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2023年2月12日 (日)

長期休暇になる筈が

なかなかそうならない現実…

1月定期は、(満席とは程遠かったようですが)いらして頂いた方々には、概ねご満足頂けたようで。曲が好きな方は両日通ってくださったという人まで、感謝。

Thumbnail_image0 僕はようやく本條さんと共演でき、話もできて、個人的にはとても充実した本番でした。また何かでご一緒できますように!

 

毎年の文化庁新人演奏会、今年も5人のソリスト。R. シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」アリアは出番がラストの1音のみという贅沢なものでしたが、リヒャルトらしさが濃縮されている音楽で、後ろから堪能しました。

Thumbnail_image2 ラヴェルのPf協奏曲、噂の新エディションの楽譜は確認したものの、指揮者と確認して(耳慣れた)ウッドブロックのままやることにしました、校訂のAdrien(友人、今は指揮者)には申し訳ないですが(--;)

 

1月定期の2週間後には、もう2月定期がありました。何故なら、本来はその公演後(その演目を携えて)ヨーロッパツアーが待っていたので・・色々な不運が重なり、延期となりましたが。

チャイコフスキーの交響曲5番の前プロは、ツアーの延期が決まってからの決定でした。シューマンの交響曲1番「春」、やはり本番2日目が立春だったからですかねぇ、監督?

 どちらの曲も久しぶりだったので、自分の中に戻ってくるのに、かなり時間を費やしましたが、総譜を読んでいるうちに、「交響楽団」で演奏する「交響曲」の醍醐味を思い出させてくれました(ニールセンを勉強してなかった訳ではないですが、やはりロマン派の交響曲とは、ちと違う)特にシューマン。ベートーヴェンとブラームスの間にいて、ティンパニの使い方をこうするのかと(時に、トランペットとずれていたりすると、これは誤植じゃないかなとも思う箇所もありつつ)勉強は本番まで尽きなかったです。

 

322017426_3187743904850533_2090792205040 個人的には「音楽監督」としての小泉さんとのラストの2日間(東京公演の回は降り番の為)、しっかり燃焼できたかとは思います。この時に6番で一緒だった先輩(先週の文化庁公演も聴きに来てくれてた、今や素晴らしい先生)に、嬉しい言葉をかけてもらったので、個人的には満足です。お客様にも届いていたと信じて・・・

 

というわけで、本来はこの後20日辺りまで、すっぽり予定が空く予定だったのですが、

ヨーロッパ旅行では市からの補助金を多数頂く予定だったこともあり、それをサロンコンサート3本立てで市民の皆さんに還元する企画ができました。

 

実はコロナ禍でサロンコンサートが出来なかった最中に、僕のサロンコンサートが計画されていた事もあり、初回に僕の企画をさせて頂くことになりました。しかし以前のように誰でも入れる状態にできずに、200名を越える応募の中から厳選された40名の方(無料招待だと・・当日の欠席が多くなるのは世の常)に聴いて頂くことに。

 

Fohyirfaqailpkj 「打楽器でMilhaudを聴いてミヨー」というこのナンセンスなタイトルには、当日説明しましたが、来年度のプログラムに色々起因したものになってまして。。4月の市民名曲シリーズにミヨーの曲を取り上げるほか、他の曲も色々関連付けてお話させてもらいました。R. クイスマ氏の編曲による「ブラジルの郷愁」は、日本初演だった?かも。一部には好評頂いたので、またの機会があるやもしれません。

 

Thumbnail_image1_20230212193601 終えて、翌日には大雪の中!正月に帰れなかった上田に戻ってました。金曜はどうなることかと思った雪も、昨日から晴天で溶け出し、今日には除けられた雪以外は完全に溶ける春の陽気でしたね・・松本経由で帰宅。

 今週は、浜松に向かう(closed公演)ほか、週末には上田の先輩に声をかけて頂いた演奏会学生達のアンサンブル(レッスンのみで出ません)と、結局遜色ない1週間を過ごして、40代に突入する予定。通常運転が一番幸せでしょ?ってことを噛みしめるための、神の思し召しか(^^;)

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