23年始動
明けて早2週間。例年通りニューイヤーコンサート、例年と違うのは、コロナの波で、出演者の出演不可に対応をバタバタしていたら年を越していたことくらいでしょうか・・
年明け、1本目に観た映画はコチラ。「え?これが裕次郎?石原軍団って皆、顔ソックリなんだなあ・・」と思っていたら、裕次郎ではなく、渡哲也版のリメイクでした。。
宣言通り、ニューイヤーコンサートの本番の翌日、そこそこ混んでいる中、熱田神宮までお祓いとお参りに行ってきました。厄払いは大学院修了する立春過ぎに行って以来?
とても綺麗な建物に、百人単位(会社の人たちも一緒)で入場し、奏楽と巫女さんの舞までついた豪華なものでした。ちょっと人数多すぎやしないかと思ったけど、ちゃんと住所と名前呼ばれてたし、大丈夫よね・・?
その週末は昨年からお引き受けしている神戸でのコンクール審査。2日間に渡って、若い人たち(今年の最年少は小学3年生でした、しかも愛知在住)の演奏には希望がギッシリ。中にはちょっと閉口してしまう(レンタル楽器の音板をバキッと割るような)演奏もありましたが・・・教育・環境って大事だなあと。
1年経つのがあっという間ですね、、と先輩・先生方と(真ん中に陣取ってしまいスミマセン・・)。また来年。
東海市での中学生音教&0歳児からのわくわくコンサート(軽騎兵序曲のトランペットの後の静けさの中での子どもたちの叫び声サイコーでした)の翌週(=今週)
今月の定期です。久々にブログ間に合った・・・
コロナで色々延期になったことがありました。今回の指揮者も演目もそう。本来は日本初演を名フィルがする予定だった三味線協奏曲、ソリスト(本条さん)は今回で6度目!の演奏だそう(オケ版でないのもカウントされてるかも)リハを録音して、聴きましたが、めちゃくちゃ面白い。まず、三味線の音が、いい意味でオケと被らないので、とてもクリアに聴こえるし、音量がしっかり大きい。そしてソリストが超絶技巧にも関わらず、安定感抜群で、
よくよく思い出してみると、この時に、本条さんの演奏を聴いたから、酒井さんに委嘱作品をお願いしたんでした(そして出来上がった曲が奇しくもWavering ‘Ⅱ’)
今回の藤倉氏(初代コンポーザーインレジデンス)協奏曲も楽器の持つ力と、ソリストの力量、作曲者の個性、全てが光る曲だと思います。
シベリウスのタピオラ(カ、ではない)は乗ってないので、明日GPでちゃんと聴くのが楽しみ。そしてメインはニールセンの交響曲4番「不滅」
前回の定期で取り上げた(その時は降ろされ番)あとに、名フィルでは3番→1番と演奏していて(どちらも2014年)、2015年に依頼公演で4番を演奏して以来・・・のようです。過去のブログではどれも曲については全然触れてないですね、毎回穏やかな胸中でなかったようで(^^;)
この「不滅」打楽器界隈では有名です。4楽章でコチラがあるので。僕とジョエルは大体の曲を交代で演奏しているのですが、(最近では幻想交響曲を、数年前のコバケン→東京公演に持ってった小泉監督と→去年の市民名曲、とパートを入れ替え続けてます)前回の名古屋銀行で僕が1stを演奏したので、今回は2nd担当。こちらのパートは初。
この曲を初めて演奏した時(分かりにくいですね、情報非公開だった故)が、実は録音で、その時は4楽章のみの抜粋、2ndを同じTKイニシャルの(録音したホールの事も熟知されている)新日本フィルの川瀬さんに来て頂きました。今、録音を聞き返したら、2ndティンパニの絶妙なこと・・1st、頑張れよ!と言いたい。。あの時の川瀬さんの年齢は過ぎてるわけだから、しっかりしないとなあ。。
数年前から都内のオケでは不滅ラッシュが続き(ちょうど、僕が上野でリサイタルやった翌日?あたりも都響がされていたはず)久々の名古屋での「不滅」のわりに、客足は伸びていないそうで・・北欧で学ばれたマエストロ(僕は好き)のもと、熱演になるよう努めますので、少しでもお客様(特に若人!)が来てくれますように。。
※HPの出演情報、3月まで更新しました。2月は9日にサロンコンサート、18日にしらかわホールでのゲスト出演などございます。
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