バンドジャーナル
上田で高校生をやっていた頃、今のようなネットワーク社会ではなく(多少インターネットはありましたが。i-modeとかね・・)色んな情報は紙媒体が主体。吹奏楽少年だった僕は、部室(正確には班活動だったので班室)にあった月刊誌「バンドジャーナル」の過去10数年分の連載などを空き時間や授業時間に?読みふけっていたわけです。巻末には各楽器のプロが書いた「ワンポイントレッスン」を参考に、手を動かしてみたり、藤本先生(確か高2の年)や平尾さん(高3)の記事に笑わせてもらったり、、月日が流れ、自分も名フィルに無事入団、2011年度にその連載を依頼される幸運に恵まれ(カテゴリーのBJ後記は、その記事に合わせた内容です)、その時もとても感慨深かったのですが。
なんと・・・表紙を飾らせてもらうという僥倖に!継続は力なり。このワンマンリーダーを見捨てずにいてくれるメンバーに感謝・・・嬉しくて、何冊買ったことか(笑)あ、まだ書店に売っている筈ですので、まだの方、是非。
10月の定期も無事終了。
その後も幾つか本番が続きながら(アンドロイドの指示で演奏したり)ただ頭の片隅にはずっと「タップダンス」の文字が・・・名古屋に来てから習い始めたタップ、今年で11年になりますが、今までは定期の日程などと被るのを理由に出演を断念?してきた、
発表会(とは言えない規模の裏方が入る舞台)ですが、出演する覚悟を決め(というのも、簡単に参加が表明できないほどの練習量とそれに伴う諸々の行事がある故)、初舞台でした。
本来は2日連続である舞台のうち、オペラのリハが重なるため、無理なお願いを聞き入れて頂き初日のみ・・それまでのリハ日も「絶対ここは出て!」と言われた日は奇跡的に空いていたり休める仕事だったので・・・それでも他の人よりも向かえる日が少なく、最後の一週間は出番の少ないなりに、自宅でのコソ練期間も経て。
やはりなんでも、見るとやるとは大違いで、いい経験になりました(メイクしたのなんて何時ぶりか!!)。以前から知っていたバンドメンバー(舞台の後半は生バンドに合わせてタップを踊る人達も)にも素性がバレて、恥ずかしや。次はまた11年後かな・・翌日からは予定通りのオペラのリハーサル。
2年前のカルメンは諸般の事情(リサイ○ル)から降りていたので、個人的には薔薇の騎士以来、4年ぶりの名フィルでのオペラ。かの有名な「ラ・ボエーム」これもお初なんです。蝶々さん、トゥーランドットに続いて、プッチーニようやく3作目。。今回、東京フィル(日本で一番オケピに入っているオケ)の元団員さんがエキストラにいらっしゃって話を伺いましたが、「オペラのレパートリーが増えたのは財産だったわー」と仰っていました。それは羨ましい・・
今日から劇場入り。
隣のチラシは前日に聴きに行った学生の吹奏楽。
その前の週にも学生のリサイタルを聴きに行きましたが、お客さんがあまりに少なく・・・僕もいつもいつも集客には必死ですが、演奏会はやはりお客さんあってのもの・・コロナ禍なのは承知で言ってますが。。12月、他人事ではないので、頑張らないと。
嬉しいこともあれば、そうでないことも。海の向こうから届いた思わぬ訃報に、ご家族のお気持ちを察すると、いたたまれなくなります・・・今日のGPを演奏しながら、少し頭を過ってしまった。
明日まずはオペラ初日、無事に終わりますように。
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