演奏会に行こう
14日は中部打楽器フェスティバル。
今年は前日に行われた音楽大学合同アンサンブルと、名古屋音大のリハーサルを見学。当日は協賛各社が販売、展示していた楽器(や楽譜、は購入!)などを見学してから、演奏会後半(玲子さんのサヌカイト演奏)から拝聴。出演した3つの音楽大学(名音の他、名古屋芸大、愛知県芸)のそれぞれ特色ある演奏が面白く(名古屋芸大は、僕も昔やったことがあるStick-Stuckで、棒が折れるハプニングも、しっかりリカバリーし、bravo出ました)久々に聴いた、サヌカイトの音も、神秘的な音で(聞くと、石が作られたのは、1300年前、などではなく、1300万年!前とのことで、そんじゃそこらの全ての物質より、年月を経過している、納得の音でした)
例年よりは少し寂しかった客席(学校のテスト前だったらしい)も盛り上がってました。
その後の打ち上げも、各大学&協会理事の余興、恒例のビンゴ大会と、健全に(アルコール無し・・)盛り上がり終了。来年は私も、もう少し積極的に参加します故。。
15日は文化庁公演の事前ワークショップへ。岐阜駅から車で約1時間の中学校へ。管弦打から、1名ずつ(Tp松田君と、Cb佐渡谷さん)で向かいました。1学年に20名いない学年もあり、全校で50数名、オケが来ると、演奏者の人数の方が多いという・・90分のワークショップで、質問があるかを聞いたところ、的を射た質問が多く飛び出し、また休憩中も楽器の周りに人だかりが出来るほど、素直な生徒たちで、本公演が楽しみ。
その後、市内音楽鑑賞教室が続きましたが(昨日で終了)、世はまるで夏かと思う気温!体育館は風も通り辛く大変で・・本来5月は男性衣装=スーツですが、上着を着て演奏が難しいと判断した場合は学校の許可を得て白シャツに・・なかなか厳しい温度でした。。
合間に、(先月に引き続き)知り合いの結婚式で演奏も。弦楽四重奏もお願いして、「美女と野獣」を演奏しましたが(先日の放送では後半カットされてましたね・・)その市販の編曲譜の出来が今ひとつで、前日に全部作り直す羽目に・・まあまあ骨が折れる作業でしたが、当日は盛り上がってたようなので、よしとしよう。久々(20年ぶり(笑))に会った幼馴染も変わらぬ顔で何より。
そして今日はレッスンの後、知り合いのリサイタルに行ってきました。人生3度目のサックスリサイタル(同級生の林田、堀江氏に続き)場所は、この冬から工事に入ってしまうというホール・・
もう6度目だそうで、しかしよく考えられているプログラミングでした。
聴きながら、色々なことが頭をかけめぐる。あれは恐らく聴こえているより難易度が高いことをやってるんだろうな、とか、ピアニストとのアンサンブルの妙とか。現代曲、シンプルな音を耳で追って、いい気持ちになりかけていると突然、違う世界に引き込まれたり(癇癪、って題名の曲だったので、完全に作曲者の術中にハマッてました(笑))
何より、ちゃんと2時間以内で終わるのがいいよね、見習います・・
今週末は吹奏楽の本番。昨年まで7月など夏の時期にしばらく行っていた名フィルウィンドですが、全日本吹奏楽コンクールの課題曲を演奏する関係などから、「もう少し早い時期だと(参考になって)嬉しい」という声があったとかなかったとか?で、この時期になったら、今度は学生達の定期演奏会や、何かしらの本番と重なっているので、それはそれで来れない人が多いとかいう話。。どないやねん。
また昨年までの自衛隊の方々との合同演奏ではなく、今年は名フィル単独演奏、しかし名フィルにはサックスパートは存在しませんし、クラリネットだって3名しかいないので(吹奏楽だと、3番パートまである上に特殊管もあるので、総勢10名は必要)各パートの補充は必須。どうなることやら。香川さんの協奏曲が、楽しみです。
吹奏楽に引き続き、やってくる5月の定期演奏会(6月に行われるけど!)も、チケットの売れ行きは芳しくないとのこと。僕は恥ずかしながら、やったことのあるショスタコーヴィチの11番は知ってたけど、12番は名前のみ。しかし、今回初めて勉強してみると、結構、いや、かなり、パワフルな曲で。なかなか実演では聴けないと思うんですよね。この曲と11番とセットで定期演奏会含め、東京公演と3公演やった大フィル、恐るべし(と思ったら名フィルも以前、日比谷公会堂でやったらしい、なるほど・・)
今回、チャイコフスキーの協奏曲で来るソリストは、新しいベルリンフィルのコンサートマスターだし、注目してもらえる点は結構ある、とは思うんですが。
先日、作曲者のお知り合いと話していて、師事していた先生から「音源(CDやレコード)なんかで勉強しちゃだめだ、生の演奏会場で聴こえてくるのと、聞こえ方が違うから、ちゃんと演奏会に行きなさい」と言われたそう。それを伺って、耳が痛かったが、本当にそうだ(が、奏者側が、努力しなければいけない部分もあるかな、とも)勿論、音楽を専攻してるかどうかは関係なく。
その時々の演奏でしか感じられない空気を、もっと多くの人に感じてもらうには、どういうアピールが必要なのか・・。色々、自主企画もしていると、ついそういうことにも意識がいってしまいます。演奏だけに集中できるということが、どれだけ恵まれていることかを思い知ります(^^;)応援してくれる人の数を増やしていくしかないんでしょうけど。地道に。
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