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2016年8月 9日 (火)

若者からの刺激

 前回の更新から、あっという間に月日は過ぎて、気付けば今日でムジカーザの1ヶ月前・・恐ろしい時の早さです。

 7月の定期の出番は大太鼓、プロコフィエフ(Vn協奏曲2)の大太鼓は数年前にやった「ロミオとジュリエット」以来かな、彼の大太鼓の使い方は独特なので、やり甲斐がありました。また、ソリストが素晴らしかった。週末からコンクール(審査員)シーズン、初めましての方と、お久しぶりの方と、どちらも先輩とお話して、感覚を共有出来て有難かった。

 毎年恒例となっているクロネコファミリーは今年は豊田で。

Nec_1600最近の合唱との共演曲、詩もメロディーも素晴らしい。

その週には、田村君と「皇帝」を終えた足で、東京へ。



 翌日から、楽器会社主催のキャンプに参加。10年前は賑やかし役として1泊2日のみ参加したことがあったのですが、今回は講師として呼んで頂き・・・

Nec_1605気付けばあれから10年ですか。。

 今年は参加可能な最年少の15歳から、上は21歳(講師も含むと69歳?)までと、かなり若い受講生ばかり、愛知からの参加者も多く来てくれて、名古屋から呼ばれた身としては有難い限り。僕は「初めまして~」の人が多い中、朝から晩まで、みっちりレッスン三昧。奥志賀高原の山の上、夜は寒いくらいでした。

Coq0m1euiaexgcj「若いのに、こんな難しい曲を!」という人から、「そうそう、受験生の頃はここに躓いてた」という子まで、2日目の終わりくらいから声を枯らしつつも(スタッフの方々にはお世話になりました)、合間に講師のスペシャルアンサンブル(今年のユニット名は「マンボー’s」でした
笑)の練習をしたり、

Nec_1609夜な夜な大先生方による、歴史を教えて頂く会など、まさに一期一会な時間でした。最後の夜の発表会では、各々の成果をソロや、アンサンブルで発表。講師陣5人で演奏した「道化師のギャロップ」「ウエストサイドストーリーより『マンボ』」は、年の功を感じさせる?演奏になったのではないかと(^^;)


Nec_1608ああいう風に、同年代の人たちと、普段とは違う環境で切磋琢磨しながら、しかも経験のある(というより、僕以外皆さん大御所)先生方から個人レッスンを受けたり聴講できるというのは、かなりいい刺激になったのではないかと思います。うん、キャンプいいなあ。

 特急しなので、長野を縦断して、帰ってきてからは「子ども巡回公演」初日の会場の舞台が、とてつもなく暑く(空気が動かず)、数日、奥志賀にいた身としては死にそうでした。。その辺りから全国的に気温もぐんぐん上がって、夏真っ盛り。

 今年のコンクールの審査は3日。個人的には、ちょうどいい位(連続で5日間やって、1日空いて6日間とかやってる方もお見かけしますが、アンビリーバボーです、尻が悲鳴あげそう・・)

 久しぶりの中学生の審査。こちらも、思わず「本当に中学生!?」と耳を疑うくらいの堂々としたサウンドを出す学校もあれば、微笑ましく聴ける、もしくは苦笑いしてしまう学校まで(^^;)個々の言及は控えますが、多分、僕は他の人より「波風を立てない」ことに拘りがなく、しっかり低い点数もつける評価をすることが多いみたい。理由としては「コンクールだから」と「頑張ってるところにはちゃんと評価してあげたい」から。

 「コンクールだから」というのは、その字の如く。諸注意で今年も先生が「尚、今日の演奏は、発表会などとは違い、審査があり、次の大会に進む学校を決めるのが目的ですので、ご配慮を・・」的なアナウンスをしてましたが、そうらしい。文化祭や、演奏会でも、充分に音楽は楽しめると思うけど、どうやら、コンクールという「順位を競う」ものが音楽にもあって、そこにエントリーしたからには、その評価を受けなきゃいけない。

 「頑張ってるところ~」たまに、「上の大会に進む学校以外は、そこそこ皆良い点つけてあげちゃってる方がいいのよ、皆頑張ってるんだから!」という方針で、点数をつけてる審査員の方もいらっしゃるみたい。勿論、それはその人の価値観なので(最近は自分の学校の点数しか見られない事もあるようで、そちらの方が、ある意味とても平和)全然問題ないし、色んな人がいるから複数の審査員がいるわけだけど、

 僕は、そうはしたくないし、されたくもない。やっぱり、同じ基準(色んな条件は違うことは百も承知)の中で、どれだけ磨いてきたかを、見定める(聴き定める?)責任感を、感じてしまうわけで。
 「さっきの学校、上手かったですねえ」とかと、楽屋で話をすると、その学校の先生や生徒の、音楽にかけてる情熱だとか、背景が聞こえてくることもある。

 出来るだけ、良かったことを評価してあげたい!と思う気持ちはあるんだけど、「こういう事を知っておくと、きっと今後の演奏人生に役に立ちまっせ」と思って、思わず、「後の祭り」的なことも指摘してしまったりもして・・

 輩も、色々語ってくれているのに感化されて、長文になってしまった!コンクールは一つの通過点で、是非、燃え尽きずに、音楽への情熱を持ってくれる人がいてくれますように。

 明日からは、大作、ヴェルディ「レクイエム」の合唱リハ。

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コメント

定期の大太鼓も皇帝も聴けてよかったです♪
田村さんのピアノの音色、惚れました^^

コンクールの審査、する側も気苦労があるのですね。

>出来るだけ、良かったことを評価してあげたい!と思う気持ちはあるんだけど

窪田さんのお優しさチラリ^^
ですが、評価は公正なほうがいいですもんね。

少し前に、ある企業の社長だった方が
「人事評価はよかったことにしか上に上げなかった」と仰っていました。
短所ばかり指摘しても、現場も会社そのものもうまく回らないからと。
勿論職場での指導は厳しいものだったのでしょうけど。
一般企業と競い合う世界では、評価の意味合いは
人によっては違うのだなと思った次第です。

体調崩されてるようですが…
9月を万全で挑むには検査と休息、きっちりと。
暑さにもお気をつけて。

投稿: A.M | 2016年8月21日 (日) 23時01分

A.M さま

コメント、ありがとうございます。体調、大分マシになりました。短所ばかりは指摘しないですけど、多分、優しい審査員ではないです(笑)
良いところだけ、伝える、という意味合いも、わかります。その方が、上手くいくこと、確かにありますよね。今度12月にいらっしゃる指揮者アツモンさんはそのタイプで、とても楽しみ(と共に、今年で引退されるのが残念)です。

投稿: kuboken | 2016年8月26日 (金) 01時33分

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