過ぎ去った夏(休み)
気付けば1ヶ月が経過。小学校の時の8月ってこんな感じでした。気付けばあと5日で夏休みが明けるというところから、自由研究の工作をやっていたことを思い出す・・・
約1週間のお盆休みを終えた後は普段と違う知多からスタート。その後、豊田の音楽鑑賞教室や、ドラクエコンサート(いつも通り完売)まで業務を終えた後は、自オケを離脱(有休消化)し、
8月30日は愛知室内オーケストラに客演していました(15日にラジオで一部放送されるそうです)。権代氏の新作(僕は降り番)ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲のマリンバ版、メインはシューマンの交響曲3番「ライン」
ハチャトゥリアンはヴァイオリンでも、フルート版でも演奏したことがありますが(僕は断然ヴァイオリン派)今回は、なんとマリンバ。演奏はACOの客演首席奏者の安江さん。この曲は10代(!)の頃から取り組んでいた思い出の曲の上、今回の協演の前に都内でのリサイタルでも演奏されてから来る準備の入れ様(そういえば僕もBartókでは似たようなこともしました・・)リハの最初の音から、確固たる意志に満ちたエネルギッシュかつカラフルなサウンドで、この曲を彼女が選んだ理由に納得がいきました。同じ打楽器奏者として、「そこは地味に手がややこしくて難しいだろうな」という箇所も、とても丁寧に音楽を紡いでいらっしゃり、驚嘆の演奏。
本番の週は、そうです、あの訳判らない進路で日本中をパニックに陥れた台風の通過最中で、新幹線の計画運休と合いまみえる事になってしまい(降りている自オケの人員手配も大変だった)東京方面から泣く泣く来られない方も数多くいらっしゃる中でしたが、素晴らしく、そして手に汗握る瞬間があるまさにLive!な公演でした、終演後のソリスト&セクションのこの笑顔を見れば。ラジオで是非!シューマン、、名曲ですが、よほどブラームスより難しく感じました。この「ライン」はマーラー版(ティンパニの音は大分カットされている)もあり、僕はそちらを最初に演奏する機会があったのですが、マーラーの気持ちも今回初めて判りました(ちょっとティンパニらしからぬ音数の多さ。苦戦したなあ、どう聴こえてたか、、ラジオ聴くか)奇しくもこの日は21時からのテレビでも7月末の公演が放送予定です。
そう、放送と言えば、鐘演奏の放送は、予想以上の反響頂き(思わぬところから沢山連絡頂きました)番組のリアルな視聴率にただただ驚いています。実は今年度はまだあと2回出番がある予定ですので、近くなったらお知らせします。
ACOの翌日、朝7時には中部国際空港におり(前日夜まで欠航だった飛行機が飛んでくれることになり) 長崎へ。今年度(恐らく)最後の吹奏楽審査員でした(初九州)。長崎にはこの時以来に向かうことに!2日間の熱演を聴いて、夜にはまた空港から名古屋へ・・
この方も一緒でした(今年、何回審査員一緒だったかな)。お土産はケータリングで出た「よりより」
9月の最初の週は市民名曲でマーラー「巨人」でした。あまり久しぶりの感じがしないと思ったらそれもそのはず、約1年前に演奏したばかり・・前回は1stだったので、今回はジョエルの隣で2ndを。途中で思い出しましたが、前回の2ndの時には、こんな事件が・・今回は全然問題なく。 日本初演の細川作品も、打楽器で担当。 ソリストの大石さんは細川さんが音楽監督している武生の音楽祭からこの為に名古屋入りし、終えたらまた武生に戻っていかれました(細川さんは忙しくて来られなかったとのこと)
先週は権代、今週は細川、ときて実は翌日は「三善晃」の本番でした。Saxの堀江さんにお誘い頂き、こちらの演奏会。まさかゲストとして協奏曲のソリストに抜擢されるとは思いもせず(ペルトでは鐘も演奏しましたが)
毎晩、子どもが寝静まった深夜に目から血を流す勢いで譜読みを続け(世にも便利な消音マレットと呼ばれるものも駆使しながらマリンバの音を確認し)恐る恐る迎えた合わせ初日から、本番まで、毎日MIYOSHIさんの音と音型を考える日々でした。
マレットも試行錯誤しつつも(新調したものもあったのに)やはり従来のもので本番は臨み、不甲斐なさを感じる部分はありましたが(三善先生、どうしたらあのテンポで手が回るのでしょう、功夫?)主宰とお客さんは喜んでくださっていたので、まあなんとか。。ただ、違う形で冬にリベンジしようかと画策中。翌日は今週末の合わせがあったので、日帰りで上田へ。なかなかハードな週でした。
そこからの定期週間(そして大学も後期開始)今月はチャイコフスキーの交響曲4番。定期で取り上げるのは久々ですが、少し前に東京にもっていった本番で演奏したり、50周年関連で四日市で演奏したのはよく覚えています。指揮はその四日市公演でも振っていた小泉名誉監督。いつも通りの集中力で無駄のないリハーサル、流石です。前半はモーツァルトのディヴェルティメント(打楽器ありませんが40分の大曲とのこと)ですっきりとした演奏会となりそうです。
実はこの後、地元での演奏会が続くため、(先週から)ほぼ毎週、上田へ。黒坂先輩のお祝いコンサートの後は月末に吹奏楽OB演奏会(今回は10周年記念で大ホールでの演奏)、その翌週にはジョイントリサイタルの形式でピアノ・オーボエと共に演奏します。実は12月にもあり、、楽器が全部2セットずつあれば良いのですが(爆)
全然、暑さがやわらぎませんが(7月の電気代は目を剝くものでした・・)、もう少しすれば夏から秋になるんでしょうか!?
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