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2021年4月 1日 (木)

青春の輝き

年度末の3月。今年は、色々ありました(3月中に振り返れず、エイプリルフールも終わってしまう)

 3月定期(大曲2曲)は、今期最高人数のお客様と共に。東京公演に向けた気合いも充分で、臨みました。2日目終演後に、都内へ移動。1年以上ぶりの北上。

Img_18033209 サントリーホール、本当に久々。名古屋の芸文コンサートホールが好きな方は内外に大勢いらっしゃいますが(ぼく個人的には、奏者としても聴衆としても、「そつなく綺麗に聴こえてしまう」印象)、やはり、入れ替わり立ち替わり世界のオーケストラが毎日演奏していた(今は外国勢が来れないけど)、シビアさを併せ持った、このホールで演奏できるのは格別。課題が沢山でしたよ、ええ。

Img_18043216 バックステージに、改修後からこの大きなパネルがあり、今回は作成者のそっくりさんに写真に入ってもらいました(笑)

 

Img_18173188 その後、名古屋に戻り高校の定期演奏会にゲスト出演した後(Mahlerの交響曲2番「復活」より抜粋演奏。コロナ禍以降では世界初ではなかろうか。後日、新聞にも掲載されるそうです)今度は、都内に5泊。小澤塾記念演奏会にOBとして声をかけてもらいました。

Img_18133217 本当に不出来な塾生(中国公演が有った為、そちらのパンフレットより)でしたが、僕の行かせてもらった年(2005)に参加していたOBもチラホラ、そして指揮は宮本文昭さん。本当に凄い気迫だった、という陳腐な感想しかいえない位、生き様を表した指揮でした。現役の塾生も勿論ですが、コーチ・OBOGも、一期一会の瞬間に、「命を懸けた」演奏会となったかと(あんなに長いカーテンコール、人生初だったかも)こちらのインタビューが、身に沁みます。いいとか、悪いとかではなくて、既存のオケが既存の路線に向かっていってしまう空気というのは確かに存在する、というのが分かった、この10年。もがく人も多いし、だから飛び立つ人がいるのも理解できます(僕?はまだまだ達観できそうにない)

Img_18633210思い返せば2005年、深町さんにお声がけ頂き、今回の会場だった東京文化会館にて、「エレクトラ」の練習トラ(GPからは左に映っている故E. Firth氏が来るまでのローテーションで)をさせてもらったところが、今回のご縁の始まりで。

Img_18823218_20210402013201 その時にサインしてもらったマレット(大事に使わないでおこうとしたら、「使って!」と言われて使ってます)で、エグモントの最初の音は演奏。彼のSKOでの演奏はコチラ

 滞在5泊中4泊は緊急事態宣言下だったので、ご飯を食べるところが20時には閉店、リハーサルが毎日16-20時だったので(フルに行わない日もありましたが)3日間はお弁当を持ち帰り、ホテルで食べる日々。。毎朝、朝食に豊洲市場から新鮮マグロが届くプランだったので、朝をしっかり!の健康生活(^^; 

Img_18323195 こんな状況だったので、大勢で面会というわけには行きませんでしたが、大学も外面だけ見てImg_18243190_20210402012101

Img_18763203 先輩(今月の「アホ」、楽しみです)後輩、何人かとご飯やお話ができ、刺激をもらいました。

Img_18513198 上野駅前(判りますか?ワイドで撮った為、怖い写真になっちゃってる)もすっかり綺麗になっちゃって・・

 

Img_18913204 帰ってきたら、また今度は別の学校の定期演奏会にソリストとして呼んで頂き、一昨年も演奏させて頂いたこちらの曲を、演奏させて頂きました。去年はコロナの為に、中止になってしまったという学校だったので、数曲は、その時に出られなかった3年生も加わっての、感動的なステージ。アンコールまで図々しく参加させてもらっちゃって、10代の若さをお裾分けしてもらえた・・かな。もうそろそろ、下手すれば親世代ですからね・・

 

月末は無事に開催されたコンテストの審査。これまでずっと録画審査だった今年度、最後の大会だけは、通常開催となりました。やはり、飛沫を懸念した影響なのか、打楽器アンサンブルの団体数が異様に多い!中高合わせて、99団体中36組!恐らく歴代最多でしょう。嬉しい反面、苦笑いの審査員も()しかし、総じてレベルは高かったと思いました。特に高校の打楽器(北陸勢)は、かなり完成された演奏が多くビックリ。「魅せ方」まで研究している、というか(好みは分かれるでしょうけど)

他の審査員の先生方より、僕は疲労感が少なかったようです(^^;色んな学校があり、最後はなんとも言えない感情になってましたが、総じて充実感あり感謝。

 

 

・・・という、3月は塾もあり、若人に感化された月間でした。「青春の輝き」と訳された曲もありますが、、この曲も、この曲も、実際に僕が生きていた世代よりは前の曲なのに、何故か「青春の1ページ」の感覚を引きずり出されてしまい、ホテルで洋楽三昧だった春の夜長。

そういえば、四半世紀ぶりにラストを迎えたエヴァも観に行きました。中学時代はハマってなかったけど、今、再放送も観てるという・・・

 

