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2011年12月 1日 (木)

ティンパと呼ばないで・・

 僕のティンパニとの出会いは、中学2年生の時。1年生は、ひたすらドラムに明け暮れ(オリーブの首飾りとか、トップ・オブ・ザ・ワールドとか、、可愛いレパートリー)、それが当時、「王様のレストラン」という日テレ土曜21時のドラマのテーマ曲で、ティンパニが印象的に使われており、ミュージックエイトの楽譜で演奏したのが最初。今思い返すと、ちゃんとトニック(主音)とドミナント(属音)で使われており、最近の吹奏楽曲(※)より余程ティンパニ「らしい」使われ方のしている曲でした。

 途中で、転調して、音変えが待ってますが、学校にあったのは、ペダルなしのティンパニ、数小節で音を変えなきゃならない時に、ボルトを捻って(ちゃんと対角線でやってたはず)・・学外の発表会の時だけ、他校のペダル付きティンパニを貸してもらえるということで、事前に先生に連れられて、練習させてもらいにも行ったっけ・・

 と、思い出はこれくらいにして。12月号はティンパニを触りはじめの人を対象にと思って書きました。学校によっては、急にティンパニパートを任される子もいるかも知れませんが、小太鼓なり、鍵盤楽器なり、ある程度弾けるようになってからの方が、より楽しさがわかるんじゃないかなと、個人的には思います。

 なんてったって(BJの)題名にもあるように

「音程が作れる(=作らなきゃいけない)」楽器なんで。

 小太鼓や大太鼓も「チューニング」というのは、出来る方がいいし、でも、こちらは「音程感」で必ずしも感じる必要はないと思います(ものによっては、音程の差などで、張り具合を瞬時に感じ取ることもあります)が、

 ティンパニは、「絶対」だろうが「相対」だろうが、「音感」は必要です。手の訓練のみならず、耳の訓練が。

「でも~チューナーあるから大丈夫だしぃ」とは、なかなかなりません。

 演奏会の本番中(コンクールのように数分の場合でなくね)、照明や、空調の都合で、湿度や温度が、変化すると、管(弦)楽器のピッチも変化します。それに対して、ティンパニだけ、さっきチューナーで合わせたゲージだけ見て合わせても、音程がズレてる、何故?・・ってのは、よくあること。ヘッド(プラスチックでさえ)も、温度の影響で、ピッチが変わります。

 ヴィブラフォンやピアノのように(マリンバは木なので、そこそこ変化あり)、ピッチが変わりづらい楽器が、常に演奏していれば、他の管楽器奏者も、ピッチの狂いに敏感になると思いますが。

 しかも、今のご時世、※と書いたように、音変えの嵐!みたいな曲もあります。名フィルもポップスの譜面見ると、「ベースライン追いまくりだ・・」みたいなのも、よくありますが(^^;)

 ここで、足の訓練まで必要になってくる(汗)世のティンパニストは、苦労が絶えませんなあ・・続。

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