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2018年1月

2018年1月21日 (日)

春の祭典

Nec_2784お正月に関西に向かった際、この方のお宅にも初詣?に行ってきました。







 僕が最初に師事した先生は「ティンパニをやりたければ彼(↑)の門を叩け」という人だった為、名フィルと接点がない時期から名前だけは知っていたのですが(その後、業界で様々な伝説は拝見)、気付けば先輩と後輩というご縁になり、僕の入団後、色々気にもかけてくださって、それ以降たまにお顔を拝見しに伺います。
 色々なエピソードを伺う中に、今回の定期の演目の話も。

B7owrypcqaa6a3q728x502先輩に「空前絶後の奏者になりなさい」と有難い言葉を頂いた際に、こちらが脳裏に浮かんでしまう辺りが、心が汚れている証拠かと・・



Nec_2840 1月の定期は、今年度のプログラムが決まった時から、自分の中のハイライトの演目でした。ストラヴィンスキー作曲「春の祭典」ほか。

 左に写っているスコアを買ったのは、大学に入って間も無い頃。1年時に履修していた「副科指揮法」の授業(教職課程に必須)で、「春の祭典」という、なんだかオメデタイ名前の曲を毎年とりあげるとの事で。恐らく人生で初めてオケの総譜というものを、今は無き「大関(当時はキャッスルの隣)」で買ったんだなあ。開けてビックリ、不協和音&変拍子の嵐。

 その「春の祭典」を初めて演奏したのは大学3年生の秋。当時、東京文化会館で三善晃さんが館長、「音大オケの祭典」というような名前で、毎晩2つの大学のオケが、それぞれ、もしくは合同などの演目をやる催しをやっていた際、芸大×桐朋の年になり、当初お互いのオケが「幻想交響曲」を候補にしていたようで、芸大側が「ではウチは『ハルサイ』で!」となった話(芸大の指揮はコバケン教授、どちらも持ち曲)を聞いた憶えがあります。コンマスは現読響コンマスの幸太さん、僕は2nd timpani。

P5260021その後、日本フィルのヨーロッパ公演に連れて行って頂いた時も同じ指揮者で、シンバルを担当、それ以来の今回だったので、僕は未だ「小○」という苗字の指揮者としか共演していません(^^;)


 学生の頃から、人の演奏はかなりの回数、耳にしてきたこの曲(都内はおろか、名古屋に来てからも、イスラエル・フィル、ベルリン・フィル・・)&今回、初1st timpaniということで気合を入れて臨みました。というより、オケ全体が、かなりの気合いの入りっぷりだったと思います。僕が入団する直前にやって以来、9年ぶりだったとか。

Nec_2841この映像も面白かったです。これも伝説の演奏、日本フィル×マルケヴィッチの東京文化会館公演。お客さんは本当に満席という感じ。

Nec_28421st timpaniは今は亡き山口浩一氏(前述の十郎さんとは、血縁ではありません)僕がお世話になっていた頃より、眼光が鋭い・・今の僕と同い年くらいだろうか。







Nec_2845各オケ、色々な方法でやってましたが(2nd timpaniの分まで1stが演奏することも多々あり)今回は同僚のJoelを信頼して、わざと分担するところも増やしたりしながら、ベストを尽くしました。ここ数日、風邪気味でしたが、ドーピングで乗り切った。。終わったら、風邪も治って、タップダンスにまで行ける元気が(笑)




 本番中、「この曲は、元々『バレエ音楽』として作曲され、本来はオーケストラは舞台で演奏せず、バレエがメインだったはず。なのに、今やバレエ上演よりも遥かに多く、オケ公演がされていて、それを聴きにお客さんが集まってくる不思議」を感じながら、この音楽に作曲家が込めた響きに、目を閉じてました(打楽器が登場する場面、始まって暫く無い)

