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2023年10月

2023年10月31日 (火)

幸せな○末

髪をほどいた~

と歌を口ずさめる人は40台以上かもしれませんね。ドラマは見てなかったですが、大好きな曲の一つ。

ですが、今回当てはまるのは、「結」ではなく「週」

391551125_1105521820892037_6012791693992定期は無事(で無かった人もいたようですが)終了、初日はお客様が少なく残念・・しかし熱心なホリガ―マニアの方も多くいらっしゃってくださった(某作曲家の方とは2週末連続でお逢いしてビックリ)ようで、公演を聴いて頂いた方々には喜んでいただけたようで、なにより。ホリガ―氏の自作(ドビュッシーの曲からの引用、補筆?)ではクロテイルに弓、久々に2刀流でした。

391630032_1106827354094817_5273356591031翌週からは2週連続の市内学校公演。パートによっては日によって入れ替えもあった為、リハは物凄い大所帯、こんなに大勢では珍しかったはず。。ティンパニは変わらずだったので1人で。

来週、この時以来の組曲「惑星」を演奏しますが、音教では、これまでも何度も演奏してきた、編曲版の木星(惑星の中でも大曲の1つ)を演奏します。これがなかなか神経を使います。2人分をほぼ1人で音を出すので、いろいろ、気を遣うし、集中力が必要で。

396495134_1114904666620419_5262023977001 学校からの要望があって、1日2公演(少し時間を短縮して)もありましたが、このメインの「木星」は2回とも演奏するので、毎度、気合いを入れ直し。ティンパニとトランペットの1番は、毎日2回の正念場という(ラッパはいつもお見事でした)

396361231_1114904493287103_5802068456298合唱や、指揮者体験コーナーなども復活し、コロナ以前の環境を少し取り戻せたかな、と感じる現場でした。

Img_61866301 合間の週末には、先日も福祉コンサートで向かったセンチュリーホールへ。数年ぶりの全日本吹奏楽コンクールの審査員を仰せつかっていました。朝9時から、全国津々浦々から名古屋に集まった凄い演奏ばかりする中学生に、賞をつけなければならないという難儀なお仕事(決して文句ではありませんよ(^^;))規約に則って、相対評価しなければいけない辛さ。ただ、それがコンクールというものですから。。

 ここでは例の如く、個別の団体のコメントは控えます(が恐ろしいもので、それぞれの団体を指導している知り合いからは、連絡が来たりします。変なコメント書いてなかったかな)が、ある学校は、指揮者の先生が、それはそれはシンプルに、一見軽く指揮をされていたのですが、それぞれの楽器から出てくる音は鮮やかでスッキリしていて、非常に好印象でした(ということは逆も然り)また、ある学校のティンパニスト女子は、見事なバチ捌きで、竹マレットの扱いが、音大生顔負け(少なくとも僕が大学生の時より上手い)でした。そして、僕が午前と午後(それぞれ15団体ずつ聞いて、別で審査)で、「この演奏が一番ぐっと来た!」と思った学校は、どちらも銀賞(審査員の過半数が金賞に相当しない採点)でした。。そんなこともあります、だから皆さん、審査に一喜一憂し過ぎないよう。。30団体聴いて、お尻がリアルに痛かったですが、耳福でした。

 

 この週末は大阪へ。弾丸で、僕の祖母に会いに。

近くに、僕が生まれた家(転勤族だったので、8歳まで)も、まだあるかなーと思って向かったら、建物も無くなっていて更地になっていましたorz..

Img_62446300兄弟3人がお宮参りした神社は残ってました。19年にリサイタルした豊中市民芸術センターの傍。

Img_62736302ひ孫との初対面。2人とも終始ご機嫌でした。色々語りたいことはあるけど、語ったら泣いちゃうな。いい思い出になったし、また逢いにいくよお婆ちゃん。

Img_62246303_20231031023001というわけで娘の応援をうけつつ(そろそろ顔出し写真の多さを奥さんから叱られる)、今週末は、ジョエルと並んで「惑星」です。2ndティンパニ演奏は、2009年以来、リベンジ。

 

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2023年10月14日 (土)

落ちついて・・な

いんですね、これが。

実は長年お借りしていた楽器庫をお返しすることになり、念願の()全ての楽器と一緒に住むことになりました。

その為には名古屋市からは離れないと住めないかなあと思っていたのですが)奇跡的に全部楽器が納まる家と出会うことができ、自身の引っ越しだけではなく、楽器たちの事も考えていた数ヶ月でした(現在、進行形、まだ全ての片付け、移動は終わりきっていないのですが)教え子たちに手伝ってもらい、丸2日かけて、移動と、とりあえずの整理を。

