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2011年10月

2011年10月29日 (土)

war requiem

 昨日は練習の後、芸大の同級生で、地元名古屋出身のYui 子の演奏を聴きに千種へ。僕が入団前の名フィルの東京公演を聴きに行ったらばったり数年ぶりに会って、名古屋在住ということで、演奏会案内をもらってたので、ふら~っと聴きに行ったのですが。

 予想以上に、高いクオリティでびっくり。まず、池川兄弟 の上手さ!フラメンコギターは初めて聴いたんですが(初めての人向けの解説も有難いねぇ)「掻き鳴らす」とはまさにこの事か、って感じの演奏。胴体を打って音を出すのも当たり前らしく、色んな種類の打楽器的な音が出るのにも吃驚。パルマと呼ばれる手拍子も目からウロコ、普通の手拍子が「開いた」音だとしたら、パルマは「閉じた」音。凝縮された音でした。Yui子も、結構難しいであろうことをスラスラやっても音程にも狂いなく、まさに「質が高い」って感じ。そして、行って知ったchisaさんという踊り子のダンスもこれまた良かった。フラメンコのカスタネットを使った踊りもあり、これでこのお値段は、お買い得ですよ、奥さん!という感じでした。と、同時に、自分の演奏についても振り返った次第・・チャリティーCDも販売していたので、思わず購入。何故か同級生にサインをもらって帰ってきました(^^;)

 そして、今日は練習2日目。合唱付き。

 実は3:11の翌日もレクイエムを演奏していました。6月の定期でもブリテンのシンフォニア・ダ・レクイエムを。今年最後に演奏するレクイエムは「戦争レクイエム」

 恥ずかしながら今回演奏が決まる前には、CDさえ聴いた事もなかったのですが、大曲です。合唱、児童合唱、ソリスト3人、オルガン、大編成オーケストラ+小編成(チェンバー)オーケストラ。曲も緻密に出来ていて、神経を使う曲。チェンバーオケ、やり甲斐があります。

 明日は本番会場で練習。お時間ある方、是非本番いらしてください。「来て損した」とは、思わせないクオリティに、なってる・・はず。

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2011年10月26日 (水)

移動〃〃

 定期演奏会も終わり、次の日から移動三昧。

 

 日曜は三重県のかなり南側、尾鷲へ。隣県ですが、うちから3時間ちょい。今時珍しい打楽器部員が全員男子という高校へ。部員も男女比が1対1らしい!初レッスンだったので、基礎からざーっとやって終了。顧問の先生も男性だったので、男子校みたいでした(笑)帰りに地元の大内山牛乳で作られたアイス(しつこくない牛乳の味)を頂いて、帰宅。

 月曜は朝から東京、レッスンして、お茶して、レッスン・・の予定が急遽キャンセルで早めに帰宅、次の日は奥さんの鞄持ちで表参道のカワイへ。コンサート後、荷物だけ家に持って帰って(まさに鞄持ち!)その足で名古屋へ。練習してから豊橋泊。

 今日は朝から浜松市は佐久間ダムの麓(バスで豊橋から3時間)の中学へ文化庁公演。9月末にワークショップで行った以来。相変わらず空気の澄んだところでした、AKBを楽器紹介でやっても空気が澄みっぱなしでしたが(--;)ビリーブはWS時より声が出ていたようで一安心。終わったら3時間+ちょい渋滞で豊橋へ。移動疲れ、ピークです。今日は早く寝よう。と思いきや来月の楽譜が届いていたので、目を通して、事務作業やって・・

 明日からは「戦争レクイエム」のRH、気持ちを切り替えるためにも、日が変わるまでには寝たい!