 少し残念、だった事は、お客様の入りが今ひとつだったこと。土曜日の今日の方が若干多かったですが(そして芸文より市民会館の方が客席数が多い)、前回のオペラ「薔薇の騎士」もそうだったようですが、都内では「大人気!」「完売!」などになる演目が、「それほど・・」だったりするんですよね。。地域性なのか、自分の胸に手を当てて聞いてみるべきか・・

Nec_28383月には、←の公演もあるようですが、どうなるのか・・こちらが、早々完売とかなら、泣けちゃうな(泣いてる場合ではないか)

 数はさておき、聴きにいらして頂いた方々からは、概ね好評を頂いているそうで(今の全精力は出し切っていたはず)無事終えられてホッとしています。市長はじめ、直接感想を頂いた方もいらして、感謝感謝です。あ、前プロの序曲「海賊」は初体験(ベルリオーズっぽくて、面白かった)久々のグリーグのPf協奏曲も、暗譜の音楽監督には脱帽。

 来週は学生達の試験週間、僕は春に向けて個人練習を始めねば。。

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2018年1月 5日 (金)

初心

 明けましておめでとうございます。

 昨年は身内に不幸がなく(どこまでを身内とするのか問題はありますが)新年の挨拶が出来ることに有り難みも感じます。

 年末、長丁場(両日80団体以上…しかしランダム編成の演奏順は◎)のアンサンブルコンテストの審査員を終え、上田に帰郷。

Nec_2767駅では、この看板に加え、サントミューゼのスタッフの方にもお会いし(今年もまたお世話になります)、それ以外の年末年始は、ほぼ片付け&NHK(直虎総集編&紅白&ねほりんぱほりん)に持っていかれました。第九2つと、来年やる千人~も拝見。

Nec_2766片付けを手伝う気のない猫と…
今年は実家にいるもう1匹の年ですが、写真を撮り忘れたので、そのうち。。子犬の頃の見る影がないくらいおデブです・・

Nec_2761大清掃では、弟&妹が数年前にもらったはずの、ぽち袋や(中身が入っている…そして何故か僕のは無い)こんなものや、

Nec_2771高校二年生、アンコンで「オグン・バダグリス」を演奏した際に使ってたスティックやらも発見…

NHK紅白で羽生さんが話されていた、広い意味での「初心忘るべからず」に共感し、今年1年はモットーにして、頑張ることにします。このスティックを振り回しつつ(^^;)

仕事始めは今年もこちらから。妹の仕事始めに合わせて、元旦の終電で名古屋に戻っていたところ、中津川で人身事故の知らせ…最初の車内アナウンスでは「名古屋まで辿り着けないかも…」的な弱気な放送で、焦りましたが、一応その日の内に名古屋駅には到着、上田ほど寒くない家に帰れてホッと。
もしも、翌日(リハ日)の車内であのアナウンス聞いてたかと思うと、よほど幸先の良いスタートでした。

Nec_2775_2今年は去年の隣の会場(こちらの方がキャパが広い)ながら満席。数名、知り合いもチケットが取れたとのことで聴いて頂きました(来年からもこっちでやる気がする…)演奏側としては照明が近いので、GP中はガンガン湿度が下がると思いきや、本番前からは客入れの為、ドアが開けっぱなし&本番中は照明の暗い時の方が勝り、本番中は湿度が段々上がって、皮が伸び気味だった気が・・2時間以上のコンサートから、どの曲が取り上げられているかも含め、放送が恐ろしや。。

Nec_2765そうそう、こんな記事も発見しました。まさにオケに入りたて、初心でした。こっ恥ずかしいこと(&髪型)をまとめてくれていますが、今月の定期でとりあげる「春の祭典」や、3月にやる「悲愴」をはじめ、色々と過去を思い出させてくれる公演も多そうな今年。春からはソロやアンサンブル等も始動します。

そう、昨年の本番数を数えてみたところ、

111回(盛ってません)

ワン、ワン、ワン・・

本年も、宜しくお願い致します。

クボケン、もとい窪田 健志

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