夏、既に真っ盛り
目まぐるしい速さで、日々が通り過ぎていっており、毎日のやらなければならない事と、明日やる事、間違えてはいけないタイミング(悠長に移動できない時間など)を確認する毎日。。ただその中でも出張に出ると、少し時間の幅に余裕ができるので、移動時間にメールで意見を返したり、こうやって振り返る事で、頭を整理しています。さて、6月定期から。
久しぶりの曲目&予想外の当日券の売れ行き(なんと海外から来日した旅行客の団体さん達もアポ無しで聴きに来てくれたらしい)で、好調な中で終了。個人的にも予想外な元教え子達が来てくれたりと充実した本番でした。ハーリヤーノシュで使用してたツィンバロンは、もし弦が切れたら「名古屋ピアノ調律センター」に毎回発注されてるとのことでした😅
翌週からは文化庁の学校本公演、まずは長野。本番が飯山市や長野市で4公演、合間に午前で終わる日があったので少し南下(東下?)して上田へ。
ちょうど母校の定期演奏会の前の週で、お邪魔かなと思いつつ、現役生達の演奏を聴いたり(少し混ざって演奏したり)秋以降の演奏会(今年は上田で2週間おきに本番が3回)の宣伝をして、実家にも立ち寄り。
長野市での夜も楽しみました😊しかし旅に出ると、通常業務に穴が空くので、その埋め合わせを帰ってきてからしつつ、指導も声がかかってくる時期なので向かいつつ・・1日で4カ所は無理がある等。。
1つしかない身体をどこに向けるのか、で、内心迷いながら向かった演奏会(元教え子と約束していた手前、向かいはしたものの)に感動し、自分の新たな価値観も発見しました。やはり「元気に」生きてこそ次があるなと。
翌週も岐阜での文化庁公演を終えて、今度は娘を連れて上田へ。無事に1歳の誕生日を、産まれた地域で迎える事ができました。
どんどんアグレッシブになっていきますが、いつまで構ってくれることやら(時々、聴いてないふりしていると感じることも)毎月の顔を見比べるとより成長を感じます。
7月1週目は知多から。ここからワークショップに訪れた学校公演が始まり、児童に声をかけられることも。
週の後半は市民名曲シリーズ。「Sir」スティーブン・ハフ氏のピアノは素晴らしく、一緒に演奏出来て幸運でしたし、一連の文化庁公演から、ほぼ1ヶ月まるまる一緒にコンマスをしてくれているオガキョこと小川響子氏のコンマスとしての仕事っぷりは、益々良くなり、あのテンポのBeethovenでも高弦との時差を本番中に感じなかった瞬間が何度かありました。これは凄いことで、絶妙なさじ加減の中でしか体現できない音楽かと。
ともあれ、めちゃくちゃ疲れた本番でした・・「言いたい事は多少は理解できるが、それ以前に色々伴ってない」とは都知事候補の話だけではないと実感・・
そして今期の最終週、岐阜→横浜。岐阜の聾学校での本番では、実は以前、他の出来事で僕は訪れていた事が判明(その時は自分のマリンバを積んできた記憶が)その時ぶりの来校でした。もう既に今回10公演以上を共にしてきた「それいけ!クラシック」の面々はこの日の為に様々な手話を覚えて臨み、共演の手話でのBelieveでは感動の落涙(僕が)。ボディパーカッションや、指揮体験コーナーも大盛り上がりで、
「普段、コンサートホールには足を運ぶ事が難しい」という意味においては、物理的な距離以上に「遠い」存在にあるかもしれないオーケストラを学校に出向き、間近に(楽しく)体験してもらうというこの公演の意義こそ、文化庁の主催する、また名古屋フィルとして考えられたプログラムで演奏する「価値のあるもの」として、誇りをもって演奏出来ました。この学校の校歌は、吹奏楽界で有名な兼田敏さんが作曲されていて、とても美しく(そして僕には少し切なく聴こえる)アンコールで演奏した光景を、忘れたくないと思います。
2日間、岐阜の学校には「体育館に冷房完備」が徹底されており、猛暑をしのいでいたのですが、残りの横浜、そんな事はなく。なんとか「完全な体調不良」者は聴く側にも弾く側にも出ずに終わり、安心もしていますが、本来は演奏にお互い集中できるコンディションの中で過ごしたい・・今後の課題です。
ちょっと年相応の(未来に向けた)話をしたくて、同期のにっしーに声をかけたところ、去年の夏以来に柴っちも来てくれて、楽しい会(2時間足らず)の図。真面目な話も多少しつつ、お互いの健康を確認😅
B'zの大好きな‘brotherhood’の歌詞「たまにはしょうもない話で盛りあがろう」を地でいく、安心できる時間でした。20年だもんなー、またね。今日、このクールの最後の文化庁公演を終えて(全公演無事駆け抜けた!皆勤賞のスタッフ、小川さん、さーし!)帰ったらレッスンの補講が待っています、各所に皺寄せ申し訳無し・・
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