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2016年12月

2016年12月31日 (土)

年の瀬

昨日は楽器庫、大移動。足掛け5年ほど置かせてもらっていた場所を、教え子たちの手を借り、最初は自分で2tトラックと思ってましたが、結果、4tにギリギリ入る量だったという。。

無事に知多に移動後、上田へ。近年は大体同じスケジュール、二日にはニューイヤーコンサートに合わせて戻るので、数日の滞在。紅白歌合戦の市川さんの演歌に、心揺さぶられたのは、演歌に感情移入する歳になったということか。。

今年はオーケストラの業務の他に、三月に2回、九月に2回、そして十一月(の名古屋のみ自主公演)と、計5回のリサイタルをさせて頂きました。B→C(来年度の発表があり、弦君が出演する模様)はいつにも増してチャレンジングな内容で、秋にはそこで出来なかった曲も盛り込んで、それぞれたくさんのお客様にいらして頂きながら…来年度は今のところ小休止の予定、また色んなアイディアを実現出来ればと思っています。

ヨーロッパにも、講習会&周遊と2回向かいました。来年も、色んな経験を糧に、内なる声にも耳を傾けながら受信、発信していければと。


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今年もありがとうございました、来年も宜しくお願い致します。良いお年を!

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2016年12月25日 (日)

演奏収め

 本番は昨日の岡崎第九で終了(今年4公演のみで、tri,cymときてラストはtimpで)今日は恒例、ニューイヤーコンサートのリハーサルで、今年の演奏納め(仕事納めは数日後)新年早々、テンション高い曲が多くなりそうです。疲れた。。

 

 去年のクリスマスコンサートから早一年、今年は、以前毎年やっていたクリスマス・ポップスの一夜限りの復活。指揮・編曲は元・名フィルポップスディレクターのボブ佐久間さん。たくさんのお客さんに喜んでもらっていた模様。久しぶりのボブさん編曲、演奏者も楽しんでました。

 

 ポップスのリハ初日に、東海市に向かい抜糸とCTスキャン。「骨に異常ありませんねー」と、言われたら、少し足が軽くなったことから(マジ)、自分の単純さと「病は気から」を実感。とりあえず、ホッと。

 

 年末は急な移動があり、少しバタバタ・・猫の手、ならぬ教え子達の手を借りながら、作業予定。

世の中はクリスマス、ということで、この動画を挙げてないことを思い出しました(打楽器デュオとは少し違う趣か)もう3年前。少し水平じゃないのはご愛嬌・・

Nec_1928皆様、よいクリスマスを。

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2016年12月16日 (金)

不覚

Img_20161210_141549アツモンさんとの定期演奏会が終わりました。個人的には前週にシューマン(ワーグナーとディティユー付)からのベートーヴェン&ブラームスということで、二週に渡ってドイツ古典音楽に触れて、充実した時間でした。定期の1日目は、初日のいい緊張感の元、2日目はたくさんのお客様と、アツモン氏との音楽を共有できて、思い出となるコンサートになりました。

 

Img_20161210_140139彼の生涯最後の指揮するコンサートは、ベートーヴェンの第九(写真はブラ2)。こちらはジョエルがティンパニ、僕はシンバル。市民会館で会場が大きいですが、こちらも売れ行きが良いようで、数回しか彼の指揮で演奏していない僕でさえ嬉しくなってしまいます(寂しさも少しありますが)。

 

 間にあったユニオンの定期大会。詳しくは控えますが、顧問弁護士の方々も(例年通り)同席して下さり、打ち上げでは幾つか話を。

労⇔使の関係と、指揮者⇔楽員の関係は違うことも多いけど(指揮者=経営陣ではないので、そういう意味では事務局)似てることも多いなと。

 

 昔、ストライキなどが日本でもちょくちょくあった時代(今でも海外では、ルフトハンザ航空[過去にエラい目に遭わされた]、オケではフィラデルフィア管等はやってますが)は、

指揮者(音楽監督)は「こっちの振るとおりに演奏しろ、出来ない奴は降ろす」

楽員側は「あいつらはわかったように振ってるけど、実際、音出すのはこっち。勝手に棒振ってろよ」

 

というような話をよく伺いましたが(今でも無くはない)現在はどちらかというと

「お互い、尊重して、よりよい音楽を作りましょう」という、労使協調型の方が圧倒的に多い、と感じます。これは良し悪し、圧倒的な音楽性(力)があれば、そこに委ねるだけで、いい音楽が出てくる場合もあると、個人的には思うんですが・・無いものねだりで、また数十年後には変わってるだろうし。

 

 アツモンさんと、オケの関係は、いい意味で敬老型というか。年の功、彼の世界に寄り添うように、皆が演奏で貢献すると、そこに形作られるような気がしてます。明日、明後日、悔いが残らないよう。

 

 

