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2010年10月

2010年10月29日 (金)

新参者ですが。

 一昨日、今夜と、わび助に訪れていました。名フィルのコントラバス・セクションの方々が演奏なさっていたところに、気持ちだけ賛助出演し、晩御飯を頂いてきました。まあ、これが美味しい!!美味しすぎて、全品写真撮るつもりが、最初の1品だけで、後は撮らずに黙々と食べてしまった・・・11月29日、皆様のお越しをお待ちしております。

 10月に入ってからの日記で、度々話題に出していますが、国の文化に費やしてくれる予算の話。うんざりの方もいらっしゃると思いますが、このblogを日々見てくださる数十名の方々に、少しでも現実を知っていただければと、昨年の「事業仕分け」で、政界のファッションリーダーこと、蓮舫参議院議員がおっしゃってた内容がPDFになっていたので、興味のある方ご覧頂ければと思います。

 演奏する上で常々思っているのは「対価」があるかってこと。来年METのオペラが名古屋に来るらしく、チケットは相当な値段。でも、NYで普通に聴く以上の一流歌手を揃えて来るということで、「相当な値段を払ってでも聴きたい」と思う人が多いのか、売れ行きはいいらしいです。演奏会で、入場料がワンコインなんてものは、ほとんどなく、2000円なり、3000円なり、支払ってその生の「演奏」を聴きに行くなり、来ていただくわけです。ワンコインあれば、ランチが食べれる時代に。

 聴きに「来てもらう」側が多い僕としては、その2000円なり、8000円なりの重みを忘れるわけにはいかないです。そして、同時に聴きに「行く」場合も、絶えずよぎってしまう。これまで「こんな演奏で、こんなカネとるか」と思ったのは過去2回ほどですが。上手い、下手とかではない、クオリティというか、なんというか。。時には、こんな公演にあうこともあるけど(怪談のことです!)

 んで、質の高いパフォーマンスは、総じて入場料も高くなってしまう(経費がかかる)ことが多い、それを少しでも僕のような「庶民」が行きやすくなるために、国が補助して、その入場料を少しでもさげようとして予算を出すところを、「事業仕分け」。

 しないでほしいと言う人間はそれに「直接携わってない」かつ「権力のある人」に言うしかない→小澤(征爾)さんが小沢(一郎)さんに言う訳ですね。

 まだ、オケに入って新参者ですが、少しずつ、勉強していければと思います。まあでも何より、本業(演奏)が大事。明日も昨日に引き続き、芸文。部屋が寒すぎる。10月でこんななら12月・・ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

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2010年10月28日 (木)

アメリカン・ビューティーを観て

 アカデミー賞を取ってるだけのことはあり、よく出来た、面白い映画でした!

 映画には「監督」「脚本」「主演(助演等)」の役割があり、それを兼ねる人もいます。さしずめ、演奏会となると、「監督=企画(音楽監督?)」「脚本=曲」「演奏者=主演」といったところでしょうか?

 映画を観て、その後に、その映画にどんな感想を皆持ってるかな~と思って、webで検索かけることが多々あります。映画のレビュー(感想)を書いているサイトは結構多い!それを読んでいると、その人なりに「あのシーンはどうだった、こういう意味があった」などと、解説してるのを観ると、「なるほど~」ともう一度観なおしたくなるようなものもしばしば。

 ちょっと前からバルトークの曲解説した本を読んでいますが、これにも映画ではなく、曲についての見解が述べられており(解説だから当たり前だけど・・)、その曲に仕組まれた仕掛けなどが、詳しく書いてあります。でも、これを実際にスコアを見ずに、聴いてその場で分かる人は、作曲を専攻しているような人か、かなりマニアックな人だけでしょう。多くのクラシックの残されている「名曲」と呼ばれる曲に、1度聴くだけでわからない様々な仕掛けがあると思います。

 んで、じゃあそれを事前にしってたら、どうか?ってこと。世界初演する新曲などある演奏会で、よくあることですが、作曲者のプレトークなど。プログラムにも載ってることがありますが。「知った」ら「知った」耳で聴くだろうし、2度と「知らない」世界では聴けなくなるよね。あ、2日ある演奏会なら、1日目は「知らず」に聴いて、2日目には「知って」からもう一度聴くとか・・?

