リミット
4月は、年度の変わり月の為、社会の雰囲気が落ち着いてないからか、演奏会の数が少ないことが多いのですが、個人的に前半は忙しく過ごしていました。
3月末も上田公演に名フィルで向かい(またしても、少し雪、もう名フィルメンバーも然程驚かない(笑い))地元の学生との合同演奏あり、暖かく(いや雪で寒かった)迎えてもらいましたが
翌週も続いて、上田へ。上田市出身者で構成されたU演奏家協会というところが主催の演奏会、前半は声楽の方々が、後半は打楽器アンサンブル(今回は諸般の事情で4名)
前日からホールで練習が出来るということで、母校の上田高校から大型楽器をお借りする事情もあり、百瀬先輩による現役生への講座アリ、そこから楽器を移動して、リハーサル。
約1年前にリサイタルをした小ホールへ再び(大ホールへは先週来た(笑))
当日は、ほぼ満席のお客様の中、前半も後半も曲の解説つきで、盛り上がっていたようです。
写真は、「野菜の気持ち」という曲で、「シイタケ、しいたけしー、たけ志ー、健志ー」と、自らの名前を連呼する図。
上田は今回の出演者の他にも、黄色い打楽器教本で有名な塚田靖先生や、愛知県芸准教授の深町さん等、活躍されている方や、音大生含め、打楽器奏者がかなり多い・・上田の七不思議の一つとか!?
最後は、声楽の方々(&会場の方)と、「信濃の国」を合唱してお開き。ご尽力頂いた、出演者&制作サイドの方に感謝。ケーブルテレビで放送とのこと・・
翌週は、奈良、東大寺へ。11年ぶり。
←前回(10年以上経ってるか・・)は、谷村新司さんのバックで、少数の伴奏でしたが、今回は複数のアーティストさんと、伴奏は指揮つきのオーケストラ。なので、舞台の設置場所も違い、歌手の方々は灯篭を挟んで、かなり前で歌うという、色んな制約つき。。
それぞれの方々(石井竜也さん、大黒摩季さん、小柳ゆきさん)が、それぞれの曲を歌われましたが、ビッグ・ゲストは、ピーボ・ブライソンさん。誰って?
今年、もうすぐ公開のこの映画、の、以前のアニメの時に、セリーヌ・ディオンとデュエットしてた方!!ちなみに、こちらもですから・・
リハで、「I
can show you the world..」と歌いだした時にはまさしく、鳥肌ものでした、次元が違ってたな・・
前日の夜から雨、当日は晴れ(させ)たものの、風が寒く、(楽器のコンディション含め)色々大変でしたが、大仏様に見守られて終了。来月、BSで放送もあるらしいという噂・・
そして今週は、東京文化会館へ。このイベントの大とりのコンサートでした。まさに「スペシャル」な「ガラ」に相応しいソリスト&曲目の数々(前半だけで10曲・・)、こちらも大変盛況な中、終了。
東京文化の大ホールでのティンパニ演奏は初(東大寺でも初・・)だったのですが、一番好きな間奏曲「マノン・レスコー」を演奏できて、幸せでした。
リハの合間に伺えた演奏会2つ
すみだトリフォニーでの打楽器大活躍(ヒナステラ!)のオケの演奏会
必要なことを示してくれた演奏会でした、感謝。
先週は、この4月から講師として向かうことになった大学の顔合わせにも参加。予想以上の学生の多さ(打楽器専攻生は、歴代2位の入学者数だそうで)にビックリしつつも、伝えたいことを伝えて・・こちらもビシバシとやるとして(1限の出勤、大変・・)
僕が大学1年次に、非常勤講師として赴任してきた先生が、今の僕と同い年だということに気付き・・なんとも言えない気持ちになるなあと。ただ感慨深い、とかではなく。
今年度で35歳、色々調べていると、どうやら、一つの若手のリミットのようで。いつまでも若いと思って出来ることと、段々、年相応になっていくことと、
(そうじゃないと)もがき続ける中で、その場その場のベストを見つけていければ。
今日も(打ち上げ含め)先輩方から話を伺い、1人では解決できないことも、あることを実感。人生のヒントは、人との繋がりから、ですな。
さて今週は、年度最初の名フィル定期!しっかりお出迎え&お見送りさせて頂きます(出番が少なめだからというわけではなく・・)
| 固定リンク | 0
| コメント (3)
| トラックバック (0)
最近のコメント