ガラシャ
勤労感謝の日(勤労できることに感謝しました)も過ぎて、また段々曜日感覚が薄れていますが・・
11月の定期も無事終えて(2日目は完売だったそうです、色んな要因がありますが、お客様に足を運んでいただけるのは感謝)翌週は、同じ芸文でNHKの収録でした。他の日本各地のオケも収録していた中、うちのオケが収録→放映が超短いスパン過ぎて、こちらで宣伝する間もなかったですが・・・噂によると、来年3月14日にBSで再放送するそうです(その日はサントリーホールでブラ4ブラ1を演奏している予定)もしお見逃しの方あれば、是非・・
そして、先週は紅葉が満開?とは言わないか、しかし、見頃の季節に一週間京都に滞在していました。こちらの公演にて。
このプロジェクトが僕のところに来たのは6月中旬。業界はコロナ禍で身動きもとれず、という最中でしたが、主催兼主演の田中さんから(以前から別の件で打ち合わせはしていましたが)話があり、標題の「細川ガラシャ」を題材にしたモノオペラの書き下ろしで、当初から、「世界(公演)」を意識した規模や編成であることなどを説明頂き、打楽器の担当という任を頂きました。作曲段階からお話できるということで、数ある打楽器の中から、用意しやすいものと、そうでないもの等の確認もして・・・器楽担当は加藤昌則さん(ピアノ担当)を中心にチェロとフルートと、打楽器というカルテットになり、初めましての方もいる中で、16日の初合わせ。そこそこ打楽器の量があり、組み立て⇔バラシが大変でしたが・・
事前に色々調べてました、というのも、ちょうどその週に京都にいられれば、12月3日の合わせが出来るので!地図を見て、ホテルとリハ会場2つを見て、どう移動すればいいのか・・なんとレンタサイクルがあるではないか!しかも滞在中でちょうど借りられるプランがある・・
ということで、名古屋のみならず、京都でもずっとチャリ移動でした。お尻付近に負担はかけるのだけどねー便利なのよねー
滞在させて頂いたホテルは、こちらの記事にあるところ。京都の繁華街にあるとは思えない空間で、辿り着いた時には驚愕でした。
田中さんの優雅な写真とは打って変わって、こちらはというと、部屋でせっせと中山との合わせの為の道具作りほか・・それでも空き時間を有意義に使わせてもらえたのと、京風のおもてなしには感謝・・
毎日、相方に無理を言って、午前はデュオ合わせ、午後はオペラ合わせという日々でした。
そうそう、合間に、大先輩にもご挨拶に伺ってきました。来年喜寿を迎えるとは思えない若々しさ・・
リハ終盤で升さんや能楽師の林さんも合流され、前日から上賀茂神社で合わせ。世界初演の曲、というだけでなく、舞台なので、演出から何から全てが初。モノオペラと言えば、以前、プーランクのこの公演に携わったことを思い出したけど、この時は指揮者いたからなあ・・指揮者がいないということは、簡単に言うと「キュー(合図)出し」をしてくれる人がおらず、歌ってる人、演じてる人、奏してる人が、それぞれの音や間合いをキャッチして役割を果たさないといけないということで。。なかなかに痺れました。器楽側は作曲家であられます加藤さんがいらして下さったお陰で、かなーり助かってましたが。
初日、一週間のうちになんとこの日のみ「雨」の予報でしたが、段々と雲が動いてくれて、当日の昼過ぎまでは降ったものの(一時期はかなり激しく)公演の間は降らず、楽器側には天井がありましたが、お客さんには無かったので、晴れてくれて本当に良かった。。演出の都合で、かなり暗く、乱視矯正の入ってないコンタクトだと、こんなに見え辛いとは・・色々勉強になりました。。
翌日には京丹後へ移動。全く足を踏み入れたことのない土地でしたが、たまたまヒストリアで放送していたガラシャの回も見て色々予備知識があったこともあり、楽しみに向かいました。会場で音合わせをして、夜は主役(はイタリアの演出家とzoomで打ち合わせをしており)が不在でしたが、用意して頂いたお弁当を頂きながら、「広い会場(本当ーに)」でメンバーと最後の打ち合わせ。
翌朝、時間があったので、なかなか来れないであろう、天橋立を電車で観に行くも、全景を見るロープウェイは人だかり・・・チケットを買ったものの、泣く泣く断念して帰ってきました。雰囲気は感じられたので、良し。
京丹後公演も盛況の内に終了。全体写真も撮った筈がまだ頂いてなく、とりあえずカルテットのメンバーで。次はウルグアイ公演でお会いしましょう!?
次回は(実はもうチケットが僅少という噂の)Distance Percussion Duo!!について、記す予定・・・
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