも必要)が、実は出番はそれぞれ数秒(スティールパンは、4音が2回のみ 爆)という、ちょっとバブリーな音素材の使い方(※)。自分の録音した、叫び声、すすり泣き、などと現在出している声、5秒後にディレイで遅れて聞こえる声&音などが、テープ音源と混ざりながら、独特の空間を作り出さないといけない作品、オペラシティ公演では、ライブエレクトロニクスの大御所も聴きにきてくださり、田野倉君を絶賛してくださってました。うん、それだけで、やった価値があった()

Cyuqfudvaaafkd_2その空気を、一新しないままバッハ。敢えて、民族衣装で、素足で、土臭く、と思って臨みました。 サントミューゼのGPで、「音が柔らかすぎて、輪郭がはっきりしない」ということで、マレットを1段階、硬く(軽く)したにも関わらず、オペラシティは、それでもまだ柔らかく、結果2段階、軽量化(しかも本番のみ)そういう危ないことはやっちゃいけなかったよな、F本先生に叱られるなぁ・・

 

Dsc_0728更に、オペラシティの方では、楽器の黒鍵側のパイプからノイズが出てしまい、試行錯誤しましたが、治まらず。気にしないよう、努めて弾きました。色々あったにしろ、今の僕に出来る、ベストだったかと。

 

 

Nec_1322_2岸野さんの曲は、(初演予定だった)国際ティンパニコンクールが無期限延期になり、受けに行くつもりだった僕の一種思い出の()曲。日本では見ることの少ない、ギザギザのついたスティックでカウンターフープを擦る音や、リムとフープの間のヘッドを演奏する音(作曲者はプロペラ音、と述べてました)など、普段ティンパニから、なかなか聞かない音を多く使う曲。違う楽器の人から「おりんを弓で擦った音が、あんな風に響くなんて驚き」とコメントもらいました。

 シュトックハウゼンは、学部の卒演で演奏して以来、新人演奏会、コンクール、初、自主リサイタル(その名も、Bach to Stockhausen・・完全にパクっとるがな)と、数多く、演奏してきた曲ですが、歳を重ねて(たかだか数年ですが・・)、楽譜から読みとける物も少し増え、今回バッハを同時にさらっている中で、どちらの楽譜も、穴があきかける程見ていると、幾つかの共通点と思えるものが発見できたり、先人のアドヴァイスをもらい、それを反芻して・・と、ある意味、人生でかなりの時間、向き合ってきた作品。

Zyklus_p12_3今回は、この「奏者に選択を委ねる箇所の多々ある曲」を、原譜(実際、演奏する時には、僕は楽譜を切り貼りして、作り直して、練習してましたが)をスクリーンに投影しながら(操作は、田野倉君。お世話になりました)の演奏にしました。

 

 うーん、ダメだ、眠いのと、明日に響くといけないので、3部作にします・・

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2016年3月25日 (金)

無事、終演。

Nec_1318上田、サントミューゼ小ホール

319日公演。

初台、東京オペラシティ リサイタルホール

322日公演。
どちらも関係者のご尽力の賜物、「有り難い」ことに、完売御礼(2公演とも完売はシリーズ初とのこと、感謝)で、無事に終えることが出来ました。

 

 人生に一度のことなので、振り返っておきますと。

 

 17日は、名古屋市民会館にて、現、常任指揮者ブラビンズ氏の就任ラスト公演、エニグマ()変奏曲ほか。「3年間、ありがとうございました」と思いつつ、朝から倉庫で楽器を梱包作業。GP開始前に、梱包を終え、助っ人に搬出を託して、GP。本番前に倉庫に戻り、積み忘れがないか最終チェック(積み残し、あった!セーフ)後、気を落ち着かせて本番。

 

 翌日は、朝10時から上田市サントミューゼにて、楽器組み立て開始(搬入部隊は9)の予定、に、上田に着くには翌朝に名古屋を出ると間に合わないので、終演後、都内へ。朝7時台の電車で移動したら間に合う・・はずが、湘南新宿ラインの遅延(20分缶詰め)と、上田駅を通過する新幹線が増えた影響により、到着が1時間遅れ・・幸先のいいスタート()

 

2782_868484186614904_61821898215009タイムスケジュールは組んであるものの、特殊な楽器が多い上に、セッティングも細かく、まず楽器が組み立て、並び終わるのに3時間強・・「これ、もしも1公演(オペラシティ)のみだったら、アウトだったな」と頭をよぎることが、何度あったことか。気付けば、神戸(市室内合奏団の本番)から直接来てくれた、圭君も到着。とりあえず、一緒にお昼ご飯に行く辺りで、音響チーム(田野倉君、宮沢さん)も到着。

