5月徒然
今年はブルックナーyear(200歳!)ということで、世界中で色んなオケが色んな番号の交響曲を取り上げていますが(本場、オーストリアではこんなことに)、名フィルでは自主公演で5月に市民名曲シリーズで7番、11月に定期で9番(はジョエル)を演奏します(他、実は依頼公演で10月中旬にこの時の降り番曲を演奏予定も・・詳しくはこちらの関連を注視しておいて頂けると)。個人的にはノヴァーク版のトライアングルのみを演奏したことのあった7番(ミョンフン指揮、いつの事だったか・・今回は指揮者の指定でシンバル1発のみを採用)、他のオケでご一緒した事のあったバーメルト氏の指揮で楽しみにしていました。
相変わらずとてもバランス感覚の良い耳で、無駄な事をせずに構築されていくのは非常に共感出来たし、オケの方も予想以上の奮闘っぷりだったと自負していたのですが、客席(オケ中も?)はどちらの意見もあったようで・・知り合いの中には「今まで聴いた中で一番感動した」という振り幅の方もいたので、僕としては記憶に残る演奏になりました。
5月最後の週はclosedの室内楽公演を栄のど真ん中で。
新しい場所になってからは初めての演奏でしたが、若者達の力を借りて盛り上がって終了しました。UTA Ⅱの下パートは初めて演奏しましたが緊張したなあ・・
そのまま6月1日のリハだったのですが、5月31日はこちらの公演が。リハが重なっていたので半ば諦めていたところ、リハの進み具合と、リハ順(アンダーソン作品はティンパニの出番が少ない事が功を奏して)を鑑みると、「これは向かえるかも?」となり、弾丸で往復してきました。数年ぶりに入る奏楽堂、客席での聴こえ方に以前とは違う感覚も。耳が変わったか、ホールも変化したか・・
暫くしたら、豊田でリハしていた後輩も続々現れ(笑)、名古屋からが一番遠いかと思っていたら札幌からの強者もいて(飛行機には負けた)門下生から先生への愛を感じました(^^)他にも指揮者、作曲者、サックス奏者(もう1人のソリストに須川さん、豪華!)に、色んな界隈から来た人で盛況な会場。
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