充実のGW
4月定期の翌週にも芸文でオケの本番と、その翌週には市民名曲シリーズでした。市民名曲シリーズではバルトークとコダーイというハンガリー特集。高校3年生の上田高校吹奏楽団定期演奏会で演奏して以来の「くじゃくの主題による変奏曲」!!あの時はtimpani、今回はtri.とs.cymのみでしたが(当然、吹奏楽アレンジとは大分楽譜が違っているどころか、Tuba奏者の林氏は、高3のコンクール自由曲だったにも関わらず、オリジナルにはTuba無しという悲しさ)青春の日々を思い出しながら演奏。その他、バルトークの曲は全曲やったことがあり、ソナタにも通じるリズムの巧妙さを感じながら演奏してました。久々の「中国の~役人」楽しかった。
そして、4/29辺りから世の中はGWでしたか?その日に5/5のリハーサルを終え、翌日に札幌に向かいました。やはり少し肌寒い中、今回の演奏会の本番会場兼リハーサルも行えた
Kitaraホールへ!!恐らく足を踏み入れるのは2008年?あたりが直近だったような。ブログの左の方の写真にもありますが、PMF2004に参加した1ヶ月の間で、何度このホールで演奏させてもらったことでしょう。本当に素晴らしいホール、そして初めましての札幌交響楽団さんに賛助出演してきました。
今回の演目はアメリカ特集で、バーンスタイン「シンフォニック・ダンス(west side story)」も含まれており、実は日本の中で一番南にあるプロオケ、九州交響楽団さんにも、この演目でエキストラに呼んでもらったことがあり、
「北から南までウェストサイドのエキストラに向かう男」の異名を頂くことになりました(笑)そういう意味でいうと、一番西のオケはどこなんだろう・・・他にもガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」や「スターウォーズ」など。流行りのソリストが来たこともあり?早々と完売していたそうです。
合間には大学の先輩・後輩と色々お話したり、
実はちゃんと話すのが初めての方や、
初めましてと思っていたらそうじゃなかった人(そして本当に初めましての人)など、充実の3日間を過ごさせて頂きました。
Kitaraホール、やはり素晴らしかった。また来れる日まで。
1日空いて、次は長野の飯田(こちらは信州の南側、いわゆる南信)へ。久々の飯田の音楽祭。こちらもソーシャルディスタンスはあれど、チケットが完売し、地元の方々がこの音楽祭の為に尽力されているのを今年も感じました。 昨年演奏予定だったプログラムをちゃんと出来て良かった(初体験のBritten「青少年の為の管弦学入門」)こちらは日帰り。
そして、また1日空いて(空いてなかったら、そのまま北上してましたが)今度は佐久(こちらは東側の東信、軽井沢の隣)へ。朝、相棒のジョエルと待ち合わせして、ハイエースに目一杯楽器を積んで、いざ。そこまで上田に向かうのと変わらない時間で到着。楽器を組み立てている内に都内から来たピアニスト2人も到着。
ホールでリハーサル。後、チケットを購入して下さった数十名の方向けの公開リハと、場所を移してのトークイベントへ。
このトークイベントのお話を頂いた当初は「そんな催しに、どれくらいの方が興味を持ってくださるのか&質問なんて来なかったらどうしよう」と思っていましたが、全くの杞憂で(館長が演劇畑の方ということもあり、司会も上手にして頂き)予想外に盛り上がりました。特に若い子たちからの質問が多く、胸が熱くなりました(れっきとしたおじさんやな)翌日の終演後は解散しなければいけないため、一応、決起集会を遅くならない程度にやってから、就寝。
今回のコンサートが、コスモホールでのコロナ以後最初の演奏会ということもあり、ホールの方やマネジメントの方も、集客をとても心配されていて、僕自身も協力できることが少なく、ハラハラしていましたが(残念ながら満席とは遠かったものの)舞台に出てみると、沢山のお客さんの姿を拝見でき、嬉しく思いました(気持ちが昂り、本心から「今日は本当に沢山の方々にお越しいただき・・」とMCで何回も話していたら、最後の方は少し失笑も混じってたような(笑))
前半の比較的聴きやすいプログラムから、後半の真剣勝負のソナタまで、聞き入ってくださり、こちらも充実した本番ができて、皆々様に感謝です。来月の定期演奏会に向けて、弾みがつきました。
ちょっと良さげなカメラを持って、弟が来てくれたおかげで、写真もいろいろ撮ってくれました。
終演後に、「譜めくりすと」として頑張ってくれた小諸高校音楽科の学生さん2人と(受験に向けて、頑張って!)
家に帰るまで(本当は楽器を片付けるまで、です)が、演奏会。GW最終日だったので、少し心配でしたが、渋滞にはまることなく、名古屋に帰ってきました。
昨年のGWが静かだった分、今年はとても賑やかでした。全て無事に終わって、ホッとしています。でも、完全に大手を振って「演奏会を宣伝する(向かう)」「人に会う(親睦会をやる)」ということを憚られる世の中は、まだ暫く続きそうで。。
今も抗原検査を経て、とあるところにいますが・・マスクは、表情が読みにくく(新入生の顔も判らないし)、息もしづらく(タップの時とか死にそう)、もう沢山ですが・・・
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