 

 ホールリハ開始、昨日は練習が、ほぼ出来ていないので、頭と身体で思い出しつつ、楽器セッティングの確認が主な作業。音の響き方を気にしつつ、楽器の位置によって、お客さんの位置から見えないセッティングになっていないかも考慮して、配置。ヘンツェでは、録音と生音や、自分の声とディレイのバランスのチェック、

10371481_832633450199054_7883096154あと上田公演は、ツィクルスの楽譜を投影する幕がとても大きく、僕の演奏がサブにならないように気も使って頂き()圭とも数日ぶりに合わせ(彼は翌日に、紀尾井ホールで神戸室内の東京公演もあり・・)

10376196_868237979972858_2965993030夕方には、作曲家の川島さんが到着。渾身の「衣装」を見てもらいつつ、演奏(演技?)にアドヴァイスを・・段々ヘロヘロになりつつも、全ての曲のセッティングを確かめ、終わったら21時。少しの時間だけ、スタッフをねぎらいつつ明日の成功を祈った乾杯を駅前で行い(バッタリ明日来てくれる、高校の先生に会ってビックリ)実家で、睡眠。

 

 

 当初、19日は雨らしい、という天気予報だったそうですが。僕はソロとアンサンブルの本番で雨天だったことは1度もなく、「今回も必ず晴れさせる」と、願っていれば、通じたようで(^^;)

 

10417647_832050153590717_552790665710時からGP開始。今回の肝は、セッティング転換。前半、後半と、マルチパーカッションの大きなセットが2つずつあり、それを如何に、上手く(素早く)どけて、セッティングし直すか(休憩は20分)というところ。人数や時間に余裕があれば、演奏者は、最後の仕上げだけ手伝いたいところですが、どちらも余裕ない為、僕も休憩中に黒服で、スタッフのようにやる始末。しかもその後、早着替えもしなきゃいかん(イカンことはないですね、自分で決めたので)という・・


 GPには今回の委嘱作品の作曲者、鈴木優人くんも来てくれて(音だけは既に聴いてもらってましたが)実際の演奏を聴いた上で、音のイメージを確認しあう作業。等していると、あっという間に開場時間。親が差し入れてくれた弁当を半分だけ掻きこんで、本番。

 

 プログラムについては、次回。なんとか、ほぼタイムスケジュール通り(それでも休憩は20分オーバーしてただろうなあ、着替えを含めると)に終えて、というより、そのスケジュール自体がアンコールを含めると2時間強なので、長いのですが・・終演。ロビーで、色々な方に面会し(愛知からも大勢駆けつけてくださり、新潟、都内、地元からたくさんいらして頂き感謝)挨拶後、少しだけ片付けを手伝い、理事長さんを含めた、会食へ。

10985179_868237869972869_7202497484ホッと一息つきつつ、共演者や作曲者、スタッフと話をした後、ずっと片付けを手伝ってくださっていた、大先輩(翌日の仙台フィル公演の為に前入りして、GPから聴いてくださった)に事情を聞くと、「全搬出に、僕がいなくなった後も倍の時間がかかった」と聞いて、血の気が引きつつ(ということは東京公演後、0時退散か・・)スタッフ増員の案を模索。

 

Nec_1310翌日(練習用のマレットですよ、念のため)は、実家で急遽頼まれたレッスンと、野暮用(ヒントは真田丸・・)を済ましつつ、昨日の音源を聞いたり、どうすれば、火曜日の流れを上手くすることが出来るか(上田で1日半かけたことをオペラシティで半日でやるには)を、スタッフに指示出しをしながら思案・・当初は、一度名古屋に戻り、リセットしてから都内へ、と思いつつも、都内へ出る時間の速さを優先して、月曜に実家からダイレクトに行くことに。

 

 次回(Ueda to Hatsudai)に続く・・

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2016年3月 7日 (月)

完売御礼

 リサイタル終了まで、更新予定は、なかったのですが。こちらでも一応お知らせを・・

 大々的に宣伝して頂いた甲斐があり、東京公演は既に券がなくなってしまい、数日前のホール関係者席の開放(枚数未定)を待つのみになってしまいました(が、もしかしたら、こちらに知り合いからのキャンセル連絡がある場合もあるので、どうしても、という方は、左上からなどのメール連絡も受け付けています)

 上田公演は、まだ売り切れたという情報が全くありません(^^;)こんな記事も掲載されたようです。今(大河ドラマで話題の?)