ニュースを見てたら、甲子園も決勝でしたか。明豊、惜しかった!4月以降の話は、また改めて。

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2020年11月26日 (木)

ガラシャ

 勤労感謝の日(勤労できることに感謝しました)も過ぎて、また段々曜日感覚が薄れていますが・・

2_20201126230701 11月の定期も無事終えて(2日目は完売だったそうです、色んな要因がありますが、お客様に足を運んでいただけるのは感謝)翌週は、同じ芸文でNHKの収録でした。他の日本各地のオケも収録していた中、うちのオケが収録→放映が超短いスパン過ぎて、こちらで宣伝する間もなかったですが・・・噂によると、来年3月14日にBSで再放送するそうです(その日はサントリーホールでブラ4ブラ1を演奏している予定)もしお見逃しの方あれば、是非・・

 6 そして、先週は紅葉が満開?とは言わないか、しかし、見頃の季節に一週間京都に滞在していました。こちらの公演にて。

 このプロジェクトが僕のところに来たのは6月中旬。業界はコロナ禍で身動きもとれず、という最中でしたが、主催兼主演の田中さんから(以前から別の件で打ち合わせはしていましたが)話があり、標題の「細川ガラシャ」を題材にしたモノオペラの書き下ろしで、当初から、「世界(公演)」を意識した規模や編成であることなどを説明頂き、打楽器の担当という任を頂きました。作曲段階からお話できるということで、数ある打楽器の中から、用意しやすいものと、そうでないもの等の確認もして・・・器楽担当は加藤昌則さん(ピアノ担当)を中心にチェロとフルートと、打楽器というカルテットになり、初めましての方もいる中で、16日の初合わせ。そこそこ打楽器の量があり、組み立て⇔バラシが大変でしたが・・

 事前に色々調べてました、というのも、ちょうどその週に京都にいられれば、12月3日の合わせが出来るので!地図を見て、ホテルとリハ会場2つを見て、どう移動すればいいのか・・なんとレンタサイクルがあるではないか!しかも滞在中でちょうど借りられるプランがある・・

10 ということで、名古屋のみならず、京都でもずっとチャリ移動でした。お尻付近に負担はかけるのだけどねー便利なのよねー

滞在させて頂いたホテルは、こちらの記事にあるところ。京都の繁華街にあるとは思えない空間で、辿り着いた時には驚愕でした。

7 田中さんの優雅な写真とは打って変わって、こちらはというと、部屋でせっせと中山との合わせの為の道具作りほか・・それでも空き時間を有意義に使わせてもらえたのと、京風のおもてなしには感謝・・

 4_20201126230601 毎日、相方に無理を言って、午前はデュオ合わせ、午後はオペラ合わせという日々でした。

 9 そうそう、合間に、大先輩にもご挨拶に伺ってきました。来年喜寿を迎えるとは思えない若々しさ・・

 リハ終盤で升さんや能楽師の林さんも合流され、前日から上賀茂神社で合わせ。世界初演の曲、というだけでなく、舞台なので、演出から何から全てが初。モノオペラと言えば、以前、プーランクのこの公演に携わったことを思い出したけど、この時は指揮者いたからなあ・・指揮者がいないということは、簡単に言うと「キュー(合図)出し」をしてくれる人がおらず、歌ってる人、演じてる人、奏してる人が、それぞれの音や間合いをキャッチして役割を果たさないといけないということで。。なかなかに痺れました。器楽側は作曲家であられます加藤さんがいらして下さったお陰で、かなーり助かってましたが。

5_20201126230801   初日、一週間のうちになんとこの日のみ「雨」の予報でしたが、段々と雲が動いてくれて、当日の昼過ぎまでは降ったものの(一時期はかなり激しく)公演の間は降らず、楽器側には天井がありましたが、お客さんには無かったので、晴れてくれて本当に良かった。。演出の都合で、かなり暗く、乱視矯正の入ってないコンタクトだと、こんなに見え辛いとは・・色々勉強になりました。。

 翌日には京丹後へ移動。全く足を踏み入れたことのない土地でしたが、たまたまヒストリアで放送していたガラシャの回も見て色々予備知識があったこともあり、楽しみに向かいました。会場で音合わせをして、夜は主役(はイタリアの演出家とzoomで打ち合わせをしており)が不在でしたが、用意して頂いたお弁当を頂きながら、「広い会場(本当ーに)」でメンバーと最後の打ち合わせ。

 11 翌朝、時間があったので、なかなか来れないであろう、天橋立を電車で観に行くも、全景を見るロープウェイは人だかり・・・チケットを買ったものの、泣く泣く断念して帰ってきました。雰囲気は感じられたので、良し。

 Thumbnail_image 京丹後公演も盛況の内に終了。全体写真も撮った筈がまだ頂いてなく、とりあえずカルテットのメンバーで。次はウルグアイ公演でお会いしましょう!?

