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2022年1月

2022年1月22日 (土)

KOBE国際コンクール→1月定期

最近、SNSを開きはするのですが、そちらへの書き込みが億劫な時期で(何か見てしまったんでしょうね)暫くはまた、こちらのblogがメインになるかもしれません。

Img1523 1月2週目には、今回初めて依頼を受けたコンクールの審査員として、神戸に向かっていました。阪神淡路大震災の後に始まった歴史あるコンクール、大御所の先輩方に囲まれながら、1日目は午後から(宿泊していた新神戸の夜は早く、審査後には普通の夕飯にはありつけない事態に、、ルームサービスor白〇屋というお洒落な街とは程遠い・・)、2日目は文字通り朝から晩までの審査でしたが、

中高生のレベルの高さにビックリしました。その年齢で、そういう曲を演奏する時代かと・・・こちとら打楽器のソロ曲なんて大学に入るまで一切情報が無かった環境で育ったもので、早期教育の可能性を沢山感じました。ただ、審査員の中の話題では「その(難易度の高い)曲を演奏する前に、経た方がよい道を通ってない(であろう演奏)よね」という意見も多くみられました。Youtubeでカッコいい曲は一杯見られますから、そこに目移りしてしまう気持ちはとても判りますが、、中身が伴っていない演奏もしばしば。ピアノの世界で、バッハやモーツァルトを弾かずに、スクリャービンやカプースチンは弾かないのでは?と。。

このコンクールは事前に「どこの誰が演奏するかを通知せずに」審査に臨みます(出演番号のみ表示)ので、顔見知りでない人は、経歴はおろか、年齢も性別も?わからないので、色眼鏡で見にくい採点結果が出たかと思います。他の楽器では、音大生を差し置いて、一般大学の人たちが入賞している事例も多数。点数に関しては、ショパンコンクールみたいに公表してもいいと個人的には思いますが・・そうすると事務作業がめちゃくちゃ煩雑になりますかね・・全部門あるので、大変か。こちらは点数だけでなく、講評も書く欄があった為、なかなかハードな2日(実は前日も別の映像審査していたので計3日間・・)でした。

1月のオケ稼働日が、このコロナ禍始まって以来過去最高となっており、有休で降りているものも幾つかありますが、何かしらのリハと本番がほぼ毎日(月末には、やはり無くなってしまったものも有り)。先週は市民名曲(同級生が急遽ソリスト)&豊田市(オペラ紅白歌合戦、楽しめるいい企画でした)今週は定期からの東京公演。年末から騒がれていたオミクロン株は、想定通りの波を辿っていて、、そんな中での都内移動はリスクもありつつ、気は引き締めて滞在してきたいと思います。曲目はラフマニノフのパガニーニ・ラプソディとチャイコフスキーの交響曲1番(と降り番のモーツァルトの交響曲)どの曲もかなり久々の演奏な筈。個人的には久々のシンバルで20インチの重さを楽しみながらも、疲れますね(笑)東京公演も若干席があるようです。今日、初日終え(その前に大学の実技試験もありました、全員聴けなかった・・)明日2日目。

 昨日はとある説明会で、あまりにも頭にくる発言があり、よなよな書類作成・・志が低い人間は個人(やその友達付近)で存在してくれる分にはご自由に、なのですが、無垢な人達に伝播する発言は今後の環境に影響するので・・若い人が変に染まらないように、中堅は必至です。

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2022年1月 4日 (火)

2021→2022

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

Thumbnail_img_1501 既に本年1回目の本番も終えた後(今年も長野では映らないようですが、配信はあるとのこと)ですが年始なので、昨年の振り返りと今年の決まっていることを幾つか・・・

 

Thumbnail_img_1433 12年連続出場だったクリスマスコンサートを休ませてもらった先でも、演奏していたのはポップスでした。大学生に混じりつつ、大学の先輩の指揮で(初めてご挨拶させて頂いたネコさんは、てっきりヴァイオリン科卒だと思っていたら、作曲専攻の方だったのですね・・レコード大賞、紅白と大晦日まで大活躍されていました。それどころか、姪っ子たちの好きなDVDの中でも名前を拝見)Thumbnail_img_1478

Thumbnail_img_1450 年末は数年ぶりに実家に帰省。姪っ子たちや犬と戯れる日々、毎日検温はしてましたが。。Thumbnail_img_1489

Thumbnail_img_1456 ご馳走も沢山頂きました(笑)初めて向かったお蕎麦屋さんも!Thumbnail_img_1490 ビクビクしながらの帰省が終わるのはいつの日か・・第九→紅白と見てから、近くのお寺に参拝。

Thumbnail_img_1495 雪は風情程度で良かった、上田盆地万歳。

Thumbnail_img_1497 元旦中に名古屋に戻り、2日からリハ。でしっかり、秋田氏がパリッといってくれまして(笑、えるのは前日だったから)幸先良いスタートとなりました。

ブログを読み返してみると、名フィルでの印象に残るベートーヴェン・ブラームス・ブルックナー(バーンスタインやバルトークも)の他にも、小澤塾OB・都響での演奏や、オペラはプッチーニを2作品、バレエも演奏させてもらえる機会があり、充実の1年でした。名古屋南高校、愛知室内オケとの協奏曲も同じ年、「兵士」に「くぼった」、そしてDistanceも・・ソロもHITOMIホール・しらかわホールと、色々と念願が叶った1年、多くの方のおかげでした。身体も、体感では保ちました。検査結果も大したことないことを祈るよー

さて、今年は「3」0代最後の年(年度でいうと40台突入・・)「3」年ぶりのリサイタルイヤー(早い!)なもんで、またもや「3」箇所で秋にリサイタル敢行します!自主公演(東京・名古屋)の詳細は大きく出せていませんが、大阪公演は、ザ・フェニックスホールの企画に選出して頂けたこともあり、既に詳細が載っています。またもや準備に追われる日々がやってきますが、悔いのない人生を目指して、、走り続けます。

名フィルの来年度の自主公演のプログラムも発表され(全部、プログラム通りに出来ることを切に願います)今回は2組ティンパニを使うプログラムも多く(4月のアルペン、6月の幻想、11月の復活、1月の不滅)楽しみです。

個人としては1月末に2020年に京都で初演したモノオペラ「ガラシャ」の再演が東京にて。2月は2週連続で(1週目は岡崎でclosed、次の週は日進市で)ピアノと打楽器で演奏会があります。5月には長野(佐久コスモホール)でバルトークのソナタ+αを、6月は2年越しの名フィルとのバルトークの協奏曲が待ってます!12月にはDistance Percussion Duo !!の2年ぶりの名古屋公演も。

 まずは今月、明日のみ休みですが、その後はオケも忙しく・・寒さに負けず、オミクロンを寄せ付けないように・・今年も頑張っていきたいと思います。

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