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2012年5月

2012年5月31日 (木)

宣伝~

 間際にしか、基本的に宣伝をしたがらないのは、何の引け目からなのか・・2つほど。

 1つはCD、昨年録音したものが、来月頭に発売開始です。最近では、打楽器アンサンブルのCD(国内生産)というのは、あまり珍しくありません。僕が高校生の頃は、金管アンサンブルや、他のアンサンブルに比べて、極端に少なく、しかも、長野の田舎では「試聴」なんてことが出来ない頃だったので、海外の団体のものなど、「曲名がカッコいい」というような理由で購入して、中身はさほど・・みたいなことがよくありましたが(今聴き直すとまた印象は違うけど)、今では、大手打楽器販売会社から、毎年アンサンブルのCDは出ており、他にも国内の団体のCDも、数多く世に出ていますし、ネットでもすぐ聴くことが出来ます。

 では、このCDのセールスポイントは何か?それは、CDに収められている作曲家が「1人だけ」ということです。こういうコンセプトの打楽器アンサンブルのCDは、珍しいと思います。思いつくだけでも、例えばスティーヴ・ライヒや、クセナキス・・いわゆるクラシカルな「打楽器アンサンブル」という形態の曲だけを、アルバム1枚に収める程度の分数を書いている作曲家は、それほど多く ないので、他の楽器の曲を入れたり、ソロ曲を混ぜたり・・というものは、ありますが、このグラステイル作品集、しかも既に2枚目です。

日本では、吹奏楽が盛んなのに付随して、アンサンブルが盛ん(夏は吹奏楽コンクール、冬はアンサンブルコンテスト)なので、吹奏楽や、アンサンブルでの委嘱作品が多く、このCDも、全国の団体で演奏されたものを、作曲者の監修のもと、演奏しなおしたものです。大体の作品がコンテストで演奏可能な五分以内です。打楽器のみで演奏している、音の世界を聴いて頂ければ。    もう一つは、今週末、長野の飯山市で、これまた打楽器アンサンブルの演奏会をさせて頂きます。気心しれた仲間たちと。今日は事前の音楽鑑賞教室を、板橋でやってきました。僕が東京在住の時に指導に向かっていた学校だったので、昔からご存知の先生もいらっしゃる中、時間一杯(笑)、精一杯やらせてもらいました。終わって一段落したら、次はこの週末に向けて‥  多くの支えを感じながら、頑張ろう!

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2012年5月17日 (木)

ハーメルンの笛吹き、再び

 色々、追われてるうちに日々は過ぎていってます。小学校に向かい演奏したり(名フィルは今年度から、市内の小中学校に出張演奏を展開しており、初日は取材も数件来ていたようで)、中部打楽器協会の催しに参加したり、高校の同級生の応援に行ったり・・合間に東に打ち合わせにも行ってきたりしていますが、体は元気。でも一昨日の大雨の時、急いで乗ろうとしたエレベーター、乗る瞬間に入り口で足を滑らせ転倒し、腰で全体重(+鞄)を受け止めるという大技を披露、1分くらい悶える姿を守衛のおじさんと通りすがりのおばさんに心配される事態に。

 まさに、打ち所が「良かった」ようで、今のところ大した後遺症はなく、相応の打撲の痛みだけ・・こういう時に運を使うのは、いい使い方・・のはず。

 

 明日は5月の定期演奏会。メインで取り上げる曲、実は、(ちょうど)4年前に演奏してるんですよね、現代の曲は版権の関係で、レンタル譜がほとんどなのですが、打楽器の楽譜には、見慣れた汚い字で、僕の姓が・・多分、前回演奏して以来、どこにも貸してないんですよね(^^;)

 blogに記録してたおかげもあって、前に演奏した時のこともかなり覚えてます。書いてた時点から「次も演奏したい」と書いてたら、現実になるという・・あ、ここでも運を使ってるな。(それで、逃した運もありますが・・・)前回、一緒に演奏した「マンハイム・ロケット」って曲も強烈でした。今回は、同じような枠(?)に「コンチェルト・ロマネスク」を演奏。こちらもスリル満点、聴き応えのある曲です。

 前回の読響さんの演奏を川瀬君も聴いてたようで・・今回は事前指導(子ども達)から僕も顔を出しているので、前記事に書いている「残念だったこと」を改善する為に、打ち合わせ済み。上手くいくといいなぁ。

 

 4年か・・・何を得て、何を失っただろう。なんて。外は雷。

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2012年5月 6日 (日)

オケ友音楽祭終了

 GWも明日で終了とのこと。昔は、木曜くらいに連休が終わり、「明日学校行ったら、また土日休みだぜ!」というのが、大好きな子どもでしたが、今年は上手いこと日曜に終わるのね。てことは今日、土曜日?日常生活に戻らないと曜日感覚が失せます・・

 今年は、どっぷり「オケ友」こと「オーケストラと友に(×共に)音楽祭」に浸かってました。まず28日から一泊二日で中高生に事前指導。名古屋に帰って演奏会のRH,2日はポップスの本番、3,4は中高生の指導&本番、今日は名曲コンサートの本番。

 中高生は、いわゆる「吹奏楽コンクール」に向けて・・という指導ではなく、今回の本番の為に、市内の中学生合同、高校生合同の2つのバンドで、1曲ずつ演奏するというもの。名フィル正指揮者の円光寺さんの指揮で、音がみるみる内に変わるのには驚き。元に戻るのも、すぐですが(笑)大事なのは「耳」と「想像力」かな。本番は、意外に緊張してた子が多かったようですが(^^;)無事に終了、僕も高校生に混じってエル・カミーノ・レアルを演奏しました。

 本業の方では、ポップスでボンボン振りながら歌って(ノリ良くやってくれたエキストラの方々に感謝!)、名曲では前日ボーリング3ゲームをもろともせずシンバルを振り回しまくって終了。充実した1週間でした。編曲作業も、合間見て進んだ(はずだ)し・・

 毎日、何かしら山菜を頂いてました。筍ご飯から始まり、たらの芽の天ぷらも頂いたし・・今日は、恒例の蕎麦(今年はざるそばでした、またお替りしてしまった)健康的なものが多かったとはいえ、体重は増えたな。

 帰りの高速が35kmの渋滞という悪条件でしたが、1時間ちょい遅れで到着。飯田の方々、また来年お会いしましょう。そして、明日もリハなんだよね・・GWってなんでしたっけ??

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