 次回は(実はもうチケットが僅少という噂の)Distance Percussion Duo!!について、記す予定・・・

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2019年11月18日 (月)

現実世界は程遠い・・

豊中リサイタルの翌朝、楽器をとりあえず倉庫にバーっと運転手と2人で降ろしきって(考えて降ろさなくて良い程の広さに感謝・・)20分後にはマリンバと小太鼓、そしてブラックライト(笑)を積みなおして、上田へ。疲れが取れきってるわけ無く、一人での3時間運転は堪えるものがありましたが、無事に丸子町到着。翌日に

 


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こんなコンサートがあり(実は誤植があります、どこでしょう※)、それに合わせたワークショップということで、近隣の小学校へ向かいました。昨年のKUBOTTAで初めて音楽村へ来てから、もう10ヶ月も経ったとは・・

 

マリンバと、学校の楽器を用いて45分、手作りのウェルカムボード(写真撮り忘れた・・)と共に、4年生が静かに真剣に聴いてくれて感謝。次の日の宣伝もしてから(その甲斐あり、ちゃんと翌日来てくれた児童も!)会場へ。

 
Img_2554e_20191118012602 その日は合わせもしつつ、少し早めに終わり、明日に向けて前哨戦の乾杯(も車なんで飲めず)をして、実家へ。

 

 

翌朝。

Image1
午前中は予報を覆し、晴れていましたが、段々雲行きが怪しくなり・・

 

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ホワイエに座っている(笑)坂本龍馬、立派。

 

90分ちょいの本番。先日の大雨での被害に対する募金の案内をしてからの

 

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初めて(この2人で)演奏する曲やら、

 

201910191451341
数日前に演奏した曲やら(笑)

 

201910191451344

 

折角なので、ソロも弾いて貰いました(彼は来年度の我が社のソリストでもあります!)

 

201910191451342 今、話題のあの曲もやって?
盛況な中、終了。館長さん初め、スタッフの皆さんにお世話になり、来年も再会できることを祈って(またお知らせします)名古屋へ。旅芸人の移動距離&眠くなれない程の大雨の中、帰宅・・

 

 

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翌日は1日(文字通り、朝9時前集合、19時前解散!)、審査員でした。前回は、2年前に中学の部はお引き受けしましたが、初、高校の部。前日に一通り課題曲も聴き、スコアも見て・・センチュリーホールは家から10km弱。雨が降らなかったので、いつもと同じくチャリで。。普門館から移って以来、初の審査員、自転車通勤だったのでは?と事務局から言われましたが(笑)

 

前回と同じく個々の講評などは、一切記しませんが、今回の方が、審査が難しかった印象・・課題曲の楽譜を変えて(るように聴こえ)た学校にはビックリ・・そこまでするかね。勿論、心に迫ってくる演奏が幾つかあったので、疲れた中にも充実感はありました。個人的には、お弁当のボリュームがもう少し欲しいかな(じゃないとスタミナもたない・・)

 

 

また次回に続く・・なかなかリアルタイムに追いつきません(笑)

 

 

※団体としては、管弦楽団でなく交響楽団が正式ですが、本来は「フィルハーモニー」が入っているので、管弦楽団、が日本語としては適当なんですよね(今の名称のまま英訳すると、Nagoya
Philharmony Symphonic Orchestra
という、言うなれば

ビーフ シチュー
ストロガノフとか、カフェ・オ・レ・ラテ、みたいな奇妙な名前なので(笑))

いつか改名するの・・かな?せんやろな・・

 

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2018年11月22日 (木)

光陰矢の如し

って、感じです。この調子だと、あっと言う間にくぼった、そして年越しの予感。

ニンフェアールの演奏会が、一週間以上も前だったとは。「初めまして!」の、しかも海外の方と、初演曲を演奏するという珍しい体験。譜面(フヅラと読みたい)からだと、イメージは判るものの、打楽器は持ち替えも色々あり(両手両足で出来ることには限界もあり)

45751573_10156751128188426_222961_2Vib.
の余韻を残したまま(ペダルは踏んだまま)こちらの手の弓を音を立てずにマレットに持ち替えながら拍を数えつつ譜面をめくる…

 
というような脳トレを、時間芸術の中でやることに、ポジティブな気持ちで向かえるようになります()

勿論僕だけが大変な訳ではなく、他の奏者も特殊奏法は勿論、打楽器(マラカスや石!)を演奏したり、楽器間での紡がれたアンサンブルなど、


46106997_10156751129833426_366917_2指揮(降り番のピアニストです)に助けられながら、終演。



46068203_10156751065313426_359548_2他にも、(バス)クラリネットのミルコとのデュオ(ところどころ吹き振り)や、久し振りのパガニーニ・パーソナル、楽譜が手元に来てから、ようやく念願叶って音が出せた山本君の作品など

45858256_10156751116498426_678514_2(譜めくりを軽減する為に、タブレットを使用、こちらは右足でVib.のペダル、左でタブレットの譜めくりペダルと、手には六本のマレットで、満身創痍。。)

苦しみながらも楽しんだのか、その逆か()いずれにせよ、貴重な機会を下さった伊藤さんには感謝です。

45992146_10156751441143426_72067603打ち上げにて。再演でいつかミラノに呼んでくれるかしら…



Nec_3317翌日から、沖縄離島ツアー。今年度の文化庁の最終公演。今年もめでたく全乗りでした。事務局と打楽器以外にそんな人いるのだろうか。。

 
空き時間に(どころか居残って)南の島観光をしてる方がほとんどだと思いますが、寝る間を惜しんで編曲。


12しかも、場違いな感じのする「そりすべり」・・

 



 宿泊は石垣、演奏は西表。食事以外の外出、唯一の楽しみだった、星を観に行くと、蛍と遭遇!

