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2019年12月

2019年12月31日 (火)

2019年総括

そうかつ、という言葉を覚えたのはユニオン活動を初めてからなのですが(気付けば事務局長何年目かな)便利な言葉ですね、総まとめ。

8cdcbd084e4f4f9f9ee8b2c510e8c955 最近は告知していたDuoの本番も無事に終え、D8946c8580d647a08857ed295f04a2a1

A280eb49f20f47fdac5ede2c81e51162 2日目の夜中には友人達とスターウォーズEp.9の公開日プレミア上映を観に行き(予想を上回る数のコスプレ隊でした)

翌翌日は岡崎で、その後にもう一度、抜粋の第九を演奏し、

0d74c64db7df4dacb95775ffe2ce319d 残す一回の年内本番は年越しジルベスターコンサート(in金沢)のみとなりました。



昨年末のくぼったに続き、今年も上田で演奏出来たのは有難かったです。更になんと、来年の6月にも!また詳細出れば載せます。

そうそう、リサイタル前に時間が無く、触れていませんでしたが、色んな方から

「こないだ、N響に出られてましたね!」
と話しかけられ(^-^;皆さん、よくチェックされてますねー悪いこと出来ないな。。

10月頭にお声掛け頂いて、お手伝いしていました。

7fa0c2ddb6dc406790dd114b6d301be0 ソリストが7台+8台、オケ中に4台、全て本皮のティンパニという絵は壮観。
そうじゃなくても聴きに行くつもりの熱いプログラム(Wティンパニ協奏曲、ショスタコ11番)で、終演後の楽屋口は全国からいらっしゃった打楽器関係者で一杯!

0dfa4cc379c9436685b63df09245f1ed 前の日に神戸で協奏曲のソリストをしていた筈の菅原先生のお姿も(・・;)
なかなかシビれるパートを仰せつかったので、必死でしたが

C7eef627d5b04dc68204450fbdf83487 ソリストのお二方の生き様を表してる演奏にエネルギーを貰いつつ送りつつ?曲が終わった時の客席からの拍手が、ロックのコンサートのような熱狂的な盛り上がりとなり、忘れられない本番となりました。

5b994117602c4252bded6791f73d5341 JPC会報の表紙の写真、めっちゃいい感じ!

 

僕自身の活動としては、今年はなんと言ってもリサイタルが大きい割合だったので、無事終わって一息…と思いきや、体の疲れがどかどかーっと後から来て

2日前には遂に坐骨神経痛との診断通知を受けました。。

ちょっと前にも書いた通り、上手く身体や奏法とも付き合っていかないといけない年頃…

リサイタル関連では、また改めて触れますが、ご褒美も頂きまして。。演奏している時には全くもって実感がなかったので、驚きと共に、力を分けて下さった全ての方に感謝で一杯です。ここから何をするか、だと思っています。日々精進…


学生はじめレッスンも、結構したなー、教えることでこちらも色々考えさせられることもありますが、向こうがどれだけ(どこまで)考えてるのかは謎なことも。連絡さえすれば(たまに連絡がない生徒も)平気で休まれるので、

僕らの頃には考えられなかった!

という価値観が通用しないのか、言うとパワハラになるし?今日もリハの休憩中
「母校には今、『先輩は後輩の生き方に口出ししない!』と書いた貼り紙があるらしいよ」という話が出る中、現役生からは

「新年会を行いますので、万障繰りあわせの上、是非ご参加ください!」と連絡が来る始末。よーわからん(笑)向かえないんですがねー

どんな形であれ、知らない(教わらない)ことの方が、不幸だと思うのは、古い考えかなー

失敗をし続けて、傷つけ傷つけられても、明日は来るので。

もう来年は2020年、聖火も持つ予定はないので(ないよね?)オリンピックに直接関わる予定はありませんが(前回の東京オリンピックの為に出来た、都響にイニシアチブを渡さずに、高額を出してベルリンフィルを招聘するという関係者の無能さに呆れる)
己に出来ることを積み重ねていきたいと思います。

99d24060b28b427c97e09f2cb7213b92 本のように積み重ねただけになりませんように。。写真はこの冬の読み物達、部屋のスペース確保のため、人に貸したい本以外は借りることにしました。蜜蜂と遠雷、ゴールデンスランバー共に面白かった。

 

それでは、良いお年をお迎えください。

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2019年12月14日 (土)

Special Night Concert !!

今年の第九は、12月の中でも結構早い内に終わってしまい、今週末の岡崎第九で終了(今日も岡崎も今年はCym.待つのも仕事です・・)クリスマスコンサートもドラクエ(完売)だし、あまりクリスマスや年末感がなさそう・・

 

78225581_1018410308512047_72653554379841 というところに、来週、演奏させて頂きますご案内を。共演相手は、愛知出身、現役音大生の佐藤美玖ちゃん。高校生の時に教えていた生徒ですが、気付けば学部を卒業していました。

 

地元、東三河の方でマリンバ協奏曲を弾く等、精力的に活動をしていて、今回が僕とは初共演。

 

そして、演奏場所も初めて向かいます(下見には行ったけど)実はこのケーキ屋さん、知り合いというか大学の同期(どころか、寮で住んでいたブロックまで一緒)が携わっていまして、この夏にたまたま再会、存在を知りまして「何か出来るといいね」と話していたところに、このコンサートの企画となりました。

 

チラシに載せているプログラム以外にも、クラシカルな曲としては

パガニーニ作曲24のカプリスよりNo.24

ガーシュウィン作曲「ポギーとベス」による変奏曲など

シロフォンを用いてラグタイムも2曲、村松さんの「you were there」や、ライヒの「Clapping Music」も・・ジャンベも持っていくのでアフリカっぽい曲もやります。休憩込み90分(トークあり)なので、結構しっかり。ワンドリンクのみ入場料に入っていますので、是非ケーキなどを食しながら聴いて頂ければ!