 そんな、演奏会の合間。東海市で音楽鑑賞教室のリハ&本番があったのですが。JR遅延で、乗り換え案内に従い急いでた僕は、鞄とスマホを手に持ちつつ、エスカレーターで転倒、角に右膝のみでダイブ。

 

「いたたた・・」と足を引きずりながら、名鉄のホームに向かうと、名鉄も遅れており、結果、電車を待つ始末・・その間にジーンズが少しずつ血で滲む(も濃いジーンズなので、見た目は変わらず(^^;)

脱ぐわけにもいかないので、とりあえず、コンビニでもらった濡れティッシュを内側にあてて、ホールまで。楽屋で恐るおそる見ると、ぱっかーんと、思い(痛み以上に)のほか、膝が割れている・・・

 

が、あと数十分でとりあえず本番なので、大きめの傷パ○ーパッドを貼って、午前のステージ終了(アンコールだけジョエルにシンバルお任せ)して、駅裏の病院へ・・

 

思いのほか深かったので(しつこい)、麻酔後、計10針を縫って頂き・・午後のステージへ。。

 

すぐにティンパニの出番は無いし、業務をキャンセルすることは無く済みそうですが、実は今週末に行う予定だった、リサイタルの追加公演()は、延期に・・万全の体制の時にちゃんと行いますので。。申し訳ない。

 

ということで、現在ギプスはしておらず、痛みもあまりないですが、右膝が曲がり辛い状態です。自転車も頑張れば左足で漕げることも学んだし?また色々ありがたみを感じてる最中ですが。季節柄、皆様もお気をつけください。

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2016年12月 6日 (火)

ビータ続き。

12月になって、ようやく来年の手帳(の日記欄)を使えるようになった。手帳を使い始めて15年、遂に欠番の年が・・(今頃、ライン川に浮いてる?)今年の様々な出来事は、心の中か、少しだけこのブログか。。

 

 演奏旅行、秋の陣(?)後半戦は北信越。画像は大体、オフィシャルのを借用してます(^^;)

15202744_1145666898815361_107341900まずは新潟りゅーとぴあ。僕は初めて(のはず、だけど、昔、アマチュア吹奏楽で来たかも・・?)



Cx6m2p3viaapi4q作りがなんとなくミューザ川崎を彷彿とさせる感じ、客席は名古屋の芸文より数席だけ多いそう。

 

Cx6azqzuqaafud7お客様は1300人強。休日のマチネ公演、普段から東京交響楽団さんが、定期演奏会をしていることもあり、お客さんも慣れているらしい。どう聴こえたでしょうか?お客さんの熱気ある拍手をこちらは感じました。終演後は、早々と上田へ。

 

 そして11月24日。関東地方は五十何年ぶりの雪。上田も雪。。新潟は逆に降らず(爆)

 2週間ほど前に同僚から「(車で行こうと思ってるんだけど)11月末に、上田って雪降ることとかある?」と聞かれ、

 

「いやー上田は盆地で、そもそも積雪が少ないし、11月には、まず無いと思うよ~」

Cyaxyzxuqaad_zb・・どうも、スミマセン・・よりによって、この日とは。3月末にももう一度、上田に向かいますが、そこでも降ったら、オケ内にとんでもない人がいるとしか思えない(^^;)

 

 そんな天候の事もあってか、お客さんは決して多いとは言えないものの(裏では、『上田市は、新潟市の5分の1の人口です、5倍分、人がいると思ってね♪』と、自慢焼きを配りつつ数人には伝えましたが)こちらも熱のこもった拍手、オケも千秋楽ということもあり、いつにもまして熱演だったと思います。
Cybwbgvqaaia2lホールの響きも団員には好評&ロビーで知り合いの方々に挨拶させてもらって、聴いて頂いた皆さんも喜んでくれていたようで、こちらもとりあえずホッと。

 

 木曜の夜は駅前の呑み屋が早く閉まるということで、温泉口側(ローカル(笑))のスペイン料理屋さんで打ち上げ。とても美味しかった、また行きたい!

 

 翌日、移動日で名古屋に戻り、その次の日からは、第九。今年の第九は、全3回4公演のみ。ちょっと、寂しい感じもする(10回以上やるのも大変だと思う)けど、その分大事にできるかな。うち、1回はアツモンさんの生涯ラストコンサートだし。

 

 

 先週は、ジョエルにお任せして、少し出張。初めて向かうオケで、初めての指揮者、初めての曲目。知ってる方々にサポートもしてもらいつつ、なんとか終了。色んな感覚を味わいました。自分が何をしたいか、自問自答。

 

 そして遂に12月定期。「今年度はアツモンさんの指揮で、また、演奏出来る」と喜んでいた矢先、飛び込んできた、「現役引退」の報せ。定期ではベートーヴェンのVn協奏曲とブラームスの交響曲2番。オケの一時代を築いた先人に、餞となるよう、全身全霊で。

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