アルプス登頂2日間
4月の定期演奏会は第500回を数える、祈念すべき回数のものでした。400回はマーラーの3番、アツモン氏と行ったのがつい昨日のことのよう・・・
今回の演目はR.シュトラウスの「アルプス交響曲」。小泉音楽監督就任記念の時に演奏した「家庭交響曲」と2曲しかシュトラウスの書いたシンフォニーはなく、どちらも大編成の曲ですが、アルペンの方が、バンダの数も含め大掛かりです。打楽器もサンダーマシーンやカウベル(アルプス山脈の上にいる牛を表します)など、賑やか。前半には第1回の定期演奏会の演目でもあったモーツァルトの最後の交響曲「ジュピター」を。
アルプス交響曲は個人的には4回目。この時に初めて(恐らくGlockenとサンダーマシーン)、実は名フィルのオーディションの前週にエキストラで来て2回目(カウベルを客席で演奏した思い出&ウィンドマシーン)、3回目はTOMASでウィーンの人達と合同で(2番ティンパニとグロッケン、今回はジョエルが担当してくれました)、そして今回は1番ティンパニ。幾つになっても初体験は痺れるな。。実際、痺れてたのはアルペンより大編成のジュピターでしたが・・そして2日連続出来る喜びと疲労感よ・・
個人的には写真が撮れるような余裕はありませんでしたが、近年絶好調な金管をはじめ、荒井コンマス率いる弦楽器と、小泉監督と7年目に突入したオケが
ある意味、集大成としてのサウンドになっていたのではと。
2日目は完売となり、2日間に渡って色々な人に聴いてもらえて感謝。久しぶりに乾杯もして、
都内からたまたま来ていたオケ後輩とも年相応な?会話を出来て刺激をもらいました。
来月(は長野の佐久ですが)と秋(は正にココ)に演奏するソナタを友人達が演奏するのを聴き(観)に・・・ある情報を確かめに向かったのですが、なんとそこにはイフケンの姿も。抜け目ないのう・・
そんな彼とは定期の翌日に共演。
普段はオケで演奏していたステージに打楽器とピアノだけなのは不思議な感じもしましたが、小学生たちが楽しんでくれてたことを願って・・・
少し公共機関では行きにくい場所ではありますが・・・来て頂ければきっと楽しんで頂ける企画を用意して待っています。
今晩のニュースでは、池袋の交通事故から3年と。ご遺族が、「桜の散る時期が来れば、思い出す」と。
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