できること、その2(レッスン)
1年くらい前、我が社のクラリネット奏者(セルビア人)と話していた時、「今はオンラインでレッスンも出来ちゃうねー世界の真裏からでも、お互いに良いネット環境さえあればー」という会話を何気なくしつつも、「いやーどこまで、デジタルを通して伝えられるかな」など思っていましたが、世界に先駆けてデジタルコンサートホールを導入していたベルリンフィルは、先見の明があったことは明らか。無料視聴の期限が延びたようですね。
生演奏≠レコード、CD、DVD≠オンラインという図式は半世紀前から議論されており・・・
先日、これまでもお世話になっているシライミュージックさんから、ご提案があり、現状では20人弱までなら顔を確認して出来そうということで、
オンラインクリニック(スティックコントロール)を開催する運びとなりました。初回は来週11日の15時ー16時です。
これから詳細は白井さんと詰めていきますが、これまでも豊橋では何度かクリニックを開催しており、そのクリニックの初回バージョン(普段は2時間でしたが、ギューッと短縮して1時間)をする感じになるかと思います(奇跡的に全員、過去の受講生なら形も変わりますが)
これが今後も定期的なニーズになるようなら、そこから先(個人レッスン)も考えたいと思います。
実は、他にも今まで関わったことのない方々からのアプローチもありますが、今のところそちらは考えていません。現状では、オーケストラからの給与も(多少は減少していますが)あり、「この機会に活動の場を広げていきたい!」ということよりも「お互い助け合い、出せる力を出し合って凌ぐ」ことを優先したいので・・想像してくださいな、今、楽器を新たに購入したがっている人達が世界のどの辺にいそうか。シライさんはこうなる世界の前からネットを利用したアプローチには定評があり、僕も楽しみです。受講希望者、1人もいなかったらウケる~~
今日、連絡が来て、専門レッスンをしている高校、大学も来月以降に。大学はもしかしたら、それこそオンラインレッスンかもしれないらしく・・急激な変化。
とりあえず、今週末に関しては、スティック(マレット)を振り回せるスペースがあり、ストロークを受け止めてくれる楽器(もしくは練習台など)があり、その振動や騒音を許容してくれる&ネットに繋がる状態があれば、1人で悶々と練習する時とは一味違った環境を提供できるかもしれません。
「コロナ以後」で大きく変わりゆく世界と生きていくことになるのか・・・デメリットと同時に発生するメリットをどう捉えるか。
これからも発生し続ける「アナログ」と「デジタル」の共存を、上手く利用していく残りの人生哉。
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コメント
待機・・・お疲れ様でございます。
世間はひと月毎に凄まじい状況ですね。
窪田さん、こんな状況下でも
心持ちをチャンスにされていて素晴らしいです!
デジタルのメリットですね^^
「できなければ、やらない。判らなければ、人に聞く。」
「お互い助け合い、出せる力を出し合って凌ぐ」
アナログの部分は、気持ちや感動などを伝えるのは大切なことですね。
流石です!
私も肝に銘じて日々仕事します(*^_^*)
(在宅が難しい職務なのです)
投稿: A.M | 2020年4月12日 (日) 15時25分
>A.Mさま
日々の業務お疲れ様です(Twitter拝見してますよ)こちらは身動きがとれないので、羨ましい・・・というと語弊がありますが。。一足(二足?)先にリタイア後を体験している気分です・・
なかなか出口が見えない日々ですが、くれぐれもお気をつけてお過ごしください!CD発売、間もなくです!
投稿: kuboken | 2020年5月 2日 (土) 01時43分