Meistersinger
オペラはやったことないですが。。
テレビのCMなどでも度々使われ、多くの人が耳にしたことのある曲(正しくはオペラ「ニュルンベルグのマイスタージンガーより第一幕前奏曲」)を、僕が生で聴いたのは、高校三年生(17歳、今やダブルスコア!)の時。
オーケストラはNHK交響楽団(諸説ありますが(笑))上田高校の百周年を記念して、旧上田市民会館(少し前まで、大河ドラマ館として、大盛況だったらしい)、
現役の高校生に向けての演奏と、一般のお客さんに向けての1日二回公演だったそうで、当時、N響の首席ティンパニ奏者だった百瀬先生が、引き連れて来てくださいました。その時のプログラムが、
マイスタージンガーの第1幕前奏曲
ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」
牧神の午後の為の前奏曲
ボレロ
というもの(指揮は岩城さん)。最後に高校の校歌を百瀬先生の指揮で現役生は演奏し(秋で僕は引退してたので客席)
僕は皇帝と牧神は夢現の中(スミマセン・・)、マイスタージンガーとボレロは「すっげー」と思いながら聴いてました。
今年度は、上田の新しいホール「サントミューゼ」に名古屋フィルとして、二回向かいます。一回目は去年の11月、前半はジョエルにお願いしてtimpaniを交代してもらい演奏しました。その時の曲は皇帝(笑)
そして、今週末、二回目に向かう時は、マイスタージンガーの前奏曲を、上田の学生たちと共演します。あとは、いつ、ボレロと牧神~を演奏するか(次はトリプルスコア?)
演奏会のメインはチャイコフスキーの交響曲第五番、その前のピアノ協奏曲は、バルトークの第三番。ハンガリー人とのハーフの金子君のピアノ、素晴らしいです。曲も(打楽器の使い方といい)とても格好よく、楽しみ。
先週は、定期の後、東京公演。サントリーホールが改修中で使用できないこともあり(日本中でホールの改修ですね)数年前にも訪れたオペラシティで。結果として、今回の曲目に適した会場だったようで、名フィルとしては、今のベストの演奏が出来たのではないかと。僕も計六発、気合い(色々な意味で)でした。四楽章、長いのよね…
名古屋の定期二日目&東京公演の終演後、知り合いの演奏会に向かいました。両方、いわゆるコンサートホールでなく、片方は鶴舞の高架下のKDハポン(数分に一度、上を電車が通る…)もう片方は渋谷の公園通りクラシックス。
どちらも盛況で(たまたま両方duo公演)その距離感(&空気感)に応じた演奏、というものを考えながら、鑑賞。人の演奏を自腹で聴く、というのは、料理人が他の店に食べにいくようなもので(?)勉強になりますな。。
明日はマチネ(昼)公演、のち、移動です。
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