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2011年10月20日 (木)

○○の秋

 今夜は、一昨日、今日とタップに2回続けて行ってきて、若干足が攣りそうな「スポーツの秋」

 その後、職場の方と、トラで来てもらっている神マリンバの方とで珍しい生もの(ユッケが規制されている時代なのに!)を食する会に行ってきました。個人的には癖になるほどでもなかったですが・・いわゆる「キタナトラン」に属するであろう、飲み屋さんでしたが、所狭しと満席でした。こんな時代だからこそ殺到するのかな。。一昨日も打楽器3人(安城在住の人&マリンバの大御所で実家は名古屋というK谷さん)で名古屋でお食事、明日も「わび助さよならパーティー」と外食が続く「食欲の秋」

 先週末は思い立って、TKWOの演奏会を紀尾井ホールへ聴きに行ってました。会場の大きさも考慮してか、最大編成というよりは室内楽的な響きで、「ルスランとリュドミラ」「弦楽セレナーデ」など。個人的には最終曲&アンコールに、編成や会場とは関係ない聴きなれたTKWOの響きを感じて、目頭が熱くなりました。岩城さんが亡くなる前に、「異国の鳥たち」を一緒に演奏したことを思い出してしまった。ら、打ち合わせしていないのに、当時も一緒に演奏していたY口D輔が偶然聴きに来ており、師匠らと共に仲良く打ち上げへ。帰るまでに3回くらい腹がよじれるほど笑いました。思い出が詰まってる楽団なので、聴けてよかった。次の日は「Ein Deutsches Requiem」を。生で聴くのは初めて。演目がそれだけだった為、早くに終わり、そこでも打ち上げへ。こちらはお上品でありました。食欲の秋か・・と思いつつ、一応「芸術の秋」

 

 今週は定期の練習中。指揮者(兼作曲者)の曲を素晴らしい声で砂川さんが歌っておられます。顔がデュ○アに似てるなぁと思っていたら、指揮ぶりもなんだか( ´_ゝ`)

 

 「読書」「行楽」の秋はいつになるやら・・

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2011年10月12日 (水)

福祉コンサート

 少しご無沙汰です。僕が運動会の匂いだと思ってたものが、キンモクセイの香りだったことを、最近知りました(^^;)初夏とは違う、爽やかさが、好きです。

 

 また北陸一人旅に行って、刺激を受け、今日は近所の刈谷市で、福祉コンサートでした。駅から降りて初めて、去年も行ったことに気付く・・

 障害を持った人達を中心に演奏を聴いてもらうコンサート、最前列(車椅子の人も、床に座る人も来れるように席を外してあります)までたくさんのお客さんの中、演奏開始。後半は騒がしい場面もありましたが、たくさん拍手もしてもらえて、何よりでした。最近また読んでいた「五体不満足」の影響で、乙武さんのサイトもたまに見ますが、視野が広がります。

 秋は文化祭の季節、昨年度まで携わっていたミュージックシェアリングで、指導に行っていた2校の学校も、文化祭で発表、上手くいってますように!

 明日も、リハ。

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2011年10月 1日 (土)

残り3ヶ月

という、題でブログを書いている人は、世の中に多そうだ(笑)そもそも1年が12ヶ月でなくて10ヶ月だったら、3ヶ月という区切りはあまり使われない気がする。音も12音だし、干支も12だし。あとは・・何かあるかな。

 

 先日は習っているタップダンスの発表会を観に行ってきました。発表会といっても、2年に一度らしく、PAは使うわ、スモーク炊いてあるわ、レーザービームはとんでるわで、すごい気合いが感じられました(^^;)お客もたくさん。タップですが、足だけではなく、全身使ってダンスする時もあり、なんといっても小学生は上手。体の動き方&成りきり方も自然というか。。レッスン時以外にも靴出して練習しなきゃな・・とは思いつつも、なかなかそこには至らず・・仕事だったらそんな訳にはいかないので、そこが趣味のいいところとは思うけど、、やればもう少し上達するか?という微妙な心境。そういう意味で、半強制的な、学生時代の「部活」ってのは、いい時間だよなあとつくづく思います。意思の弱い僕にとっては(笑)

 その後は名フィルの先輩の送別会へ。定年ではなく、他のオケに移籍されます。素晴らしい奏者だと僕は思っていたので、これから頻繁に一緒に演奏出来ないのは残念ですが、移籍も国内ですし、またいつでも会えると思うので、とりあえずのお別れ。

 

