津々浦々&社会見学
今月は、なかなかの旅月間となりました。
定期が終わり、翌週は都内へ。かなりご無沙汰の、某オーケストラの賛助出演。向かったら職場の同僚二名も(^^;)編成の大きい曲&名古屋公演もあり(笑)
良く知っている面子や、初めましての方もいる中、計四回本番で、サントリー&名古屋&大阪。2月に我が社でも取り上げる曲もやりました、同じくらいお客さんが入ってくださればいいのですが。。大阪では、名フィルの時には食べ損ねた、うどん&豚まんを食べられて、満足(写真は大阪城の入り口に出ていた真田丸の残り火・・)
帰って、東海市での公演や、
お待たせしまくっていた、リサイタル追加公演を終えて、今度は静岡へ。
いわゆる音楽教室プログラムではなく、一般向け通常プログラムのほぼ半分を中学生(と一般も)に聴いてもらう音楽鑑賞教室。を1日二回…富士山が美しかった。
夜は、台湾のオーケストラから客演してくれた千佳ちゃん達と宴会。会うのは4年ぶり、共演したのは12年ぶり?
そして週末はアンサンブルコンテスト審査員でした。朝から北陸で審査の為、前日入り。
その日は、通り道にあったマリンバメーカーのKOROGI社に初めて伺うことに。
僕の使用しているマリンバを買ったのは10年ほど前、その頃から、いつか機会があれば伺いたいと思っていましたが、ようやく。スタッフの前川さんに連れられて、製作所を案内してもらいました。
手作業で行う作業と、オートメーション化されている作業と。機械の作業も緻密&専門的で、よくよく伺うと、その「機械」も製作している(部門がある!)というから驚き。世界へ輸出している会社の大きさ、また想像していた以上の細部への拘り(金具1つの形にしても、全てに経験値と意味がある)と。
作業場で調律されているのは、先ほど応接室でお会いした社長!自ら未だにずっと手(と耳)を使うことを欠かさないとのこと。
僕も、十何枚ある音板を鳴りが良い順に並び替える作業を数分させてもらいましたが、正直、5分くらいやっていると、感覚が鈍磨していき、段々分からなくなってくる・・
しかし、調律に携わる人は、一枚に対してかかるその作業を、5oct.のマリンバの場合、12音×5=60回は最低行い、そこから微調整をして、削って、また調整して・・
一枚の音板、一台の楽器にどれだけのことをして、楽器が出来ているかを知れば、ぶっ叩いて音板を、いとも簡単に割る人達も少なくなるのでは、と。また、打楽器奏者を志す人達は必ず見学しておいた方がいいと、心底思いました。本当に、また近いうちに訪れたい。
折角・・日本海側に来たので、海の幸を堪能して、翌日にアンサンブルコンテスト。隣県にKOROGI社のある影響か!?打楽器のハイレベルさにビックリ(中学生なんて、まるで大学生の演奏かと思う程に緻密なアンサンブル)
お土産に頂いた、非売品の(社員さんが試作品で作りたて!)キーホルダーを握りしめ、「握り飯」を頬張りながら、帰って、翌日も愛知で審査。合計、何団体聴いたかな・・吹奏楽の大会(12分)と違ってアンサンブルは5分なので、コメントを書くための時間がなかなか無く、集中して聴く時間と、筆を動かす時間の切り替えに難儀・・なのに帰りの電車でも日記を書くのに、また筆をとるという。。
色々な演奏を聴いていると、自分もまた演奏したくなった。2月もまた、頑張りますかね(だいぶ寒いけど・・)
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