 なんてことをたまに考えてしまいます。要するに、恐れ多くて「脚本」活動なんて出来ないということ。作曲出来る人の「度胸」がすごいね。

 今日は「コバケン・スペシャル」の演奏会、Hrの安土さんがソリストでした、素晴らしい。今日でも十分お客様がいらっしゃると思いきや、普段は完売らしいです・・すごい人気なんですね。序曲1812年はバンダ付きで、大音量の演奏でした。

 明日、明後日が終わると、週末は上田。

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2010年10月24日 (日)

最近観る映画は

 非常に当たりが多い。「氷の微笑」完全R指定って感じですが(笑)内容は非常に面白かったです、流石名作と呼ばれるだけある。音楽も素晴らしい、こんなの映画館で大音量で見てたら、「ぎゃー」とか「ひえー」とか声出まくりだと思うな(--;)

 前回のを返しにGEOに行ったら、週末80円セールだったため、借りまくってきてしまいました。残りは「氷の微笑2」(さー1と比べてどうか)、「ラスベガスをぶっつぶせ」(showbizで何週か全米1位でした)「アメリカン・ビューティー」(確かアカデミー賞だったよね?)「デトロイト・メタル・シティ」(原作読んだら、抱腹絶倒だったため)の4作。

 定期演奏会は無事終了、芸文のホールはステージから見て客席が他のホールより明るいため、お客さんの顔が3階までよく見えます。2日とも1,2階はほぼ満席、3階はちらほら。明かりのお陰で結構ジロジロ見ちゃうな・・10月で退団される竹田さんには2日連続で指揮者からブーケが。長い間お疲れ様でした♪オケで定年でも、その後も益々頑張って頂きたいものです!

 秋の夜長だな。。

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2010年10月22日 (金)

待ちに待った晴れ!?

 じゃなくて曇りか・・・でも今日出来なかったら限界、ということで、洗濯機はまわしてしまった。ちゃんと乾きますように。

 こないだ借りてきたDVD、最後の1本は「戦場のピアニスト」今まで見たことがなく(海の上・・もありません)昨夜、眠い中見始めたら、すっかり眠気は覚めて2時間強、没頭。元はノンフィクションだそうで、数奇な運命に導かれて・・という話ですね。本当にああいう時代を生き抜いた人からすると、贅沢極まりない、今の日本。食べるものに困って、ましてや演奏など・・という時代からすれば、比べようも無いくらい平和ですが、人間の欲は留まらず。もっとお金を、もっと休息を!何がいいのやら、わからなくなるな。一番何が大事か考えないと。

 今日は定期演奏会。お題は「ロンドン」で、メインはロンドン交響曲。まさに、霧っぽい(ハリー・ポッターぽい?)情景や、鐘の音などを描写しているであろう、イギリス人が作曲しましたーという(エルガーの交響曲と、いい勝負)メロディが続きます。

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2010年10月20日 (水)

ジョゼと虎と魚たち

 前々からずっと見たくて、しかしTSUTAYAには1本しかなくて、いつもレンタル中で、あきらめてGEOに行ったら、3本もありました。レンタルも7泊で100円だし。さようならTSUTAYA!

 まず、これは昨晩見たのですが、かなり燦然と、見てきた映画の中で1,2を争う、映画になりそうです。一緒に借りてきた映画「ザ・マジックアワー」をさっき見ましたが(これも、とてもとてもおもしろかったけど!!)、風呂から出て、もう一度「ジョゼ・・」をちょいちょい見ちゃいました。7泊中、何回観るだろう、もしかしたら、こりゃお買い上げか・・

 陳腐な感想になりますが、切なくなります。泣きはしなかったけど、胸が締め付けられる・・男は身勝手な生き物です・・主人公の行動に、「なんで?最低!」と思う自分と、「うーん・・」と納得してしまう自分と・・男女で意見が分かれるのか、そもそも男女というカテゴリーかわからんけど。あと、上野樹里ちゃんの眉毛が濃い。

 好きな映画は?と聞かれたら、当分、これだな。

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2010年10月19日 (火)

プロフェッショナル-仕事の流儀-

 を、こないだやってた松ちゃんスペシャルを昨日、今日やっていたのをさっきテレビで見ました。

 