13翌日、船で西表へ。イリオモテヤマネコどころかイリオモテノラネコも見ない、


22バスで移動の数時間の滞在でしたが、島の小学生たちとの共演に元気をもらって、また石垣へ。八重山そばアグー豚は頂きました、南に来ると豚をよく食べる・・

 

 帰ってきて、レッスンとリハーサルをしていたら(うち1日、都内にくぼったの合わせにも向かいました。新曲が両方とも出来上がっており、その音出しへ)

もう今月の定期。

 

 最初に演奏するショスタコーヴィチのスケルツォ(作品番号1・・半分習作では)は初めて演奏しますが、残り2曲は、名フィルの定期で既に演奏済み(しかも、その時と全く同じパートを演奏します(笑))、段々そんな年齢に僕もなってきているのだなと実感・・

 ソリストは、先生達のサポート体制がすごい(笑)

 

 さて、来年の手帳を買わないと・

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2018年7月 5日 (木)

沖縄編

こちらは前ほどのドラマは無かったですが(^^;)

月曜は夜19時の便で出発、空港から飛行機に乗るのを、嬉しがってSNSに投稿する、「空港おじさん」という人種がいることを最近知りましたが、俺だ。。

Nec_3134行きは、アムロジェットでした(もしかしてレア?わざわざ座席頭部シートを持ち帰ってるお客さんもいたので・・)








ホテルのフロントで、周辺の説明を受け
「こちらの道にはファミリーマートが、逆にはローソンが…」と丁寧に教えてくださるので、
「セブンイレブンは近くにないですか?」と言ってしまったところ、少し間があき
「…セブンイレブンは、沖縄県にございません」
と言わせてしまい

Dgoktrbuyamhx1o「!!そうなんですね、わかりました~」
のやりとり後(モノレールの駅に、セブン銀行のATMがあったので、てっきり…)、ラーメン終止。。






翌朝、小学校までバス移動後、体育館にて本番。
Nec_3136風が通るところは、そこまでの温度ではないですが(湿度はすごい)、舞台上は、風が通らない…




Nec_3140しかし、この空の青さをご覧アレ(無修正です)終演後、またバスで美栄橋へ。







実は、数ヶ月前、手袋を無くしまして…しかもそれは生徒たちがプレゼントにくれたもの。。無くしたことがショックでしたが、なんとかならないかと思い、ブランドに問い合わせたところ、
「正規ショップは販売終了しているが、アウトレット店なら、残っている『可能性』がある」と言われ、向かえそうな店に片っ端から電話したところ、

うちびなーアウトレットに、似たものがあるとのこと。。その時点では、向かえる確約もなく、とりあえず電話を切ったのですが、思い切って向かうことに。

Image1ありましたよ・・南国で売れていなかった、最後の1組が・・、しかも前日から割引額が30%→50%になったとこだという。。神様、ありがとう。そして、生徒達も、かなり値の張る品をありがとう・・

Image他にも、折角大きなアウトレットモールだったので、衣装を物色。使えそうなものが2着ほど、心残りなのは、凄い値の張る、しかしすごいセールになっていて、頑張れば購入できるか、と思っていた、某ブランドのシャツが、サイズがLしかなく、泣く泣く見送ったこと・・世界のどこかに、あれのMサイズはあるのだろうか。。

Image2夜は、国際通りへ繰り出して(高校の修学旅行で来て以来、仕事で2回ほど来てましたが、こちらまでは来ず)先輩と、この時の打ち上げを豚と牛で!



翌日、もう1校の公演は、体育館ではなく、近くのホール。文明の利器(クーラー)に感動して、公演を終え、帰路へ。

Nec_3149少し、お土産を買い、うろ覚えで、「確か紅芋ソフトを食べれる場所が空港内にあったなー・・」と、案内所で聞くと、出航カウンターの傍に2店舗あると。

・・思いの外、微妙な味でした(^^;)もう1個の方だったかな・・

 無事、帰宅のち、翌週のベートーヴェン(もう終演しました、名古屋)へ。


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2018年6月26日 (火)

自然に翻弄される

定期は無事、終了。初日は序曲が終わっても、暫く拍手が来ない、に対して、協奏曲はソリストが五度ほど呼び戻されるという、名古屋独特の文化は健在でしたが(^^;)終演後の、小山さんのサイン会まで好評だった模様。

週明け、今年度のウチの文化庁(主催、本物の芸術鑑賞事業)の公演場所は、南九州&沖縄。月曜午前にリハーサル、の予定が、大阪であの地震…最初、祖母に電話が繋がらず、心配しました。。なんとかリハーサル&これから向かう学校の校歌録音を終え(新幹線ストップだったので、来れなかった人は現地リハのみ)、少し大学でレッスンをしてから、17時前の新幹線→21時過ぎに博多へ。

