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2010年10月17日 (日)

文化庁公演

 前回の日記にも書いてましたが、日本の各地のオケは文化庁からの要請で、全国の小・中学校(なかなかオーケストラの生演奏を聴く機会のない地域)に出向いていき、学校の体育館などで、小一時間ほど演奏します。エキストラをやってるころから、色んなオケの、様々な音楽鑑賞教室に参加させてもらいました。各オケの名物?とでもいうべきそれぞれの工夫を凝らした企画(校歌の編曲、楽器紹介)や、生徒参加のコーナーがあり、一長一短ではありますが、児童たちはめっちゃ感動して一杯拍手してくれる時や、きょとんとして、ほとんど拍手が無い時、先生が厳しいのか!?、真面目に拍手してくれる時など、様々な反応があります。

 盛り上がるのは「指揮者体験コーナー」。事前練習なしで、「指揮やってみたい人~」で手挙げた生徒が、一回だけ聞いた曲を、その場で指揮しちゃうんですから。こっちも真剣に、その子の動いた手の通りに音を出そうとするので、僕の中では、公演で一番スリリングで、おもしろい(笑)たまに、すんげー上手な子いるしね。先生とかが振っちゃう時とかも、必ず盛り上がります(笑)今年名フィルは近畿地方に行ってます。先週は大阪と奈良へ、来月は滋賀だったかな?

 大人になったら、自分で働いて、自分の得たお金で、好きなこと、すべきことに、時間、お金を使うことが出来る(&使わなきゃいけなくなる)けど、子ども(自我が芽生えるか芽生えないくらいの時期)は、与えられる環境が、ほぼ全てでしょう。義務教育の環境があり、それに付随した、様々な環境がある。その中で、「オーケストラの生演奏を聴く」という環境があれば、CDやDVDで感じることのなかった、何十人ものプレイヤーが演奏する実際の「響き」や「動き」を体験することが出来ます。その体験が、その後どういう風になるかはその子次第、つまらなかった子もいるだろうし、何か感じてくれる子もいるはず。オーケストラに限らず、そういう体験を義務教育のうちに皆が体験できるようにする為の予算が、昨年の「事業仕分け」で槍玉にあげられ、一時期は全く無くなるかも・・という話まで起きました。今はかろうじて予算がありますが、文化に費やす予算は諸外国に比べて、まだまだ少ないです。

 予算だけ増やせ!っていうのも変な話で、演奏する側は、予算をもらえるに相応しい「もの」を提供しなければいけないと常々思ってます。これまでも色んな現場で、「それは手際悪いでしょ」とか、「・・・・」ということもしばしば。10月からは立場も違うため、深いところまで話が出来る・・といいなあ。

 僕個人としては、幼稚さが残ってるせいか(笑)、子どもの前で演奏する時は一番張り切ってる気がする・・こないだは副指揮までしちゃって、外国の方にウケてました(^^;)血が大阪なのよね・・・でもウケるって大事だと思う、なんでも。

 長々と書きましたが、賛同いただける方は、前回の記事にある文章に目を通していただければ!

 明日はマーラー「巨人」。久々&初パート。頑張ります。

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