 いい番組です。プロのかける情熱、裏でやっている努力が、垣間見えて。松ちゃんのは、その直前にNHKで放送したコントを見てからみたから、余計に感心しました。

 来週は吉田都さんについてらしい。shobiz countdownに続いて、毎週見たい番組が増えました。

 その後も映画観てたから、もうこんな時間・・・

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2010年10月17日 (日)

文化庁公演

 前回の日記にも書いてましたが、日本の各地のオケは文化庁からの要請で、全国の小・中学校(なかなかオーケストラの生演奏を聴く機会のない地域)に出向いていき、学校の体育館などで、小一時間ほど演奏します。エキストラをやってるころから、色んなオケの、様々な音楽鑑賞教室に参加させてもらいました。各オケの名物?とでもいうべきそれぞれの工夫を凝らした企画(校歌の編曲、楽器紹介)や、生徒参加のコーナーがあり、一長一短ではありますが、児童たちはめっちゃ感動して一杯拍手してくれる時や、きょとんとして、ほとんど拍手が無い時、先生が厳しいのか!?、真面目に拍手してくれる時など、様々な反応があります。

 盛り上がるのは「指揮者体験コーナー」。事前練習なしで、「指揮やってみたい人~」で手挙げた生徒が、一回だけ聞いた曲を、その場で指揮しちゃうんですから。こっちも真剣に、その子の動いた手の通りに音を出そうとするので、僕の中では、公演で一番スリリングで、おもしろい(笑)たまに、すんげー上手な子いるしね。先生とかが振っちゃう時とかも、必ず盛り上がります(笑)今年名フィルは近畿地方に行ってます。先週は大阪と奈良へ、来月は滋賀だったかな?

 大人になったら、自分で働いて、自分の得たお金で、好きなこと、すべきことに、時間、お金を使うことが出来る(&使わなきゃいけなくなる)けど、子ども(自我が芽生えるか芽生えないくらいの時期)は、与えられる環境が、ほぼ全てでしょう。義務教育の環境があり、それに付随した、様々な環境がある。その中で、「オーケストラの生演奏を聴く」という環境があれば、CDやDVDで感じることのなかった、何十人ものプレイヤーが演奏する実際の「響き」や「動き」を体験することが出来ます。その体験が、その後どういう風になるかはその子次第、つまらなかった子もいるだろうし、何か感じてくれる子もいるはず。オーケストラに限らず、そういう体験を義務教育のうちに皆が体験できるようにする為の予算が、昨年の「事業仕分け」で槍玉にあげられ、一時期は全く無くなるかも・・という話まで起きました。今はかろうじて予算がありますが、文化に費やす予算は諸外国に比べて、まだまだ少ないです。

 予算だけ増やせ!っていうのも変な話で、演奏する側は、予算をもらえるに相応しい「もの」を提供しなければいけないと常々思ってます。これまでも色んな現場で、「それは手際悪いでしょ」とか、「・・・・」ということもしばしば。10月からは立場も違うため、深いところまで話が出来る・・といいなあ。

 僕個人としては、幼稚さが残ってるせいか(笑)、子どもの前で演奏する時は一番張り切ってる気がする・・こないだは副指揮までしちゃって、外国の方にウケてました(^^;)血が大阪なのよね・・・でもウケるって大事だと思う、なんでも。

 長々と書きましたが、賛同いただける方は、前回の記事にある文章に目を通していただければ!

 明日はマーラー「巨人」。久々&初パート。頑張ります。

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2010年10月15日 (金)

mixi終了&大事なお願い

 しばらくの間、mixiとリンクさせていましたが、mixiはこの辺で終了させていただきます。

 色々思うことはありますが、mixiというツールで知り合った方もいて、感謝!です。

 このブログ、ないしtwitter(kuboken0214)は続けていく予定です。もしも、mixiでしか連絡先しらない!という方、ブログ左の「メール送信」から連絡いただければ、返信致します。

 今日は杏里とのコンサートでした。うちの親が杏里好きで、車の中ではかなりの確立で杏里のCDだったため、かなりの曲、歌えました(笑)「Cat's eye」もやってくれれば最高だったのに(^^;)バックコーラス&デュオで歌ってた男の人、途中から主役を食ってました(爆)