以前、九響の方に教えてもらったラーメン屋に、足繁く通い(そこから2km歩いて)ホテルへ。

翌朝、鹿児島まで移動。その地域に伝わる伝統芸能(小学校六年)とのコラボあり、元気なボディパーカッションとの共演あり、雨の体育館でのチャイ4-Ⅳあり…と終え(※)、夜は日本代表を応援してから(大迫選手、鹿児島出身!)就寝。

翌朝、7時過ぎの路電で港へ。

15 トッピーロケットに乗り、「状況によっては、引き返します」(!!)という大荒れの天気の中、人生初、屋久島へ。

行く前に、少し下調べをして(この日は公演が無く、移動のみの日だったので)レンタサイクルを申し込み、港に迎えに来てくれたおじさんに「宿どこ?カッパ持ってる?」などと、親切に送迎して頂いて、小雨(大雨?)降る中、とりあえず出発。

港で、阿部寛ナレーションの島のプロモーション映画(大きなスクリーンで迫力アリ)を20分見てから、10km弱走るも、ほとんど車とすれ違わず、自転車なんて皆無(半分、嵐ですから…)

12 やっと一つ目の滝に到着。普段なら雨が凌げる場所も、風で微妙…段々お腹が空いてくるも、コンビニはおろか、店がない(笑)やっと見つけた店で、販売していた手作りお弁当を購入するも、そこでは食べれないと言われ(これが結果オーライ)、そこから山道2km登ったところに「展望箇所があり、休憩所がありますから~」と言われ向かうも、空と海が同じような天気、携帯も出せないような状況でどうやって弁当食べろって言うのよ。。

登る、ということは、下るので(笑)また海沿いまで降りていき、少し雨を防げるところで、息も絶え絶え、座る場所がなく、自転車を停め、立ち弁(/_;)をしていたところ…

知らない車が駐車場に。。なんとVn川上君とVc啓さんではないですか。
(※)丁度、前日の終演後のバスで、「明日はどういう予定?俺はね~」と、川上氏に今日の予定を伝えていたおかげで、

道の陰で、自転車を停めて、カッパを来たまま、弁当食べてるメガネがいる…

と、止まってくれたとのこと。。レンタサイクルをした時点で
「万一、自転車で帰還できないと思ったら、この自転車は折り畳めるので、それでバスに乗って帰ってきてくださいね」と言われてたのですが、
もう既に疲労困憊&風邪をひきそうな雨水&汗だったので、
しっかり、折り畳んで、一人と一台を積み込んで頂き…そこからは三人旅。もし店内でお弁当食べてたら、6 この後の景色は見れなかっただろうなあ…






チャリで30分以上かかるアップダウンを越えて(笑)日本一ウミガメが来るという砂浜へ。13


7僕を助けてくれたお二人と…




8その後も灯台を観に行ったり、山道では人慣れした鹿やThumbnail_image3
猿を見ながら、数十km...

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Thumbnail_image2 日本の滝、百選に選ばれた、この滝が一番見応えありました!
雨が凄かったこともあり、水も凄い量…Thumbnail_image1






Image 島内に多数ある、カフェに寄って、宿へ。温かい湯船に浸かり、無事、翌日の本番を終えました。

本島に戻り(帰りのトッピーはなんと穏やかなことか)鹿児島在住の知り合いと夕食を共にして、翌朝、名古屋に戻り、午後からレッスン。

自然に翻弄された一週間でしたが、今週は沖縄。。どうなるかな…

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2018年5月17日 (木)

5月徒然

北陸から連れ帰った風邪も、10日ほどたって、ようやく完治か・・というところですが。

GWのMozart三昧は、記憶に残る出来事でした。音楽祭のオープニングのコンサートから、完売公演2公演(両方、アシュケナージ指揮、辻井君のピアノ)など、響きのいいホールで万雷の拍手を受けるという、ありがたい経験の他、


Image4ザルツブルグからやってきたMozartエウム管弦楽団の方々(Fgに先輩がいらした関係もあり)とも親しくなり、最終的にはティンパニストと、サシでお好み焼きを食べに行くという・・

もう何十年と来日していて、「Mr.オカダの勤めている大学に行って、模擬オーディションに立ち会ったこともあるよ!」と言ってました。どっちの大学?そんな彼も今年で定年予定。親しくなるティンパニストはそういう年代の方ばかり(笑)交響曲36番「リンツ」を客席で聴かせてもらい、パンチのあるサウンドを堪能しました。魔笛抜粋(一昨年の公演に乗っていなかったので、勉強になった・・)や、レクイエム、未完成なども、1日2公演で、最終日などはあまり記憶がないですが(@_@)貴重な日々でした。

Image6Star Warsの日(May the 4th)も今年はホテルで迎えました。13種のおもちゃが当たるチョコエッグ、8個もらって、開けたら7種違うやつだった話、フォースの加護があったとしか思えないんですが・・

Image5
野外のステージも含め、音楽祭の盛り上がりを体感し(時期が爽やかで、もってこいの季節)これと同じような事を名古屋で実現する可能性は・・?などと考えてしまいました。





