踊りが先か、音楽が先か
昨日は、Bob Beckerによるマスタークラスが名古屋でありました。レクチャー自体は17時から、しかしオペラのリハがある関係で、無理言ってお昼一番に個人レッスンを入れてもらえることに・・関係者の皆様に感謝。
Beckerさんは、打楽器アンサンブルグループNexusのリーダー、打楽器をある程度やったことのある人なら知らない人がいない程の人。現代の打楽器アンサンブルのレコーディングが数多く出ている他、George Hamilton GreenというXylophone奏者がたくさん残したラグタイムの曲を、打楽器アンサンブルに編曲し直して、演奏、録音をしている代表的な人。今回は兵庫のオーケストラとの協演で来日して、愛知と北海道でレクチャー、演奏会をして帰るとのこと。
当日も朝から付け焼刃的練習の後、久々のド緊張でレッスンに臨みました。短い時間でしたが、予期せぬことを一杯言ってもらえて、有難かったです。演奏後にはそりゃ西洋人ですから、笑顔で「good!!」と言ってくれるけど、「これで『good』なら、あんたは『god』でしょ」と思ってました・・もう一人の大学生のレッスンも少し聴講した後、レクチャーコンサートは聴けずに芸文へ・・
しかし、練習自体が遅く始まり、早く終わった為、打ち上げにも顔を出せて、話すことができたのはラッキーでした。話は主に踊りの話。ラグタイムに出てくるfox trotやcharlestonというスタイルは、全て踊りがあるということ。勿論、今は踊りとは独立して音楽だけとして演奏される機会が多いのだけど、そのスタイル、歴史を知ってるか?ということ。恥ずかしながら、さっき現代の百科事典youtubeで見ました。。ラグに留まらず、その昔gigueやgavotteから、音楽の様式に踊りは深い関わり合い。彼も昔習ってたらしく、今の僕に助言をもらえました。続けなければ、まだ始めたてだけど(^^:)Beckerさんは、ラグタイムにとどまらず、色んな音楽に興味を持ち、色々を体得している中での、Xylophone演奏なんだなぁ、それにしても、手、早すぎ!!と思ってましたが。挙句の果てに暇な時は、桶で普通にトラやってるらしい。ソリスト・・・(笑)
どちらが、godか一目瞭然。後光(前光?)が差している方です。ただのgoodの人、目が笑えてません(爆)また会う日まで、しっかり練習しておきますm(__)m
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