Bruckner Year
10月の定期は前半のみで失礼しましたが(実は11月も・・すみません)
お客様は上々の入りだったようで、やはり名曲とのバランス故か・・(実力派)ソリストが名古屋出身だったこともあったかもしれません。来年度の市民名曲プログラムの中にも「運命」はありますが、これを指揮するのが、なんと元ティンパニストのアドレアン(標記はアドリアンになっていますね)こちらも楽しみ。
翌週は福祉コンサート(昨年に続いて娘も鑑賞)と今年「2」回しか演奏機会のない第九公演でした。立て続けに機会が減ってしまって、悲しい(というよりは日本のオケとしては危機的状況なのではとも思ってしまう・・)
さて毎年、何かしら・誰かしらの記念年には出来る筈(生誕・没後・作曲~など)ですが今年はA. ブルックナー氏の生誕200年という、なかなかな記念の年であります。
僕自身、オーケストラに所属するまでにブルックナーを演奏する機会に恵まれず(そもそもティンパニ以外の打楽器をほぼ使用していないし、版によっては出てこない)名前を知っているわりに馴染みのない作曲者でしたが、ティンパニを演奏する機会が増えたことで、彼の交響曲も少しずつ演奏することになってきました。今年は名フィルの主催公演で7番と9番を、そして先日の依頼演奏会で6番を演奏することに。
以前、名フィルで6番を取り上げた時はちょうどこの時で、僕はバルトークのみ乗り番だった為、「今後、6番はなかなか取り上げる機会がないかもなー」と思っていたところ、この記念イヤーと重なり、思いのほか早く演奏機会に恵まれました。春に7番、その前は小泉さんと5番を演奏していたので、その間の交響曲ということで、取っつきやすさもあり。7番はティンパニの演奏箇所がかなり少なく、逆に5番は結構あり、、6番はそういう意味でもちょうど間(よりは若干少ない?)という印象。いわゆるハース版とノヴァーク版で、ほぼ変わらないというのも特徴だったようです。
名古屋銀行チャリティコンサートは完売が続いている公演で、今年ももれなく。なかなか満場のお客様の中でブルックナーを演奏する機会も少ないですが(来月の定期はどうなるか?)3楽章終わりでフライングブラボーが来るほどに(?)客席は盛り上がっていた模様(その男性と思われる人から、4楽章終わりでも早すぎるブラボーが聞こえてきて、やはりこういう人は世の中に一定数存在することを再認識・・名フィル主催公演では注意アナウンスをしていますが)次は来年の定期で取り上げる8番か・・また精進してその時を待ちます。
ホームページのスケジュールには載せましたが、10月最初の本番をお休みした後は、12月最初の本番まで、全ての名フィル公演が出番にした為(全員のお試し演奏を聴き逃すまいと)翌日からの大野町の本番も出演してから
週末は静岡県の菊川市へ向かいました(前日に投票済)今年度2回目の鐘!初めましてのアナウンサーの方と共に。
ラスト3回目は来年2月に三重県へ・・です。最後はどんなポーズにするか、、思案中。
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