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2023年2月

2023年2月28日 (火)

不惑…?

2月はスッ・・と終わってしまう気が。ちょうど4週間しかない事が2月生まれの人に何か不利益を被ることはないのか・・

 そんな月のちょうど半分の日に、無事に30代を卒業しました。学生のレッスンに向かったら、サプライズを最初にしてもらってしまい、

Thumbnail_img_3719 この後のレッスンで声を荒げにくくなってしまった顔です(笑)ありがたや。10代,20代の君たち、20年後もその笑顔を忘れずに・・

 

Thumbnail_image3 週の前半は浜松に通い、他オケの音楽鑑賞教室の見学(違)でした。立派なホールが駅前にあり、約7000人の市内中の小学5年生がバスでやってくると。浜松市歌(林望作詞、伊藤康英先生作曲!)を歌う際に「家康くん(ゆるキャラグランプリで優勝歴もあるらしい)」が舞台に現れた時のどよめきは凄かった・・工夫を凝らした音楽鑑賞体験、名古屋市でもいつ出来るようになるか(新市民会館構想は・・)を切実に考えてしまいました。。

 土曜日には、黒坂黒太郎先輩と、歌の矢口周美さん、大学の作曲科の同期である新倉一梓君(今回はピアノ奏者)と

しらかわホールにてコカリナコンサートで共演させて頂きました。黒坂さんとは高校の、そして吹奏楽(フルート)の先輩でもあり、今回いろいろお話を伺うと、現在コカリナ奏者として活動されているコカリナと出会われたのは45歳の時だそう。そこから、ウィーンの楽友協会大ホールや、カーネギーホールの大ホールで演奏されるまでになるとは、なんとも夢がある話・・40代が楽しみになる体験を聞かせて頂きました。

 当日は愛知コカリナアンサンブルの皆さんとの共演あり(「ほの国」という言い方を僕は初めて聞きました)、ソロでの演奏もさせて頂き(この時からほぼ2年ぶりにミズノマリンバでUTAを演奏させて頂きました)、CDも販売させて頂き(売上あり感謝!まだ、在庫あり〼)盛況な中で終了しました。写真を撮り忘れたのが痛恨ですが(1枚もない・・)なんとコンサートの模様がこちらに少し上がっていましたので、リンクを。

 

 翌日は名音大の「打・カーポ」今年も学生の数が多く、当初は2時間半と聞いていたので、覚悟していましたが、楽器の入れ替えもスムーズに行えて、結果2時間弱に収まり👏

Thumbnail_image2_20230228185601 今年のゲストはクラリネットの橋本先生、クレズマーの曲を2曲披露してくださり、共演の打楽器は学生達がのアレンジと後から聞いて😲先生は流石の演奏、打楽器のアレンジもなかなか面白かったです。その他、中高生がアンコンで演奏している定番曲から、マリンバ合奏でのロドリーゴ協奏曲、全体で「火の鳥」から抜粋など・・曲の完成度もですが、学生の自主企画(無料)であり、コンサートまでの過程もしっかり経験値として自分の中に残していってくれればと願います。

Thumbnail_image1_20230228185601 久々の打ち上げに、学生以上に先生が盛り上がっていたりして?

 

久々の名フィルはマーラーの4番(この曲も久々!)前回はtimpだったので、今回は初体験の鈴を中心に。

Thumbnail_image0_20230228185601 鈴で印象的に始まる交響曲・・なのですが、今回は歌曲からatacca(続けざまに)開始だったので、普段のインパクトは薄れたかもしれません。音色をどうしようかと、会場でのリハ日があったので、そこでも試行錯誤しての本番でした。4月の定期では5番。昨夏にも演奏しましたが、この4番を経て、の経験が活かせますよう!同じ指揮者ですしね。

40歳は不惑、だそうですが、「惑い」が「無い」のではなく「惑いしか無い」の間違いではと思ってしまいます。。誕生日を迎えて早々に凹むこともありましたが、30代を振り返っている今の感覚と、10年後に40代を振り返ってどう感じているか?楽しみです。心身ともに健康でいられますように(腹回りの成長っぷりがヤバいので・・)果たして10年後もweblogの文化は存在しているのか!?