30席限定ながら、未だお席はあるようです(^^;)お仕事帰りに是非!

 

実は、この翌日にも金山で60分1本勝負のサロンコンサートもやりますが、こっちは無料なので、宣伝せずともお客様が集まるという・・

 

教え子といえば、今、教えている学生の演奏会を聴くことも最近は多く、自分が同じ年だった頃と比べると、遥かに上手なことを嬉しく(羨ましく)思いつつ、「こっちも負けてられないなあ」とつくづく感じます。まぁ、唯一の救いは、過去の自分と比べたら今の自分が一番マシだと思うのが多いことかな(笑)今後も努力をし続けるしかないのよね~

 

 

 

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2019年12月 6日 (金)

Dance Dance ..

 年末の風物詩の一つ、ヘンデルのメサイアも終わり、いよいよ今年も終わりが近づいて来ていますが、12月の定期はもう今週。今年の定期の中でも1,2を争うほど楽しみにしていた「ペトルーシュカ」があります。

 

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 ストラヴィンスキーが書いた3大バレエ曲の1つで、残りの2曲(火の鳥、春の祭典)は機会が多く、何度も演奏していますが、この曲だけ、初体験。これまで、まともに総譜を見ずに、耳でしか聴いていなかったので、楽譜がそうなっていたのか!と発見することが多々・・春の祭典が初演時にスキャンダルが起きて有名になっていますが、1年前に書かれたこの曲、内容的には充分にセンセーショナル、むしろ難易度はこちらの方が高いのでは?いや、間違いなく高いよね?春の祭典は、この曲のドギツいところを集約した、みたいな印象です。3曲の中で一番色んな要素があって好きだなあ、いつか初稿版もやってみたい・・・指揮者は名フィル初登場となる、カンブルラン氏。

 

 彼の兄弟にフランスでティンパニストをしていたブノアがいて、引退公演を聴きに行ってリヨンで会った時以来の再会。うちを指揮する前に、他のオケで「春の祭典」「幻想交響曲」「海」などを振ってからの登場。

 

 もう1曲のフランス物「ペリ」も難しく、、ラヴェルやドビュッシーに通じる「着地しそうでも、思ったところには着地しない、浮遊感」を感じさせる構造が多く、自分の音程や音色が決まりきってない印象。自らのセンス不足を再認識中、録音機がある世の中で助かります・・そして酒井さんの新曲!1ヶ月ぶり(笑)彼の曲には、いい意味でいつもの酒井節があり、(彼が欲しているであろう)落とし所が、しっかりわかるので、和声感を研ぎ澄ましてさえいれば、なんとかなるのかな(timpaniの出番は少ないですが(^^;))ソリストの藤木さんは、色んな繋がりもあり、今後もどこかでご一緒出来そうな予感・・

 

 昨日のリハ後はタップへ。僕の行ってるスタジオの好きなところは色々ありますが(立地、値段、ストイックにやる雰囲気、月の中での振り替え自由etc)その中の1つに、「ほぼ全ての練習パターンを、左右均等(順番)にやる」というのが、あります。カウントの中で、右から始まるターンをやれば、次は左から始まるターンを左右を入れ替えてという具合に。

 これは打楽器にも共通していることで、よく人に説明する時に

「ヴァイオリンは右手と左手で役割が違うし、トランペットも同様。ピアノで両手を使っていても、左右が対称に同じ運動をすることはないが、打楽器の場合、主に交互で、時には同時に、左右対称の動きをすることが多い特殊な楽器」と話すのですが(利き手じゃない方の手を如何に上手く扱うかがポイント)

 タップの場合も、回りやすい足はあったとしても、左右ちゃんとどちらも練習してます。他の先生に習ったことがないので、どの程度一般的か不明ですが、練習方法に納得しながら、毎回、めちゃくちゃ汗を流してます(&そこから10km弱、自転車で帰ってまた汗)

 

 BalletTapも共にDance。先月のプロコのロミジュリもでしたが、バレエに付随する(踊りありきの)音楽、ということで、音楽自体が持つ躍動感に、心踊らされるポイントが個人的には幾つもあって、それを聴いている人と共有できたら、と思ってしまいます。

9476af889d694111929de290d978f048 これの宣伝もしなければと思いつつ、次回にまわそう・・

 

 最後にwikipediaにも紹介されていた、敬愛する先生が演奏する動画を貼っておきますね。この時、既に還暦近いとは信じ難い・・そして、各ソロの活き活きとした演奏、いつ見ても凄い。

 

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