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2019年8月20日 (火)

Diversity of Percussion

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3年ぶりの自主リサイタルイヤーがやってきました(過去のリサイタル関連はカテゴリーを参照頂けますと嬉しいです)早いなぁ

2007年に上田で行ってから(2010年はオーケストラに入団した年という事でお預けするとして)

2013年に2回目、2016年に3回目、今年が4回目となります。

 

 毎回、テーマを定めながらやってきましたが、今回は題名のようにしました。日本語にすると「打楽器の多様性」判るような判らんような・・2回目から、「折角準備するのだから、出来るだけ多くの方に聴いて頂き、少しでも打楽器に興味を持ってもらえれば」との願いもあり、2ヶ所以上で開催してきました、今回は、僕の最初に生まれ育った大阪府豊中市に近年出来たホールの予約を取ることができ、初の大阪開催!不安もありますが・・

 注目してもらえると嬉しいポイントとして、まずは、前回から始めた委嘱(初演)曲。今回は、現、名古屋フィルの2代目コンポーザー・イン・レジデンスを務めて頂いている酒井健治さんに、無伴奏ティンパニの為の新作をお願いしました。

酒井さんが、名フィルの為に書かれた「交響曲第1番」や、彼の個展のアンサンブルの曲の響きを聴いて、これまで感じたことの無いものを感じ、ティンパニの為には曲を作ったことが無いということで、B→Cの際に鈴木優人くんに委嘱して以来の「4台のティンパニの為の無伴奏曲を」というリクエスト。出来上がりが楽しみです(酒井さんの曲は、奏者の限界に挑む難曲で有名、、早く来ますように・・)

 いつものように、他の楽器とのアンサンブルも有りますが、今回は場所によって異なる2人の方に快諾頂けました、多謝。

豊中公演は、あの菊本さん!N響や、名フィルでも、オーケストラの中で一緒に演奏させて頂いたことはありますが、2人だけは初。曲目は2人ともそれぞれ何度か演奏した事のある(トランペット奏者にとっては超〜難曲で知られる)Heptadeを。これで個人的には東京で神代さん(2005)→名古屋では圭さん(2016)に続き、3度目の演奏。打楽器もそこそこ?大変なので、足を引っ張らぬように・・・

名古屋では、誇れる(大学時代の)同級生、「こんちか」こと近藤千花子に、2016年以来の共演をお願いして、あの時は東京と京都で演奏した、山川あをいさんのUTA Ⅶ for clarinet and marimbaを。電気文化会館の響きで、どうなるのか楽しみです。

 更に今回は、エレクトロニクスとの共演もあります。両公演とも最初に演奏するのはB→Cでも演奏したPrison Song、その公演で取り上げたティンパニ曲がご縁の関西出身、岸野末利加さんが作曲されたエレクトロニクスと「大太鼓」の為の珍しい曲(大太鼓の音が、色んな素材を使って、様々なスピーカーから発信されてきます)また、6年前に取り上げた際から益々勢いを持って世界中で演奏されている打楽器奏者兼作曲家のCangelosiの曲(これもスピーカーを使います)など・・+普通にソロで演奏する(僕にとっては)難曲の数々・・

 プログラムを決めてから気付いてますが、また、かなりの楽器の量&予算・・毎度、自分の首を締めまくっており、やはりサブタイトルは「beyond the border」が良かったか(頭を過ぎりましたが、何処かで聞いたことがあるので却下)

 もう2ヶ月を切っているとは信じられないですが、(日々の業務を疎かにしないよう)計画性を持って準備していきたいと思いますっ

豊中公演は、文化庁芸術祭参加公演に(間に合わなかったので、ポスター、プログラムには載せます故ご容赦を)名古屋公演は、名古屋市民芸術祭にそれぞれノミネートして頂いたので、相応しい公演にしないと・・

 

舞台で(それ以外にも)奮闘している様子を、観に来て頂けると幸いです。チケットは、チラシに記載の電話番号でも受け付けておりますし、記載のメールアドレス、またこのブログからのメール送信やメッセージなどでも(個人が特定できれば)可能です。イロイロ欲張り過ぎたこともあり、予算もギリギリ一杯、是非、多くの方の御来場を、切実に(^^;)お待ちしております!!

 

日々の活動は、また更新します・・そのうち・・

 

 

 

 

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