Image3翌日、午前中のみ少しだけ観光して(それが風邪のもとか)、帰宅。Image2


その週は、4月に稼動した褒美?により、出番でなかったので、週末の四日市とフェスティバルの準備に。





加藤さんには、曲を委嘱させて頂いたことと、一緒に食事(祝勝会)をしたことはありましたが、共演は初めてで、吉田さんとは初対面でした。何故、この組み合わせを加藤さんが希望したかが、判るプログラミングで、

Image1前日夜からホールでリハーサルをさせて頂き、四日市名物?のハマグリのしゃぶしゃぶを初体験し、翌日本番。土曜の昼間だったこともあり、最前列の小学生のお客さん含め、多くの方にご来場いただきました。加藤さんは既にこのホールでレクチャーをされていたこともあり、お客さんも含め、慣れた雰囲気の中、

Image「一発屋(手にしているおもちゃ等使って、そんなことばっかりやってました)」としての職責を果たしてから、その足で、名古屋音大に向かい、翌日のリハーサルやら仕込みやら・・

楽器の出し入れの際には降っていなかった雨も、翌日は土砂降り。こんなに降るかねってくらい・・

午前中は課題曲クリニック、午後は生徒の演奏を聴いたり、楽器屋さんのブースを覗いたり、自分の演奏をしたり・・と。終わって懇親会で、発表された来場者数、過去最高だったとのこと!良かったですね~、定着させていくこと、大事ですね。


 そして、今週は定期。アンドレアスと話してる際、
「東京でポストを持っていた指揮者の『ウベール・スドゥーン』って知らない?彼は昔、僕のオケのシェフだったんだよ」と、フランス風の発音で言われた時は一瞬「だれ?」と思った中、気付いて
「名古屋戻ったら、彼が定期に来るよ!」と、話題になった、日本の発音だと「スダーン」氏。僕は初共演です。
 モーツァルテウム管弦楽団に在籍している先輩が
「このオケは、皆が自由に伸び伸びと音楽を表現する。それが本当に素晴らしいところだと思う」と、誇らしげに伝えてくれ、その演奏を、(たった数回ですが)目の当たりにしてから、今回のリハに臨むと、その歌心溢れる表現をオーケストラという枠の中で行うことが、如何にハイセンスかを感じる、今日この頃。
曲目はモーツァルト3曲(先日やっていない序曲をまた演奏できる楽しみ&ホルンの凄腕ソリスト)と、チャイコフスキーのマンフレッド交響曲(ロミジュリの序曲のような、悲愴のような、なんともいえない旋律が色々出てくる情熱的な曲です)

 突然、飛び込んできた友人のお兄さんの急逝の知らせ、持病がないような人でも、身体に負担がかかっていると突然死もありうるようで。。かと思えば、先日フェスティバルでお逢いしたのは御年83歳でもスイスまでスキーに行く高校&大学の先輩の打楽器奏者もいたり・・

 どうなるかわからずとも、その時まで、明日(明後日)も悔いないよう頑張ります。

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2017年9月22日 (金)

インプット、アウトプット

静岡南下ツアー(文化庁公演)。終わりました、四泊五日。ちょっと長かった、海外行けるほどの期間ですから。

 

Nec_2563実は最初の小学校は神奈川県でしたが、利便性からか、前泊は熱海。人生、初熱海。一応、温泉のあるところに泊まり、貸切かけ流し温泉がある!なかなか快適に浸かり、翌日から四連荘。



 90分のプログラム、事前にワークショップには行ったり、途中に休憩はあるにせよ、小学校低学年が皆ずーっと静かに聴いてるのは素晴らしいですね、僕は無理なガキでしたから(´。`)
しかも最初の2日間は相変わらず体育館が暑く…奏者も壇上は風が通らず蒸し、恐らく地上に固まって座ってる児童も大変、、でも集中して、参加プログラムもやってくれて感謝。

Nec_2569最後の浜松の夜には地元の方との会もあり、今後の展望を話したり。実現するといいな。

毎日、演奏はしてましたが、空き時間も多かったので、本を読んだり映画も観たり、少し観光したり?(静岡県庁隣の展望台向かったけど、曇っていて富士山見えず…)してました。



DVDで、バーンスタインのオムニバスを借りてたこともあり、彼の関係書を二冊。先に、以前から気になっていたものを読んでから、その後、こちらを読み、今までなんとなく知っていたバーンスタインの、栄光とその最期の辺りの人生が垣間見れるような本を立て続けに。オムニバスで、ブラームスを振っている時には、ほとんど僕と同い年。持っているコチラ(amazonの回し者ではございません)を読み返したくなりました。その他にも「海賊と呼ばれた~」や亡くなられたティンパニ奏者の自伝も読みましたが、そちらは割愛。

 

前後しますが、人の演奏会にも足を運びました。

 

Img_20170828_144951大学院生のリサイタルや(まあ、こちらは監督仕事兼務) 

 

 

 

