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2012年1月 1日 (日)

定音鼓、硬撥考。

 明けましておめでとうございます(違)

 本編(2012年1月号)では、「ティンパニ補足とテクニック応用編」と題して、ミュートや、装飾音符のことに触れていますが、現実の時間は、201○年の夏、コンクール真っ盛り。今年もそこそこな数の団体の演奏を聴かせて頂きました。

 結果に悲喜交交、それはさておき、ティンパニ(中国では、題名のように書きます)のハードマレットの使用について。

 ハード(またはベリーハード、エキストラハード)と呼ばれる、芯に布地をダイレクトに巻いてあるマレット(←大体、市販のものは、先が赤い。あれは「使い方間違うと危険」だから?(笑))を使用している団体(特に中高)、たくさん。

 使うこと自体、問題ないですし、上手に使えている場合も、たまにあります(少数)でも大体が、叩いてる打音(音程聴音不能)しか聴こえない。残念。多分、指導者なり指揮者が「そこ、聴こえないから、硬いバチで」とかなんとか指示が出て、それを選んだのかと。もし聴こえないんだとしたら、考えられる問題点は2つ。

・周りが聴く気がない

 これは、なかなか奏者側からは言い辛い意見ですが(笑)でも、よくある話で、合奏してて、その中で、音が浮かびあがってこないときは、奏者が耳を使わずに音を出している場合が多数。中学生の合奏で、周りがやかましい時に、ソロで演奏させ、「あの音、聴きながら(聴こえるように)演奏して。」と指示すれば、それだけで解決すること、多いです。

・発音が悪い

 これが、結局のところ、ハードマレットに変えたところで、遠くだと打音しか聴こえてこない原因。BJ本編でも書いてますが、僕らの演奏してる楽器の膜(プラスチック、本皮)の厚さは、0.08-0.3mm程度、それに対して、和太鼓は、1.5mmでも「薄い」そうです。

なのに、未だ、カッコ良さ重視?なのか、バンバン擦りつけるように演奏する人達をよく見ます。あのねえ・・テレビなどでも見ることが出来ますが、プロのティンパニ奏者が、常にハードマレット使ってますか?(曲にもよるか)発音がクリアになっていれば、ソフトのマレットでも音は通ってくるはずです。方法?本編7月号、試してガッテン。

 とは言いつつ、僕もハードマレット、結構使います。古典もの(3番trpのように動く曲など)中心に。

 誰かにこないだも、「お勧めのマレットありますか?」と聞かれて、最近は「発音をハッキリしたいなら、フランネルタイプもお勧めです」と答えるようにしてます。ちゃんと振って、重さを感じられないと難しいですが、(木のマレットの場合)バチの頭が重たいので、フランネル生地でアタックがハッキリでつつ、重さでドンと鳴ってくれるかと。国内でも2社(プレイウッド、ヤマハ)から出てます。本場、ウィーン製の物も、JPCで購入出来ます。お試しあれ。

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