過去の記憶
一昨日までで録音も無事終わり(長丁場でした、関係者の皆様お疲れ様でした)、昨日今日は指導と自分の練習。
今度のリサイタルでやる9曲中(大まかにみると7曲中)前に本番を経験したことがある曲がそのうち5曲。試験やら、コンクールやら、演奏会やら。既に一度本番を積んでいても、時が経つに連れて当然忘れます。マルチパーカッションと呼ばれる編成の曲は1曲中に同時に太鼓と、鍵盤楽器と、鉄の板と、木魚…とかを使います、当然曲によって全然違う楽器配置。近い過去にやったことがある曲は体が曲の流れを「憶えて」いるんだけれども、1年以上やっていないと(え、近い?)体がリセットされていることもしばしば。また1から練習積んでいくうちに
「そうそう、ここからあそこに行くからここに置いてあるマレットをこう持って…」
みたいなことをやり直していく。結構大変!今回やる曲に「Zyklus」という曲があるんですが、この曲はドイツ語で「円」や「循環」を意味していて、楽器の配置も自分の周りをドラと太鼓と木琴と鉄琴とかでぐるっと円が描かれていて、楽譜(さすがに丸い楽譜ではないが)はスタート位置が決まっておらず、リングで綴じられていて、更に上下どちらからでも読める楽譜になっており、好きなところから始めて、その楽譜をぐるーっと一周してきて、最初の音を演奏したらお終いというなかなか発想がすごい曲。派手なところから始める人もいれば、静かに始まり静かに終わる人まで様々。奏者は360°楽器の中でぐるぐる回るわけです。楽譜も当日展示予定、興味ある方見てください、色んな意味でおもしろいです(笑)
過去の記憶といえば「日記」。 僕は大学入ってから書き始め、書いたり、ちょっとの期間やめたりしてたのですが、今また目標があるため、書き続けてます。この間、オケのリハ中に先輩と日記の話になり、その先輩は既に15年以上一日も欠かさず書いているそうな!!もう習慣化していて、書かないと気持ち悪いそう。僕はぐーたらなので、書かない日が普通にあり、数日経ってから遡って書いてることが多々…でも続けて書いておいて、数年後に読むとおもしろいもんです。どうしても過去の記憶は忘れていくし、既に自力で一週間前のご飯も何も見ずには思い出せないし。。僕の日記には感想とか主観的なものじゃなく、あったことを並べておくことがほとんど。書くスペースも手帳なんであまり無いし。あったことを書いておくだけで、
「あーあん時…」と思い出すことによって、脳が刺激されてる気がしませんか??まだ数年分だけど、いつまで続くかなあ。
明日からは邦楽&吹奏楽!あ、韻ふんでる…
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