2学期
という言い方が懐かしいですが、9月が始まりました、朝練しないと時間が無くなる。。
お盆明けは例年通り豊田市での中学生の為の鑑賞会から。例年と違うのは、今月を以て三宅さんが退団されるラストステージだということ!オケマンとして、41年間在籍されたそうです。
最終日には、指揮者からのサプライズインタビューがあり、中学生に向けて(後輩たちにも?)メッセージを頂き、「三宅さんらしい・・・」と思って心に刻み、
ささやかな祝宴もして(遠路からも、いらして下さった方もあり)送り出させて頂きました。
夏休みの課題図書にしては、分厚い本でしたが、そちら(武満)は意外と早く読めて(巻末はディスコグラフィーだったのもあり)逆に大江作品の方が時間がかかり・・しかし、冬に演奏する「雨の樹」の初演の描写も出てきて、作曲者の思いと、その曲が生まれる元となった原作&曲を聴いてから生まれた新たな物語などが読めて、理解は深まった(頭でっかち感は否めないが)・・と勝手に思ってます。後はさらうだけだ・・
ベートーヴェン・ツィクルスは1回お休み・・の間に指導先の合宿に付き合って、初、下呂温泉へ!美味しい食事も頂きましたが、なにより、温泉のお湯に感動、流石でした。
9月頭の仕事はクローズドでしたが、3回目となる谷村さんとの共演。前回は、別のオーケストラのエキストラとしてだったので、スタッフには「T響さん(のメンバー)じゃなかったっけ?」と言われましたが違います(笑)
こちらでピアノ(&編曲)をやっていたのが、寮生時代に一緒のブロックに住んでいた先輩。当時の金髪の面影なかったですが、近況報告して、楽しく本番を終えました。久しぶりに客席で揺れるペンライトを見た・・
翌日は弾丸帰郷で、母の還暦を家族揃ってお祝い。この子達も祝ってくれてた・・か?
9月定期はバーンスタイン特集。前半は
「スラヴァ!」吹奏楽でしか演奏したことが無かったですが、短くて賑やかな曲。「キャンディード序曲」と似ているのは、サビに7拍子が使われるところ。打楽器の人数はこちらの方が多いですね(マリンバまで登場)エレキギターや、テープ(録音)なども出てきて、生演奏で聴く価値が倍増?の曲で始まり、
「シンフォニック・ダンス」僕が入団して暫くの定期で演奏して以来(あの時は円光寺さんが指揮でした)個人的にはその後もT響やK響でもお邪魔して演奏しましたが、ティンパニは初!出番は限られていますが、楽しいです。ジョエルのドラムセットにも注目♪
後半は「不安の時代(交響曲2番)」1番(エレミア)は数年前に定期でとりあげましたね、それも川瀬氏。今回は、この曲を十八番とされている小曽根さんとの共演、本番が楽しみ!
こんな映像もありますが(ティンパニは2セット用意しているみたい)今回は普通の配置で演奏します(多少ピアノと遠い・・)
PMF(バーンスタイン創設)に行った影響もあり(PMF卒業生がうちのオケにも何人もいます。ジョエルもその1人、川瀬氏も副指揮者やってましたね)バーンスタインの自伝や演奏、見聞きしましたが、指揮のみならず、作曲、そして弾き振り、テレビでの教育番組出演(監修)まで・・現代で、ここまで幅広くやっているクラシック音楽の表現者はいないですね、まさに時代の寵児といいますか。。過去の人なので、素直に尊敬、憧れますが、自分が同年代だったとしたら、どう感じたか・・逢って、そのオーラを感じたかったなあ。こんなのを見ると、本当に羨ましい。
カディッシュ(交響曲3番)や、名フィルが日本初演したという大作「ミサ」を演奏できる日を楽しみに、今週末はバーンスタイン生誕100周年を(アンコールも含めて)お祝いします!
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