Nec_2578昨日は日本初演の打楽器協奏曲を含む、コンチェルトの夕べ(どちらも名古屋音楽大学関係)、前者も面白い内容でしたが、お客さんは疎ら(平日の夕方ですし)後者はこれまで芸文コンサートホールで行っていた(キャパ1800席)のを、しらかわホール(キャパ800・・)だったので、ロビーで整理券が出る状態・・極端でしたが、どちらも無料。場所や時間、宣伝について、考える機会に。

 


9月頭には会うのは13年ぶりになる、PMFで一緒だった西村氏のリサイタルへ(こちらも満員札止め)。歳は2つ下、しかし彼は芸高→ほとんど大学に来ないまま、ドイツに行って、今では3つ目のオケでコンサートマスターをしているツワモノ(生まれが名古屋)

 

P7150067僕はPMFで一緒だった印象が強いけど、彼は高校時代に、副科で打楽器をとっており、某先生にコテンパンにされていた僕(当時20歳)の印象が強いらしく(笑)しっかり覚えられていたので、

 

 

 

Img_20170901_224050時の流れを感じなかったわ(^^;)リサイタルに向かう前日からバーンスタイン関係の資料を漁り出した偶然(PMFはバーンスタインが創設)来年は生誕100年のアニバーサリーイヤーですからね、彼の曲も各地で演奏されることでしょう、楽しみ。

 


また来週も、今年度最後の文化庁公演。毎回の楽器紹介に試行錯誤中・・先日はワークショップにも向かった学校で、本番前に控え室でお昼を食べていたら、隣の音楽室から鉄琴や木琴の音で

 

「レッファラッドレッファー・・・レッファラッドレッファー・・・」と延々繰り返される音が聴こえてきて、最初は、なんのこっちゃ判らなかったんですが、途中からピアノの子がBメロを弾きだしたので、急いでお弁当を終わらせ、初挑戦。今度の学校もご当地ネタがあれば良いんですけどねぇ。

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2017年4月17日 (月)

リミット

Nec_2114新年度も始まって早2週間。桜も段々葉桜に。






 4月は、年度の変わり月の為、社会の雰囲気が落ち着いてないからか、演奏会の数が少ないことが多いのですが、個人的に前半は忙しく過ごしていました。

Nec_2060_23月末も上田公演に名フィルで向かい(またしても、少し雪、もう名フィルメンバーも然程驚かない(笑い))地元の学生との合同演奏あり、暖かく(いや雪で寒かった)迎えてもらいましたが

17554369_1148048021990511_541683562翌週も続いて、上田へ。上田市出身者で構成されたU演奏家協会というところが主催の演奏会、前半は声楽の方々が、後半は打楽器アンサンブル(今回は諸般の事情で4名)




Nec_2071前日からホールで練習が出来るということで、母校の上田高校から大型楽器をお借りする事情もあり、百瀬先輩による現役生への講座アリ、そこから楽器を移動して、リハーサル。

Nec_2073_3約1年前にリサイタルをした小ホールへ再び(大ホールへは先週来た(笑))

 

30当日は、ほぼ満席のお客様の中、前半も後半も曲の解説つきで、盛り上がっていたようです。

53写真は、「野菜の気持ち」という曲で、「シイタケ、しいたけしー、たけ志ー、健志ー」と、自らの名前を連呼する図。

56上田は今回の出演者の他にも、黄色い打楽器教本で有名な塚田靖先生や、愛知県芸准教授の深町さん等、活躍されている方や、音大生含め、打楽器奏者がかなり多い・・上田の七不思議の一つとか!?

57最後は、声楽の方々(&会場の方)と、「信濃の国」を合唱してお開き。ご尽力頂いた、出演者&制作サイドの方に感謝。ケーブルテレビで放送とのこと・・

 

 翌週は、奈良、東大寺へ。11年ぶり。

P1010024←前回(10年以上経ってるか・・)は、谷村新司さんのバックで、少数の伴奏でしたが、今回は複数のアーティストさんと、伴奏は指揮つきのオーケストラ。なので、舞台の設置場所も違い、歌手の方々は灯篭を挟んで、かなり前で歌うという、色んな制約つき。。

 それぞれの方々(石井竜也さん、大黒摩季さん、小柳ゆきさん)が、それぞれの曲を歌われましたが、ビッグ・ゲストは、ピーボ・ブライソンさん。誰って?

Nec_2088今年、もうすぐ公開のこの映画、の、以前のアニメの時に、セリーヌ・ディオンとデュエットしてた方!!ちなみに、こちらもですから・・

リハで、「I can show you the world..」と歌いだした時にはまさしく、鳥肌ものでした、次元が違ってたな・・

Img_20170409_171908前日の夜から雨、当日は晴れ(させ)たものの、風が寒く、(楽器のコンディション含め)色々大変でしたが、大仏様に見守られて終了。来月、BSで放送もあるらしいという噂・・

 

 そして今週は、東京文化会館へ。このイベントの大とりのコンサートでした。まさに「スペシャル」な「ガラ」に相応しいソリスト&曲目の数々(前半だけで10曲・・)、こちらも大変盛況な中、終了。