 僕はオケ奏者と、サッカー選手はとても似てるなと思います(誰かも書いてた気がするけど)それぞれ、ポジションがあって、そのポジションを得る為に切磋琢磨もするけど、目標は、チームの勝利であって、サポーターやスポンサー、裏方もいる。まあ、競う相手チームと対決しないところや、監督(指揮者)が、試合ごとに違うことなど、あると思いますが。欧州代表みたいな特別編成オケがあったり、国内や、世界で移籍しあって、そのチームにはチームの歴史があって・・チームに拘る人もいれば、待遇に拘る人もいるでしょう。選手生命が全然違うというのはありますし、オケ奏者の方が、「弱肉強食」過ぎず、「縦社会」も入っているとは思います。何より、スポーツのような、分かりやすい勝ち負けがないしね・・良い悪いは個人の価値観なので。

 何はともあれ、先輩の新しい船出を皆でお祝いできて良かったです。新しい人にも期待が募ります!

 って、僕自身がまだ丸一年しかいないんでした(汗)案外、長かったけどね。

 明日はカルミナ・ブラーナ抜粋他、芸文です。

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先月の続きと「鍵盤」打楽器

 これを実際いつ書いてるかは、内緒ですが、世の中は吹奏楽コンクール時期です(爆)

 課題曲には今年もマーチが2曲。僕の周りでよく話題になるのが「何故『課題』曲が選択出来るのか」ということ(朝日の吹奏楽コンクール)

 NHK等が主催する合唱コンクールは、毎年、中学生や、高校生などで課題曲が1曲。それを、人数の多い学校、少ない学校関係なく、練習してきて、まあコンクールなので、競い合う。そして、最後には、皆で課題曲を合唱(感極まって、大多数はボロ泣き)、ああ青春。

 もし同じことを、吹奏楽でやる・・必要はないにしても・・人数に差があるなら、せめて2曲から選択くらいにすればいいのでは?と常日頃から思っています。が、まあそれは置いといて。

 先日から続いてる表、裏拍の話、分かりやすいのは、指のスナップ(指ぱっちん)です。上手くならなくても、マネでもいいからやってみながら、指を見てもらうと、音を出す前に、必ず、親指と、中指がくっつく時間があります。「すっとんすっとん」と、裏で音を出す時は、絶対表拍で、親指と中指が「準備」してます。

 

 だから、小太鼓で裏拍に演奏する時(すたすた・・と歌って)も、その要領で、自然に、準備していれば、裏拍に

「音楽を止めない」ビートを刻めるはずなんですが、この「すたすたすたすた」を、両手に分けて演奏している人のなんと多いことか!勿論、音楽に乗れていれば、それでも問題ないですが、大体みんな、おっかなびっくり、他の楽器の邪魔にならないように(というより影に隠れて)、木魚のように・・「やり辛くない?何かの苦行?」と聞きに言ってあげたくなります。

 そういえば、先日見たタモリ倶楽部で、浄土真宗のみ、木魚が「裏拍」に入るとやってました。へぇ~X30。

 

 そして、この月は鍵盤打楽器(マレットパーカッション)について、ほーんの少しだけ触れました。僕はかなりコンプレックスがある為、ほんとにサワリと呼ばれるようなことしか書いてませんが(全国のBJ読者諸氏は、今年度の池上さんの、素晴らしいマレットテクニックを熟読してください)

 打楽器という「括り」が広いことは承知ですが、カワモノ系とケンバン系ではまあ、お節とイタリアンくらいの違いはあるかと・・得意、不得意は出てくると思いますが、僕の個人的見解としては、中高生には、出来るだけ「好き嫌い」を作らず、どっちも普段からやる方がいいんじゃないかなと。

 BJに書き切れてないこと→ソロで演奏する時と、全体合奏で演奏する時では、マレットのチョイスが、大きく変わることがあります。特に、マリンバ&ヴィブラフォン。ソロ(合奏の中でも)では、少し柔らかめでも聞こえているものが、トゥッティの中での演奏になると、音の粒が立たないことが多いです。fなどでは、はっきり言って、パイプの余韻などは聞こえてこないので、打音がある程度クリアに聞こえるマレットの方が、存在感が出ると思います。

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