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2023年2月12日 (日)

長期休暇になる筈が

なかなかそうならない現実…

1月定期は、(満席とは程遠かったようですが)いらして頂いた方々には、概ねご満足頂けたようで。曲が好きな方は両日通ってくださったという人まで、感謝。

Thumbnail_image0 僕はようやく本條さんと共演でき、話もできて、個人的にはとても充実した本番でした。また何かでご一緒できますように!

 

毎年の文化庁新人演奏会、今年も5人のソリスト。R. シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」アリアは出番がラストの1音のみという贅沢なものでしたが、リヒャルトらしさが濃縮されている音楽で、後ろから堪能しました。

Thumbnail_image2 ラヴェルのPf協奏曲、噂の新エディションの楽譜は確認したものの、指揮者と確認して(耳慣れた)ウッドブロックのままやることにしました、校訂のAdrien(友人、今は指揮者)には申し訳ないですが(--;)

 

1月定期の2週間後には、もう2月定期がありました。何故なら、本来はその公演後(その演目を携えて)ヨーロッパツアーが待っていたので・・色々な不運が重なり、延期となりましたが。

チャイコフスキーの交響曲5番の前プロは、ツアーの延期が決まってからの決定でした。シューマンの交響曲1番「春」、やはり本番2日目が立春だったからですかねぇ、監督?

 どちらの曲も久しぶりだったので、自分の中に戻ってくるのに、かなり時間を費やしましたが、総譜を読んでいるうちに、「交響楽団」で演奏する「交響曲」の醍醐味を思い出させてくれました(ニールセンを勉強してなかった訳ではないですが、やはりロマン派の交響曲とは、ちと違う)特にシューマン。ベートーヴェンとブラームスの間にいて、ティンパニの使い方をこうするのかと(時に、トランペットとずれていたりすると、これは誤植じゃないかなとも思う箇所もありつつ)勉強は本番まで尽きなかったです。

 

322017426_3187743904850533_2090792205040 個人的には「音楽監督」としての小泉さんとのラストの2日間(東京公演の回は降り番の為)、しっかり燃焼できたかとは思います。この時に6番で一緒だった先輩(先週の文化庁公演も聴きに来てくれてた、今や素晴らしい先生)に、嬉しい言葉をかけてもらったので、個人的には満足です。お客様にも届いていたと信じて・・・

 

というわけで、本来はこの後20日辺りまで、すっぽり予定が空く予定だったのですが、

ヨーロッパ旅行では市からの補助金を多数頂く予定だったこともあり、それをサロンコンサート3本立てで市民の皆さんに還元する企画ができました。

 

実はコロナ禍でサロンコンサートが出来なかった最中に、僕のサロンコンサートが計画されていた事もあり、初回に僕の企画をさせて頂くことになりました。しかし以前のように誰でも入れる状態にできずに、200名を越える応募の中から厳選された40名の方(無料招待だと・・当日の欠席が多くなるのは世の常)に聴いて頂くことに。

 

Fohyirfaqailpkj 「打楽器でMilhaudを聴いてミヨー」というこのナンセンスなタイトルには、当日説明しましたが、来年度のプログラムに色々起因したものになってまして。。4月の市民名曲シリーズにミヨーの曲を取り上げるほか、他の曲も色々関連付けてお話させてもらいました。R. クイスマ氏の編曲による「ブラジルの郷愁」は、日本初演だった?かも。一部には好評頂いたので、またの機会があるやもしれません。

 

Thumbnail_image1_20230212193601 終えて、翌日には大雪の中!正月に帰れなかった上田に戻ってました。金曜はどうなることかと思った雪も、昨日から晴天で溶け出し、今日には除けられた雪以外は完全に溶ける春の陽気でしたね・・松本経由で帰宅。

 今週は、浜松に向かう(closed公演)ほか、週末には上田の先輩に声をかけて頂いた演奏会学生達のアンサンブル(レッスンのみで出ません)と、結局遜色ない1週間を過ごして、40代に突入する予定。通常運転が一番幸せでしょ?ってことを噛みしめるための、神の思し召しか(^^;)

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