ショスタコーヴィチに始まり
ショスタコーヴィチで終わる、今年度の定期。そして、世の中はコロナでただでさえ大変だったのに、その上のウクライナ危機。クラシック業界でも波紋は色々あり(ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが)
海外のロシア関係者が要職を追われる事態から、日本国内でも、ウクライナ国歌を演奏会の前に奏するオケ(知り合いがチラホラ)や、チャイコフスキーのロシア軍の勝利を祝った曲を自主的に曲目変更する等、この後もどんなことが起こるのやら。
そんな中、名フィルもTwitterで決意表明をしていますが、こういう事情で、演奏します。指揮は、再来年に指揮活動引退を表明したミッキー。以前、名フィルと7番を演奏した時も僕はシンバル担当、そして、遡れば06年12月に都響で演奏させてもらった8番もシンバル担当でした。結構な年月経っている、今から15年後は・・・なかなか想像がつきません。
これだけ「多様性を認める世界」といいながら、一方でその対極にあるような事が起こってしまうのが、世の中の常。大きな社会でも小さな会社でも。
そんな中、先月、気付けば30代最後の年齢になりまして、昨日はリハの前に胃カメラを「口から」してきました(鼻からの方が楽らしい)感想としては、「予想・・よりは早く終わったからセーフ」というものでしたが。健康に留意する年頃です。大事になっていませんよう。
とりあえず、明日から2日間、名フィル初演となる交響曲8番。戦争、断固反対。言葉を超えうる思いを、音で表す。
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