上田も、都内からなら、新幹線で1時間ちょいですよ、なんて(2回目)・・

 本日、市民会館シリーズの4回目「Mahler」終了。この後は、1日ずつ休んで、定期、最後の市民会館シリーズ、翌日は上田でホールリハ。

 先日、とある方にソロの演奏を聴いてもらった際、何かの拍子に「~でも、窪田君はオーケストラのティンパニが好きなんやろ?」と言われ、その場では普通に「あー、はい」と答えたけど、今日、改めてその思いを舞台上で確かめた。オーケストラでティンパニを演奏できるありがたさを。楽器にも大いに助けられた&trp, hr, 皆さんブラヴォーでした、楽しかったです。

・・・その1時間後には、数日前に出来上がってきたsolo曲と格闘してましたが・・・

 刻一刻と。

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2016年2月28日 (日)

広報活動、からの

   今度のB→Cの為に、主催のオペラシティ財団(と共催のサントミューゼ)が総力をあげて、広報をしてくださっていますので、こちらでも紹介を。

クラシック系の演奏会の無料情報誌「ぶらあぼ」三月号(インタビュアーのオヤマダさんは、我が社のプログラムにも執筆してくださっているので、状況も理解してくださり、素晴らしく纏めてくださいました)、

Take_3全国のTOWER RECORDSの無料冊子「イントキシケイト」には山野雄大さんのインタビューで(彼も同じく毎月のプログラム執筆者でして…ラッキーでした、

Fujikura奇しくも左ページには、現Composer in Residenceの藤倉氏)上田のイオンのタワレコへGO!!

後はPipersという管楽器の雑誌や、昨日は遂に、あのヤホーにまで取り上げてもらって吃驚(次に載るときは…あるのかしら。。)

上田公演に関しては、ワークショップを取材して頂いた、信濃毎日新聞、東信ジャーナル、上田ケーブルテレビなどにも既に掲載(&放映)済。FM長野ではCMも流れている(いた)はず。

ここまで、ありとあらゆる(もう後はテレビに出るくらいなもんで)手を尽くして頂き、なんとか東京公演の方は、残席僅少(あとは段々、万が一の事態を心配しないと、直前、申し込みは危険ですので、お早めにお願いします)に差し掛かってきましたが、

問題は上田公演…全く考えずに予定を組んだのですが、世の中は三連休の初日なんですね。。しかも時期が時期(春休み)なので、お子さんがいる世代は「卒園式が…」「卒園旅行が(そんなのあるのね)」などなど、後は演奏や歌が趣味の方々はその自分達の練習があるようで…その時期、他の演奏会なども多く、なかなかチケットが伸び悩んでおります。。本当に、かなり大層なセットですし、ウィーン国立歌劇場で弾いてるヴァイオリニストも出ますし、都内からも、案外近いですよ?なんて…

是非、多くの方に足を運んで頂けるよう、引き続き頑張っていきたいと思いつつ、その時間は譜面との格闘に使わないと、とのジレンマとも闘いつつ…あ、一曲、まだ到着してない曲があるし…まさとさーん。。あの方も死ぬほど忙しいからな…

 2月定期は無事、終了、久々のドヴォ8、良い曲でした。来年のラインナップには7番もありますね、楽しみ。
翌、日曜日には愛知県芸にて、中村功さんのレクチャーへ。なんとお題は
「シュトックハウゼン ツィクルス大解剖」

もう、僕の為にやって頂いたとしか思えない企画(違)F町先生ありがとうございましたm(_ _)m

一応、そのうち演奏予定なので(爆)知っていた情報も少しはありましたが、功さんが演奏されるにあたって自分で訳されたドイツ語のシュトックハウゼン自身の論文の中身や、なにより作曲者自身と五年間も一緒にプロジェクトをやっていた距離感から体得されている言葉には、一つ一つ重みがありました。たまに話題を振られた時も結構ドキドキ…一時間オーバーしたレクチャー(四時間半!!)後、急いで山を下り、手を動かしに向かったのは当たり前体操。

 月曜からは川瀬氏の指揮で新人協奏曲祭。今年は六人、多過(´。`)月頭に演奏したブルッフをもう一度、名曲でした。
終わったら休みなく、彼の師匠である広上氏の練習で、allベートーヴェンプログラム。

…の本番は今日でしたが、平行してサックスアンサンブルの助演が昨夜。曲は「パリのアメリカ人」ガーシュウィンの曲の中で僕は一番好き。

Gakki_2サックス16人vs打楽器1人。質より量で対抗…両手両足、アンコールではホイッスルも吹いて、まるで、川島作品の予習をしている気分でした。。楽しかったけど!