D_20231014022201 こちら、まだ移動しただけの状態・・いつか、すっきりした写真が撮れたらまた載せようかなと思います、未だカオスなので。。

 

前回の更新後、バッハのロ短調ミサ(なんと名フィルでは初演だったそうです、個人的には2回目)、子ども名曲コンサートと、充実した本番が続いてました。

F6ogmqsbaaalcbs バッハではシン首席(先日、ついにシン・ウルトラマン視聴、シン・ゴジラ並みに面白かったです。but仮面ライダーは微妙で、途中でフェードアウト)のトランペット奏者、井葉野氏の超絶ハイトーンの安定感に惚れました。今後も楽しみ。セクションでのアンサンブルもBravi

子ども名曲~では、久々のシェヘラザードの小太鼓やマ・メール・ロアの鍵盤(どちらも定番のオーケストラスタディ)が待ってた為、準備していたのですが、それに加えて、小出稚子さんの新曲が、まさかの「フロント・パーカッション(指揮者の隣)」で楽譜が出来上がってきており、目が点(確かに曲を作る以前から、楽器の相談は受けており、僕も調子にのってカエルギロを購入し、「ギロなら、手作りのやら、カエルのやら、こんな(スティック)のもありますよー」とか動画を送ったりしていたのですが)まさか、ここまでとは思っておらず。。

F6ord4kbiaan70c バッハの空き時間にもカエルと過ごすように・・

381567611_1090945985682954_8197089631897  過去2回に予定が重なってしまっていた僕は子ども名曲デビュー公演となり、周りにも宣伝したのですが、他のオケ公演なども多く、満席のお客さん、とまではならず・・それでも

F6rq75aacaazicm 381584806_1090946012349618_5268563246777 体験コーナーを急遽設置してもらったり、そこそこ賑わった中で終えることが出来て、感謝です。

381507058_1090945949016291_5155691535091 その昔、菅原先生が、東京文化会館で武満「カシオペア」を演奏された際、「客席からタンバリンを振りながら登場した」逸話を伺ってましたが、僕は興味深そうに上の階からも覗き込む子ども達相手に、ギロを「ギーーッロギ――ロ!(船を漕ぐようなイメージで、と作曲者からリクエストが笑)としながら登場する人生でした(^^;)再演の際には全暗譜だな。

 アンコールにもまさかのオケスタ定番のワルツが待っていて、予定より疲れた(^^;)

Ddd その後は夢いっぱいの特等席コンサート、こちらは未就学児も入場可、ということで、約3ヶ月の我が子は早速デビューしました(この不安げな表情!最初の前奏曲以外はスヤスヤしていたとのこと)次は何年後に子ども巡回→子ども名曲コンサートかな・・・

 

 いなべ公演はお休みを頂いており、連合愛知主催の演奏会(結果、closedに近い形だったようで、お知らせできず失礼しました)では久々のSW組曲を演奏してからの、10月定期(本当は本番前に更新したかったのですが、間に合わず、初日終了・・)です。

 

このプログラムもコロナ以前から候補に挙がっていたもので、乗り番が打楽器側に決定済、メインの「海」

Dds 僕はグロッケンと銅鑼のつもり(HPにもそう掲載して)リハーサルに向かったら、グロッケンの他に鍵盤打楽器が2台並んでいるではありませんか・・1台はチェレスタ、もう1台は「ジュ・ドゥ・タンブレ」と呼ばれる、いわゆる「鍵盤グロッケン」もしや、と思いステマネに確認したところ、今回の指揮者は通常のグロッケンではなく、ジュ~を希望とのこと・・・え、先に言ってよ、企画担当・・ということで、グロッケンと銅鑼を演奏するつもりでリハに向かったら担当楽器が減ったという(まだ、エキストラの方にお願いしていなかっただけ幸いか)しかもリハの途中でジュ~からチェレスタに変わったとのこと。はあ。

 指揮&オーボエは19年に登場以来のホリガ―氏。GPで彼の吹き振りを聴いてましたが、84歳とは思えぬ演奏に(とあるオーボエ奏者は30年前に聴いてた彼のCDそのものだと言ってました)超越した人、という感じでした。俗世の感覚とは違う、藤井君のようなものでしょうか、、出番は減ってしまいましたが、一生懸命銅鑼(と前の曲ではクロテイル&鉄板)を演奏してきました。音の単価が高い日だったな。明日も頑張った後は、2週間、市内音楽鑑賞教室が続きます(月末には名古屋豊橋で講習会も行います、何卒。)

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