定期、第九、そして仕事納めへ・・
そんなくぼったーの翌日から、今年最後の定期リハでした。両曲とも名フィル初演。
メインの交響曲は数年前に首都圏で幾つかのオケが同時に演奏してた事からも話題になっていたのは知ってたけど(演奏したティンパニストが鉢合わせて、「ロット、大変だったよなー!」と話されてたのを耳にした)前プロのカゼッラとは誰?という感じ(今回の曲も日本初演だった?)ただ、ソリストで来る葵トリオは若手の期待の星で(ピアノトリオでARD1位!どんな演奏するんだろう)、その3人と演奏出来る曲ということで楽しみにしてました。
ロットはとにかく金管が大変(これまでの音楽人生で一番大変だという経験者のなんと多いことか)で、ホルン、トランペットは完全に倍の人数いたそうです。色んなことが規格外、結局本人はその演奏を聴くこともなく精神を病んで死んでしまったことから、先日の「くぼった」じゃないですが、「これは、奏者としても聴く側としても無理」というようなディスカッションは無かった訳で・・・逆にそれがあれば、今日に同じ形で残っていなかった可能性大ですが。聴いていたOBからはオーケストレーションの不満が・・そうですよね、でもそれを確認するために演奏しているようなものですから・・
実際の演奏会では2日とも、トランペットもホルンも(その他の管楽器も、特にオーボエ!)Braviでした。ゆづる君には、今回も参ったーよくあんな状況で完璧に2日とも吹けるな・・アシスタントの皆さま含め素晴らしかった。クライマックスが次から次へやってくるような曲なので、予習している方のみ、終わりが判っていて、満足な拍手だったかもしれないけど、(あれだけ盛り上がっておきながら、最後は静かに終わるので)なにも知らなかったお客様からは「聴き疲れた・・」と声が漏れそうな拍手に聞こえたのは気のせいだったかな(^^;)それぞれの音色やバランス感覚は・・お問い合わせは指揮者まで・・
カゼッラ、僕は2楽章のC-durを中心としたハーモニーが好きでしたが、編成が特殊で(金管はTp1,Trb1,Hr2,Tuba)オケとソリストのバランスに気を使うも、トリオの3名が超絶上手なので、客席では良いバランスで聴こえていたそうです。
そして・・・アンコールが、2日とも最高でした。ハイドンのピアノトリオ、初めて聴いたけど、いい曲が多いのね。マスクしながら聴いてたけど、口が開いちゃいました。3人とも凄いけど、僕は特に秋元君に驚愕。アンサンブルの愉悦が音になって飛んでくるよう、もう、そのままリサイタルにしちゃってってくらいの聴き応え。先日の宗次ホールでのリサイタル、行けなかったのが悔やまれる!次回の名古屋公演には1ファンとして向かうことになりそう。
2日目は終わってから、19時半開催の生徒のリサイタルを聴きに知立へ(19時半開演だったから、間にあっちゃうんだな、これが)遅い時間に始まった為、かなり短めのプログラムでしたが、こちらとしては丁度いい時間でした。ホール備え付けのmarimba oneがいい音してたな・・
そして今週は第九。指揮は、最近、自伝を出版された(!)小泉音楽監督。監督との第九は何年ぶりか。昨年も第九はなんとか演奏できましたが、今年も「(マスク着用で)なんとか」感は拭えず・・・来年はそうなっていないのか、どうなのか・・2日共、完売のお客様のもと、演奏出来て感謝。
そしてそして、今月も1人お世話になった方がご勇退・・・月末のクリスマスポップスを僕が休んでいる為、一緒の本番は第九が最後ということで、記念撮影して頂きました。10年以上の叱咤激励、感謝です。今後も見守ってください!!
翌日は岐阜の郡上(帰りはビックリの大雪でした、スタッドレス履いてきて良かったー)へ、
その翌日(今日)は明日の公演の為、広島へ・・牡蠣、お好み焼き、美味でした。
年末は此方の公演で本番納め、翌日にニューイヤーのリハで演奏納め、次の日に審査員、レッスンは27日までだっけ?オミクロン株に怯えながらも、コロナ以前の日常生活になりつつあります。少し身体の不安も持ちつつ(定期検診大事ですね・・結果に乞うご期待)、年内走り切るでー
少し来年のスケジュール更新しました。
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