Bolero
この響きを聴くと、勿論ラヴェルが頭によぎりつつ、この画像が頭に浮かぶ。中二から中身が変わっていないからでしょうか。。
今回、久しぶりに(定期演奏会では初)ボレロの1st小太鼓を演奏します(2ndというのが、曲の終盤では出てきます)大学のとある先輩が、昨年ボレロの小太鼓についての(アンケートを集計した)レポートをまとめたいというのに協力して、色々思い返してアンケートを書いてたのですが、その1年後に久々に自分が演奏することになるとは・・・
今回、ボレロで僕が使用する楽器。名フィル入団後に、個人で購入したもの。今は無くなってしまったメーカーSAKAEのコンサートタイプの小太鼓。響き線は、秘密(笑)
今回は昨今の流れに乗って、裏ヘッドも本皮仕様にしてみたのですが、そうすると、裏ヘッドも湿度の影響をモロに受けるんですよね(当たり前なんですが)結構、調整が大変ということを実感中。。でも、録音だと、「いい感じ(の響き)」だという自己満足感はあり。本番どうなることやら。
こちらは前プロのルーセルと、ボレロの2ndで使ってもらう楽器。前回の動画でも紹介していた名フィルモデルとして、Pearl社の製品をカスタマイズした楽器。こちらも個人的には超お気に入りですが(セールスポイントが一杯ある楽器、本当、吹奏楽でもお勧めします。それ用の動画作成でもしようかな・・・)色々なことが出来る分、ボレロのように延々と演奏する曲(=曲中に調整不可)よりは、ルーセルの時の方が活きるかなと思った次第。
明日(正確には明後日もありますが、なにより初日ですよ初日)、本番終わってみるまで分かりませんが、今回、アプローチを変えてみたことがあって、それによって気持ちが大分楽になっています(と自分に言い聞かせている)思い返せば、学生時代から、N響(人生で2回目に乗せてもらった時はこの曲のドラ4発と、スペイン狂詩曲の1発に命かける本番だったな)でのI川さん、読響でのI内さん(まさかのソコ使って演奏されるんですね、という目から鱗)都響のA藤さん(オケピで、春祭とボレロという鬼のようなプログラム)N川さん(2ndを演奏させてもらって、かなり影響受けている)そして、日本フィルのE藤さん(今も、かは分かりませんが、ギネスブックに「世界で一番多くボレロの小太鼓を演奏している奏者」として名前が載っていらしたとか)の諸氏の演奏を、客席なり舞台上なりで肌身に感じてきたので(そういえば浜松でN久保の隣で2ndやった時もありましたね、流石にっしー&さりげなく圭さんもいる)その成果が出せるといいのですが。もういい齢だしね・・・
しっかり準備して。ボロロになりませんように(^^;)
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