最終公演
昨夜は、のだめオーケストラの最終公演でした。in武道館。
初めて入った、武道館。印象としては大きな体育館。しかし、全く響きの「跳ね返り」がなくて、GP(最終リハ)中は、とっても変な感じ。本番は少し慣れてましたが。
1万千人以上のお客さまだったそうで。桶の斜め後ろにいらっしゃる人もいて、(肉眼では多分見えず、備え付けのモニター越しに見聞きしてた?)本番はもう圧巻の人、人、人でした。
毎度必ずやるベト7-1楽章に始まり(あの独特のカットにも慣れてしまった・・)、ちょっと久々のラフマニノフのpf協2番1楽章、ピアニカver.ラプソディ・イン・ブルー(その昔はpfデュオとピアニカ1人でしたが、いつの間にかピアニカ2人に)、後半はめざましテレビの企画らしい、家族で出てきて皆でベト7、郎朗の映像に合わせての(!)ラヴェルのpf協1楽章(次は衛星生中継とも出来るんじゃないか)、先ほどラフマニノフ弾いてわずか1時間後には衣装まで変えて出てきたディー・ウーによる高速ショパンpf協1番1楽章、最後は急に打楽器大活躍の序曲1812、オケが完全燃焼しきったと思わせるところに、まさかのベト7-4楽章全部(trpはまさに死ぬ気だったみたい)という、いろんな意味で、もう一生やらないであろう企画とプログラムでした。
幸運なことに、一番最初の時点から「のだめオケ」としての活動に携わることが出来、これまでにたくさんの人に手伝ってもらいながら、時には1日2回Boleroやりながら(笑)、様々な「有り難い」体験をいろんな会場でさせて頂きました。正直こんなに続くとは思っていなかったし、ここまでの現象になるとは。皆が口を揃えていうことですが、この「のだめ」をきっかけに老若男女が、実際のホールへ足を運んでくれたり、憧れを持ってくれれば。昨日のPA付きの迫力とはまた別次元の感動がある・・かも。でも「去る」のがブームなんだよなあ。。
ベルリンフィルがヴァルトビューネ、PMFがピクニックコンサート、確か大阪フィルも星空コンサート・・?という題名で、野外で演奏するために、PAつきでやっていますが、それでお客さんが喜んでいてくれれば、素晴らしい演奏会、逆に教会のように、とても響くところで、独奏に耳を傾けるのもいいだろうし。何にでもプラスとマイナスがありますね。
昨日唯一残念だったのは、このオーケストラに誘ってくれた先輩がいらっしゃらなかったこと、あの空間を共有したかったなあ。。演奏が終わって、セクションでの打ち上げも盛り上がりました!
また次のステップへ向けて、日々精進だ。
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