元気に過ごしていますが
毎日があっという間に過ぎてしまい、なかなか色々が整理整頓でききれないまま、気づけば9月も半ば。高校に続き大学も始まってしまいました・・
7月の定期は、無事終了(かなり、昔に感じる)カニサレス氏のテクニックを伴った抒情的な演奏に、舞台上で感動していました。「滅多に(2曲も)アンコールをやらない」と奥さんが述べてたそうですが、名古屋のお客さんの拍手が情熱的だったせいでしょうか。
あと7月はOKAYAチャリティのみ業務(中原さんの成長著しい)、合間にアマチュアの方と合同で協奏曲のみを演奏するという珍しい本番(こちらも若いソリスト2人)で持ち込み楽器で演奏。
その後は、子育て&久々に吹奏楽の夏、コンクールの夏って感じでした(まだ秋まで続きます)
有観客に戻り、賑わっている会場で良いんですが、いわゆるコロナ前までは浸透していた「マナー」も飛んでしまっている感もあり。。演奏中に入場してくる人や、開演前には「無断の録音、録画はやめてね」のアナウンスは勿論していても、大体のお客さんは自分の知り合いの演奏が終わったら出てしまうので、最初のアナウンスを聞いているのは、最初にいた関係者のみ・・かといって毎回は言えないですしね・・表彰式には参加していませんでしたが、ネットで結果発表ではなく、会場でその場での結果発表は大いに盛り上がったようです。
その後も同僚のリサイタルに向かったり(その後の「名フィルの日」には出られず、チラシでのみ参加) 先日は、5年ぶりに神戸に向かってました。
神戸の松方音楽賞を決める審査員に呼んで頂いて2回目、今回も若者のソロを1日聴き(参加者が以前より少なめ、だったのが残念)予選が前回より早く終わったので、中谷、吉原両先生方と例年なら親睦を深めに出かけるところだったのですが、SNSをチェックしていたら、ビート・ジャックの公演日ではありませんか。以前から気になっていながら、なかなか拝聴する機会が無かったので、これは!と思い、ご両人にご挨拶してから伊丹へ。。
伊丹空港(現大阪国際空港)で飛行機を見ていたのは6,7歳までだから、かなり久々にこの地に(その頃は豊中側から来ていたので、地理的には逆でしたが)立派なホールでした。
会場に着いたら、宝塚歌劇場に就職したドラマーに遭遇、一緒に着席して舞台を見てビックリ。譜面台がない・・。全曲オリジナルの曲で新曲も多いようですが、え、2時間全部・・?演奏会が始まり、「バンリマン・ラムガ」からスタート(タイトルは逆から読めば)凝ったパフォーマンスだろうなという予想はしていましたが、全曲通して、一筋縄ではいかない凝りようが予想以上で、流石の関西人の集まり!でした。サービス精神満載で、「来て下さった人達を絶対満足させる、そして自分達も誰よりも楽しむ」を地でいっている人達。ただ、同じように活動している身からしては勇気と感動をもらうと共に、「一体、どれだけの人生の時間をこの活動に各々が費やしているんだろう・・・」という驚異を感じ、終演後ロビーに出たら、まだ音が聞こえる・・なんとお見送りでまだ演奏していて(誰よりも元気)、そのつもりは全くなかったのですが、気付けばメンバーの安永早絵子さん(なにわOWで3年間ご一緒しました)とハグして泣いていました(笑)
僕(ら)は職業演奏家ですから、「プロ」としての矜持が必要だと思うし、そのクオリティを向上、保つ為の準備を怠ってはいけないですが、そこの感覚とは別で、純粋な喜び、楽しみの為に、追求していく感覚を、常に持ち続けていたいと、改めて感じられた、稀有な体験でした、感謝。冬に開催予定の「くぼった~」も頑張らないと。
翌日に本選。今回は審査員と本選出場者全員で写真も撮れました。若者(ハザマの人もいる?)達の今後の活躍に期待して!
本来は「お宮参り」なるものが生まれて1ヶ月過ぎたら行く予定だったのですが、本人とその周辺にコロナが出てしまい(幸い大事には至りませんでした)予定は秋に延期・・その期間は僕も帰省を控えて引っ越しの準備をして、お盆明けの業務も始まり・・と慌ただしく過ごしていました。 8月末には1年ぶりのコバケンスペシャルで、名古屋出身の西村ゲストコンマスにも久々再会。今年は都内のオケにもゲストで出演だそうで、益々精力的に(兵士~が懐かしい)本番は盛り上がって終了。個人的には朝に引っ越しを終えてきた(8年弱住んだマンションとお別れ、少ーし南下した場所へ)ので、滋養強壮剤でドーピングして臨みました・・
本当はこの演奏会前にティンパニの皮を張り替える予定だったのですが、先輩からの緊急連絡を受け、松本に赴いていたこともあり、1週間ずらしました(コロナの状況によっては、代奏の可能性ありだったんですが、結論として出動要請なし(しばはらセーフ!良かったね)。
折角なので、いらっしゃった打楽器セクションの方と近況報告をして、上田→名古屋→松本→名古屋を1日で720km持って駆けつけた燕尾を着ての撮影。
9月最初の演奏会も、毎年恒例となっている「ふれあいファンファン」今年も前半にチャイ5全楽章、後半はヴェルディのレクイエムやナブッコからの合唱付き抜粋など、盛り沢山の内容(の上にスペシャルゲストにピアノの清塚氏も来るという)を終えてから、長野まで2人を迎えに行って、ようやくわが子と一緒に住める生活へ。
そんな中でやってきた9月定期は「名誉」音楽監督となって初めての小泉さんの指揮でラフマニノフとプロコフィエフ。ラフマニノフは数年前の市民名曲でも彼と演奏した協奏曲の2番、プロコフィエフは以前は交響曲の7番を演奏しましたが、今回は5番(僕は曲として初体験でした)
肩書きが変われど、勿論いつものスタイルで(リハから)、いい意味で「相変わらず」で、こちらの演奏会もお客さんが沢山。程良い緊張感の中で終えることができました。8月から続いた全乗りもこれにてひとまず終了、1つ休んで次は久々のBachから出番です。
1人で住んでいるうちに、映画も観に行ったり(SLAM DUNK、やはり青春の1つだったなあと)、演奏会も幾つも行きました。が、今後はそういうインプットではなく、
この子からのインプットが増えそうだな・・毎日、お風呂に入れることが、こんなに満ち足りた気分にしてくれるとは。新たな人生のページを開いてくれました。継続と変化、しっかりしていけますように。まずはこの生活ペースに慣れるところから、ですね。
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