日本で生活してると、無い感覚ですな。ということで、アムステルダム編。
ベルギーを過ぎた辺りから、少し天気が危うく、到着すると、小雨。今日も着いたら3時間後にコンサートでも、ホールの距離は大体google mapで分かっているし、そんなに焦らず。トラムが便利ということなんで、乗車後、10分乗らず程で、もう到着。段々晴れてきた!
今回の旅の一番の目的地です。
向かいに美術館。翌日は、立ち入り禁止に。
近くのバーで、お昼を食べつつWi-Fiに繋ぎ(メニュー表にpassが記載)、メールチェックなどして、会場1時間程前に、一応、楽屋口に行ってみるも、Marinusとは会えず、ロビーで、来年度のRCOのパンフレットなどをチェックしてると、燕尾に着替えた彼が、わざわざ来てくれて、4ヶ月ぶりのハグ。チケットを受け取り、ホール内へ。プログラムはブルックナーのSym.9,ベートーヴェンのpf協1,指揮は常任のヤンソンス。
20分の休憩でも、お客はほとんど、飲み物を飲みにホワイエへ。どうやら、ドリンクはfreeだったらしい(帰国後、知りました・・)なるほどね。。Marinusが客席側の階段から降りてきてくれて、スタッフ用の喫煙所で談話、明日以降の予定を確認して、後半。
サル・プレイエルも、確か舞台袖の同じ通路から、客席側に、すっと行けたような。日本は「舞台」「客席」が、完全に分離させた構造になってる感じが多い気がしますが、模倣した国が違うのかな?という疑問も。
客席総立ちの演奏の後。この日は、ここから、歩いて宿へ。パリより真北へ300km以上、気温も3℃は低かった気が。ガラガラ牽いて30分、連泊宿に到着。アムスで活動している、打楽器仲間、僚子(は仕事で今回会えず(T T))の紹介でとった宿、オーストラリアに留学してる娘の部屋を貸し出してるとのこと。家の鍵のかけ方から、近所のスーパーの場所まで、細かに教えてもらい、スーパーをとても勧める?ので、とりあえず、晩ご飯の買出しに。
アムステルダムは、自転車専用の道路があり、通勤時間帯はビュンビュン飛ばしてました(^^;)公園で、ジャックラッセルテリアを発見!
日本でもそうだけど、1食や2食分って、買出しするのも、外食するのも、値段変わらないのよね・・しかし、折角なので、旅行先で、調理(という名の、ほとんど買ったもの並べただけですが)して晩ご飯。後、猫と遊びすぎずに、明日からのレッスンの予習・・
翌日は、オバマ大統領の来蘭、先ほどの美術館のレンブラントの絵の前で会談ということで、ヘリコプターから降りてくるのを見る人々。を、向かいのホールの楽屋口から撮る僕。
ここから、連日、朝はオケのリハ見学(ブルックナーの4,7,9をメインにこの後、フランス・イギリスのツアーもある為、色んな曲を聴けてめちゃラッキー)、午後レッスンの日々。
ホールの楽器庫にあった、特大ティンパニ(42インチ、実際ブルックナー7番で使用してましたが、セットに入れるとあまり違和感のない大きさだけど、単体で見るとデカい)
楽器屋にも連れてってくれました。PPP,日本でいうところのJPCとPPが一緒になっているような感じ?
マレットの棚には見慣れたマレットがずらり・・
コンガを演奏中のMarinus!
実はPPPの彼(中央)とは、去年一度、名古屋駅の新幹線ホームで会ったんです。品物を、新幹線の停車~発車の数分に受け取るという荒業をやったあげく、もう一人のスタッフが一緒に写真まで撮ってたという(爆)
Marinusの家にも寄り(ティンパニのコレクターでもあり)、色々なティンパニを見せてもらいながら、少し先の話までして、さっき↑のワインで乾杯して、お別れ(最後のコンサートの日は、もう一人のティンパニストの出番で、彼は来ず)。
その後、中央駅から歩いてすぐにある、アムステルダムの音楽院を、現在留学しているA藤くん(彼の祖父が上田の人だそうで、よく上田に行ってたそうな)に案内してもらって、晩ご飯にお付き合いしてもらい・・
最後のコンサートは、どうしても聴きたかったブルックナーの4番、理由は単純、先月、自分が演奏したところだったから(^^;)リハ、本番と聴けたのは、一生忘れないだろうな。
休憩中は、この客席が
この日は、超満員!
演奏会後、楽屋で、団員の日本人の方と会い、図々しくも打ち上げへ。。「オランダ料理、何か食べましたか?」と言われ、そういえば、口にしてないということで、オーダーして頂いた、
インドネシア料理の一種で、焼いた鶏肉に、甘い、味噌風のソースがかかっています。八丁味噌に似ているという(笑)他にも、「ジン」の元になったといわれる薬用酒?も頂きながら、日本語でオケの聞きたいことを色々お尋ねすることも出来て、大大満足な旅でした!
で、この記事に戻り、終わるところが・・
翌日、寝坊もせず、ちゃんと空港に行ったのに。
飛行機、まさかのストライキ・・ピンボケですが、お分かりでしょうか、しっかり一便だけ、cancelledの文字が(TT)この後、会社最大規模のストやったようですね(--;)
フランクフルト経由で行き、帰りはヘルシンキ経由・・しかも、行きのフランクフルトで、入国審査を、何故か終えておらず(そう、確かにパリで、おかしい気はしてたんだよね、でも修道女のおかげでそんな時間はなかったのよ)、別室に呼ばれる始末・・苦労はここには書ききれません(爆)物理的に走った汗と、冷や汗とで、どんだけ汗かいたか・・
ちゃんと、オチつけて、帰ってきました。
そのうち、スタミナあったら、携帯に残ってるいくつかの写真をupしつつ、取り残した報告を。
最近のコメント