 さて、大事なお願いとは、内閣官房パブリックコメントへのご協力のお願いです。名フィルで署名も集めていますが、このコメントの方は、ページを見ていただけばわかりますが、政策コンテストへの意見枠です。

 先ほど、自分でも意見を書きましたが、まず、アドレスを登録(携帯アドレスもしくはフリーアドレスでないアドレス)、名前や職業などを記入して、アドレスに返信が来たら、そこからサイトにアクセス。完了したら、またPCからアドレスとパスワードを入れてアクセス(普通の携帯だと、とても見辛いです)、文部科学省の1910「文化芸術による元気な日本復活プラン」要望欄から意見記入。こちらにそのコンテストの動画があります。

 結果10分以上かかりますが、是非、関係者以外の方からのコメントを頂ければと思います。

 署名活動の方も、よろしくお願いします。こちらは10秒ほどで終わります(^^;)人に指示する前に、僕の意見も言いたいですが、遅いので、また今度。

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2010年10月13日 (水)

明朝起きたらトム・クルーズに

なってたい・・

 ということで、映画「ナイト&デイ」見てきました。以前から予告編で楽しみにしてたけど、時間があったので、400席ある大画面の映画館で。客は10人ちょい・・・採算とれてないよね・・・

 いい意味で、予告通りの、特にビックリするような内容はなく(笑)アクションたっぷりの楽しめる映画でした。全て都合が良すぎて、トム・クルーズはスーパーマンすぎて(強くてリッチでおもしろい)、逆にあそこまで都合いい設定なら納得って感じ。キャメロン・ディアスは段々年とってる感じはするけど(メリーに首ったけ・・大好きな映画。)トム・クルーズは、色々巷で言われてるにしろ、なにしろカッコいいわ。ケイティ・ホームズも可愛く、理想の夫婦ですな。

 ざーっとレッスンも終わり、明日からは杏里のバック。

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2010年10月 7日 (木)

Berlin Phil. Digital Concert Hallで

 今、登録のみで、無料で見られるヴェネズエラ・ユース・オーケストラの映像が、音もよく、面白いです。

 綺麗な子が多い&アンコールに大太鼓やってる男の子、似合ってるなぁ(笑)

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2010年10月 6日 (水)

音楽宅急便

 石神井に住んでいる時、家から100mの所にクロネコヤマトがあった。実家から来る荷物はいつもクロネコ、不在も多く、でも不在票を入れといてくれるし、近くのコンビニでも取れるし、集回所でもかなり融通が利いた。最近、一番役立つのはメール便!コンビニから出せて、郵便局より早い!そして安い。

 名古屋に越してきて、クロネコから荷物が来るときに、ちょっとしたトラブルがあった。カチンときたのと、これまでにすごいいい対応をしてもらってただけに、残念になり、パソコンからメール(クレーマーってやつやね)したら、次の日にはわざわざ地域を取りまとめてる長が来て、非礼を詫び、クロネコタオルをくれた。さすが、運搬業、対応も早い。ますます、愛顧してます。

 そんなクロネコヤマトが主催している「クロネコファミリーコンサート」の本番が浜松でありました。

 オケのメンバーで1000円マックを分け合いながら車で浜松まで向かい、GP、本番。「魔法使いの弟子」に朝岡聡さんが語りをつけたり、「ボレロ」にあわせてバレエダンサーが踊ったりと、色々楽しめる仕掛けがあるコンサートで、最後は会場の皆さんとふるさとを合唱。いいコンサートでした。地元の合唱団と演奏した日本の曲も良かったなあ・・早春賦とか聴きすぎて出番忘れそうになる(笑)そして、この演奏会では必ず、交通遺児の為の募金の贈呈式が行われます。

 S台フィルで、初めてお仕事頂いたのもこれだったな、メンバーまで覚えてます。何でも初めては忘れないもんだ。

 改めて、いい企業だと思いました。なかなか表に出ない活動かもしれませんが、是非続けていってほしいと思います。なんてったって、「音楽宅急便」っていう語呂がいいよね。

 明日からは大阪、奈良へ2日間。寒いかな・・

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2010年10月 2日 (土)

プロフィールを更新しました。

 今後とも、より一層頑張ります。

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