出会いと別れ
3月の後半はしらかわエキスプレスの演奏、翌日の名古屋大谷高校のゲスト出演を以て、演奏仕事が終了し(市民名曲シリーズは降り番)、もっぱら片付けたり、予習したり、映画鑑賞(ダンサーインザダーク、アバターからのウェイ・オブ・ウォーターは映画館で、オールド・ボーイ、テスラ、バードマン)したり
バードマン~は、以前に観ていたはずなのに、半分以上ストーリーを忘れていました・・恥
印象に残った(身につまされる)セリフを紹介します。以前、「バードマン」というアクション映画で一世風靡したのち落ち目の俳優が、NYの劇場を借りて、NYの劇場評論家のボスからの痛烈なセリフ(しかも本公演前夜)。どこかでも言われたことありそうな文章・・気のせいか。ちょうどこれを見ていた辺りに、萱谷先輩とも「プロの演奏家とは?」という話をしていたので、タイムリー(身につまされる)
結末が気になる方は是非レンタルを、いつぞやのアカデミー作品賞だったはず。
受験シーズンも終了。今年も無事に2人受かり、また「落ちない小太鼓」に加えて「落ちないマレット」も生み出してしまいました・・・こちらの小太鼓、名フィルでもよく登場するのですが、先日、他で使っているのを聴いても、やっぱりいい感じ(特に吹奏楽)。しかし、もはや廃番になったためカタログには載らず。。伝説へ、、大事に使わないと。
演奏会にも幾つか伺いました。
このスター・クラシックス事業の開始時期から案内は頂いていたのですが、第3期には遂に打楽器関係がノミネートされ、今回はそれぞれ協奏曲を演奏されるということで。映像収録まである豪華なステージで、5名ずつのソリストが、しらかわホールで演奏(僕は2日目のみ向かいました)聴き馴染みのあるJolivetと、初めましてのBennettと(しかも日本初演どころか愛知初演でもなかったとのこと、知らなんだ)打楽器2人とは別々に話せて、名古屋の打楽器界も明るい?
数日前には、滋賀県に向かいました。こちらは大阪でのリサイタルの時に20年ぶりにお会いした大学時代の副科ピアノの児嶋先生と、中谷さん、演奏会にもいらしてくださった稲垣さん、初めましての宮本さんのアンサンブルによる演奏会。最初に演奏された若林さんの作品から、打楽器とピアノのいいとこ取りの「アダルトな」曲目と、演奏。バルトークは勿論楽しみでしたが、「白と黒で」は、名前のみ知っていて実演は初めて聴きました。児嶋先生に同じドビュッシー作曲「アラベスク」をビクビクしながら持って行ってたのを思い出しながら、(フレッシュな演奏を聴いたあとなので余計に)演奏家として年齢を重ねていく色々なことを、考えて聴きました。演奏家はアスリート的な面もありますが、バードマンのように俳優的な面もあり、なにを以て「全盛期」とするか。やはり大事なのは「日々精進」ですかね。僕も70歳になった時に法螺貝吹きながら演奏できるかな・・・打ち上げにも終電までの間、参加させて頂き、マズアのお話や、長居公園に見えるライトアップの話(地元話)で盛り上がって、無事に名古屋まで。
時を同じくして、悲しい別れがありました。実家で飼っていたシンゴ君が、空に旅立ったと。
暫く前から、具合は良くなかったのですが、それでも少しは散歩にいったり、僕の前ではそんなに辛そうにしてない感じだったのですが・・危篤の連絡を受けて、夜には。
2010年にうちに来てから13年、 途中からモモちゃんも来て(残念ながら夫婦にはならず?別で寝てました)実家に帰ると賑やかで楽しかったのですが、いつかは別れが来るにしろ、予想より早くて、残念。昔の画像見てたら泣けてくるー
最近のコメント