Nec_2116東京文化の大ホールでのティンパニ演奏は初(東大寺でも初・・)だったのですが、一番好きな間奏曲「マノン・レスコー」を演奏できて、幸せでした。

リハの合間に伺えた演奏会2つ

Nec_2120


同級生トリオの室内楽と

Nec_2118すみだトリフォニーでの打楽器大活躍(ヒナステラ!)のオケの演奏会



必要なことを示してくれた演奏会でした、感謝。

 先週は、この4月から講師として向かうことになった大学の顔合わせにも参加。予想以上の学生の多さ(打楽器専攻生は、歴代2位の入学者数だそうで)にビックリしつつも、伝えたいことを伝えて・・こちらもビシバシとやるとして(1限の出勤、大変・・)

 僕が大学1年次に、非常勤講師として赴任してきた先生が、今の僕と同い年だということに気付き・・なんとも言えない気持ちになるなあと。ただ感慨深い、とかではなく。

 

 今年度で35歳、色々調べていると、どうやら、一つの若手のリミットのようで。いつまでも若いと思って出来ることと、段々、年相応になっていくことと、

 

Nec_2121(そうじゃないと)もがき続ける中で、その場その場のベストを見つけていければ。
今日も(打ち上げ含め)先輩方から話を伺い、1人では解決できないことも、あることを実感。人生のヒントは、人との繋がりから、ですな。



 さて今週は、年度最初の名フィル定期!しっかりお出迎え&お見送りさせて頂きます(出番が少なめだからというわけではなく・・)

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2017年1月31日 (火)

津々浦々&社会見学

今月は、なかなかの旅月間となりました。

定期が終わり、翌週は都内へ。かなりご無沙汰の、某オーケストラの賛助出演。向かったら職場の同僚二名も(^^;)編成の大きい曲&名古屋公演もあり(笑)
良く知っている面子や、初めましての方もいる中、計四回本番で、サントリー&名古屋&大阪。2月に我が社でも取り上げる曲もやりました、同じくらいお客さんが入ってくださればいいのですが。。

Nec_1962_3大阪では、名フィルの時には食べ損ねた、うどん&豚まんを食べられて、満足(写真は大阪城の入り口に出ていた真田丸の残り火・・)





帰って、東海市での公演や、

Img_8069お待たせしまくっていた、リサイタル追加公演を終えて、今度は静岡へ。





Nec_1968いわゆる音楽教室プログラムではなく、一般向け通常プログラムのほぼ半分を中学生(と一般も)に聴いてもらう音楽鑑賞教室。を1日二回…富士山が美しかった。

Nec_1964夜は、台湾のオーケストラから客演してくれた千佳ちゃん達と宴会。会うのは4年ぶり、共演したのは12年ぶり?

そして週末はアンサンブルコンテスト審査員でした。朝から北陸で審査の為、前日入り。
その日は、通り道にあったマリンバメーカーのKOROGI社に初めて伺うことに。

僕の使用しているマリンバを買ったのは10年ほど前、その頃から、いつか機会があれば伺いたいと思っていましたが、ようやく。スタッフの前川さんに連れられて、製作所を案内してもらいました。

Nec_1973_2手作業で行う作業と、オートメーション化されている作業と。機械の作業も緻密&専門的で、よくよく伺うと、その「機械」も製作している(部門がある!)というから驚き。世界へ輸出している会社の大きさ、また想像していた以上の細部への拘り(金具1つの形にしても、全てに経験値と意味がある)と。

Nec_1976作業場で調律されているのは、先ほど応接室でお会いした社長!自ら未だにずっと手(と耳)を使うことを欠かさないとのこと。

僕も、十何枚ある音板を鳴りが良い順に並び替える作業を数分させてもらいましたが、正直、5分くらいやっていると、感覚が鈍磨していき、段々分からなくなってくる・・

しかし、調律に携わる人は、一枚に対してかかるその作業を、5oct.のマリンバの場合、12音×5=60回は最低行い、そこから微調整をして、削って、また調整して・・

一枚の音板、一台の楽器にどれだけのことをして、楽器が出来ているかを知れば、ぶっ叩いて音板を、いとも簡単に割る人達も少なくなるのでは、と。また、打楽器奏者を志す人達は必ず見学しておいた方がいいと、心底思いました。本当に、また近いうちに訪れたい。

Nec_1980折角・・日本海側に来たので、海の幸を堪能して、翌日にアンサンブルコンテスト。隣県にKOROGI社のある影響か!?打楽器のハイレベルさにビックリ(中学生なんて、まるで大学生の演奏かと思う程に緻密なアンサンブル)

Nec_1986お土産に頂いた、非売品の(社員さんが試作品で作りたて!)キーホルダーを握りしめ、「握り飯」を頬張りながら、帰って、翌日も愛知で審査。合計、何団体聴いたかな・・吹奏楽の大会(12分)と違ってアンサンブルは5分なので、コメントを書くための時間がなかなか無く、集中して聴く時間と、筆を動かす時間の切り替えに難儀・・なのに帰りの電車でも日記を書くのに、また筆をとるという。。

Nec_1934色々な演奏を聴いていると、自分もまた演奏したくなった。2月もまた、頑張りますかね(だいぶ寒いけど・・)

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