サックスはソプラニーノからバスサックスまで、六種の響き(+ハープ、たまに打楽器)で、しらかわホールを満たしていました。打ち上げ、出られずゴメンナサイ…

Hiro
そして今日は東海市、なんと完売!客席が明るい作りなので、お客さんとの距離感を近く感じることができ、演奏後に「ブラボー」と推定5歳くらいの男の子が連呼してくれているのを発見することができました(笑)いや、本当ーーに疲れたんですがね、、ベートーヴェン、偉大です。

そしてそして、、予定ではそこから(太田川から中部国際空港は近い)飛行機でひとっ飛びで
N(名古屋)→K(鹿児島)だったんですが。

KはKでも、まさかのKekkou(しかも、前日にメールが来るという、、ジェット○ター、流石です)
神様、いつも試練を(ネタを!?)ありがとうございます(´。`)

代替便では予定に間に合わないし、仕方無く陸路で鹿児島入り…いつぞやの文化庁公演以来でっせ…腰が痛い。。岡山とか広島とか、めっちゃ近く感じる(笑)
Bento
コンビニ弁当だけど、九州限定をなんとかゲット(2個、余裕で完食)、総移動時間、6時間半。

もう、こうなってくると、「隙間時間」とかではなく、全ての時間にやるべきことを詰めての生活。しかも本当にこういう時に限って、イロイロな予定してなかった問い合わせが来る。全部受けるのか、何を優先するのか。何こそが誠意(善意?)で、自分のキャパはどこなのか。お前は何がしたいのか?本当に大事にすべきことは何なのか?

問われてる気がします。

神様、とりあえず時間を止めて(^_-)

というわけには、いかないようなので、これから三週間、(余程のことが無い限り)更新なしで走り続けます。
その時、その時に、全力、全集中力を出し切れますよう(体調管理しないと!ニンニク注射、効くらしいですね(笑)奥の手かなあ…)頑張ります。

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2015年12月11日 (金)

Bach to...

 Contemporary。

 既に来年のラインナップも発表されましたが、今年度、最後の「B→C」公演(第180回目)に、出演させて頂きます。

 一昨年に自主で3ヶ所リサイタルをした時には、この時が来ると予想だにしておらず‥ただ、ひたすらがむしゃらでしたが、ノミネートのお話を頂き(最終的に候補者の中から審査で選ばれます)、決まったのは昨年の5月位?
 大体の曲と、プログラミングのコンセプトは伝え、曲目を完全に決めたのが冬だったかな。

  歴代の出演している打楽器奏者の方々、
まさに現代打楽器演奏の大家になられている、中村功さん(2月から愛知に滞在されるそうで、お会いできるのか楽しみ)を始め、神田佳子さん(も年明けに名古屋で東京現音計画をされるので、伺う予定)、海外で活躍されている竹原美歌さん(の回は聴きに伺ったなあ)、芸大の先輩でもある片岡綾乃さん、藤井はるかさん(は昔NYに行った際は御世話になりました)、マリンビストの小森邦彦さん、塚越慎子さん、そして、同じ立ち位置、というと、おこがましいですが、「オケマン」という意味で!N響の竹島さん(自作曲まで演奏されてるので、次元が違いますが)という面々。



  比べる、ことではないですが、この機会に、僕が出来ることは何か?これまで見聞きしてきて、演奏してきて、「ソロ打楽器リサイタル」で、自分が取り組みたい、且つ、聴きに来てくださるお客様に伝えたいものがある曲は何か、制約は自ら作り(日本&独国作曲者のみ)、後に障害も出てきましたが(時が来たら話します)、乗り越えて組んだプログラム。

‥また、いつもの如く「一曲多い」気が、しなくもないですが。。

  共演者(とは、大学入学式前のソルフェ組分け試験の時からの仲‥八年越しの念願の共演の為にウィーンから呼び寄せ、田野倉君とは一年以上前から打ち合わせ)も期待して頂きたいですし、通常の演奏会とは違う試みもする予定(また演奏会後にでも後日談で載せます)です。

 今回は年に二回ほど行っている、地方公演にも選んで頂き、昨年オープンしたばかりの上田のサントミューゼでも演奏させて頂きます(むしろこちらの方が3日早い‥)まだ建物の中には訪れたことがないという‥年末に覗けるかな。

 たくさんの方の御来場、心よりお待ちしております。

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