木琴月間
4月も、気付けば後半。先週はベートーヴェンから。久方ぶりの1番交響曲と、皇帝&レオノーレ3番。終演後にロビーで「先日の木琴が・・」と声をかけて下さる方もちらほら。
続いて、こちらの本番(一緒に写っているのは差し入れに頂いた、高級食パン、とメロンパンに見えるラスク)
今回で僕が出演するのは3回目、参加曲数は増え(ボレロ→魔法弟子→牧神→海)、いわゆる「フランス物」なので、音色感も、よりセンスが求められるような内容に。しらかわホールという響きの良いホールで出来るのは毎回幸運。が、このホールも9月からは改修?工事に入ってしまうのですよね・・
翌日、岐阜のサラマンカホール(こちらも響きが素晴らしいホール)にて、オーケストラでスペインプログラムを演奏している、演奏会の途中に、
この方が、能と演奏されていました。共演がなかったのは残念、どうやら、県知事たっての願いで、このプロジェクトの為にヨーロッパと往復されたとのこと。またいつか共演できる日を願って!
日曜は、四日市で大学の予定を済まして(来月は、こんなのもあります、お近くの方是非。)
その後、伊勢湾岸道(声に出して読みたい日本語)で知多半島へ。
風格のある佇まいの、
こちらで、月頭にも行ったヴァイオリンとのデュオ第2弾でした。わび助では、省略していた、ニーノ・ロータのソナタを全楽章やったり、先日はメロディを弾いた「中国の太鼓」の伴奏側を弾いたり、と、少し変化球の多いHeavy
Programだったのですが、なんと50人を越えるお客様で超満員とのこと・・
少し解説を交えながら、休憩にはお茶とケーキが出る30分休憩があったのですが、プログラムの構成時間を誤っており、終演したら2時間半・・聴いてる方にもヘヴィーだったのでは、、と反省。。
しかし、築90年を越す京屋敷で演奏させて頂けて、幸せでございました。
週明けは大学で、オランダ人のマスタークラスがあり(天才君は、大学院に受かる前に国際コンクールに優勝し、大学院は講師として生徒を指導しつつ、自分もレッスンを受けていた為、人の倍の時間をかけて卒業したという・・)夜は手羽先とヴァイツェンで乾杯をして、翌日から定期のリハ。
たまたま、日曜の夜中に衛星放送(最近、使わないですね(笑))で定期で演奏する組曲の元となるオペラ「死の家の記録」を放送しており、そちらでも予習。この曲でも木琴(シロフォン)が活躍します。ということで、今月は最終週以外、毎週木琴弾き。しかも!定期のソリストもマリンバ!
奏者は愛知県芸出身の大茂さん、曲は伊福部昭「ラウダ・コンチェルタータ」
最近、ピアノリダクションが出たことや、作曲者の生誕記念の年が続いたこともあり、ここ数年で、最も実演が多いマリンバ協奏曲だと思います(名フィルも数年ぶりの再演)昨年、みどり先生が川崎で演奏されたのを聴きに行けなかったのが返す返す残念・・マリンバという素材を用いた、土俗的な曲です。楽しみ(降り番なので、聴けます(^^;))
メインもなかなか聴けない「シンフォニエッタ」
高校、大学の先輩(同級生の兄、でもある)トランペットの慎介さんもいらしていただき、金管の大所帯のファンファーレから始まります。是非、色んな楽器に興味がある方々にいらして欲しいシーズン・オープニングです。
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