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2006年10月

2006年10月31日 (火)

たまの更新

 秋の夜長といいますが、僕は何故か睡眠時間が1時間ほどずれてしまい2時過ぎても目がぱっちり…いかんいかん。さて、出没情報を。

 来月頭の芸大「ハイドンシリーズ」に出てます。

http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/061102.html

 曲は交響曲「熊」

 指揮者なし&トランペットがいないsymphonyは人生初。コンサートマスターの松原先生を血眼で見てます。。

 その演奏会終了後、バスで福島県へ。会津磐梯山で中高生対象のセミナーを先生達としてきます。帰りのバスで毎年寄り道して喜多方に寄っていくのです。ラーメンを食べに!!去年は2件はしごして、その2件目が美味かったので、今年は先にそちらへ行く予定、楽しみだ♪

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2006年10月22日 (日)

貴重な体験。

 今日は 谷村新司 NATURE LIVE-夢人 ユメジン-in 東大寺 の本番でした。

 昨日奈良に入り、東大寺で夜遅くまで念入りにリハーサル。というのも一般参拝者を17時まで普通に入れた後に、リハを始めるため、その後にステージセッティングをするという大変な作業があるためです。スタッフも常に大忙しって感じでした。

 昨日のリハではビックリなことが。共演者にすみよし少年少女合唱団と中国の少年少女合唱団がいたんですが、すみよしの子達をふと見てると、見覚えのある制服姿の少女が。

 いや、その少女に見覚えがあるのではなく、制服に。そして名札の上の校章に。

 「ねえ、君中中(中野中学の略)の生徒?」と聞くと、

 「はい。」と。

 「マジで?俺もやで~!!」ということで、大後輩に(何人かいたけど)会っちゃってビックリでした。はるばる大阪から来てたとは。谷村さんも出身地隣町(北田辺)だったんですが。

 リハ終了後、23時過ぎから晩御飯兼飲み会へ。1次会終了が2時、2次会は5時…寝たのは6時前。。おかげで奈良観光は夢に終わってしまいました。

 起きて楽譜見てご飯は食べずに(その前に食べてたものがカロリー高すぎて自制)東大寺へ。今日ももちろん参拝者が引き上げたあとに、18時半開演に向け急いでセッティング。

 前半は少年少女の合唱から始まり、谷村さんの歌、トークを交えながら東大寺でやることに至った経緯を説明していた模様。というのも、僕らの出番は後半の最初だったので、裏にて待機。昨夜のリハでは考えられなかったほど気温が下がってて、皆カイロ持って凍えそうでした。10月とは思えない寒さ(吹きっさらしのせいもあるだろうけれど)恐るべし奈良県!

 谷村さんと作曲家の千住さんの紹介で、バンブーシンフォニア+二胡+中国笛の演奏開始。一曲やった後に千住さんの「still blue(めっちゃいい曲だった!vibraphoneとかあいそう!)」を演奏後、谷村さんの歌に合わせて一緒に演奏。今回のための新曲「夢人」や、愛知万博テーマ曲「ココロツタエ」を演奏後、二胡とピアノ伴奏のみの「昴」を聞いて、ラストは全員で「サライ」を演奏。お客さんは8000人強。圧巻でした。

 時間はおしていたものの、無事終了。そしてお決まりの打ち上げ、しかし朝早い僕は早めに退散。

 谷村さんは今上海音楽学院の教授もされていて、自分の音楽を日本だけでなく、アジアにも盛んに伝えています。初めて、生でお会いしましたが、「声」には勿論、優しい「目」にも力がある人だなと感じました。普段クラシックだけの世界を見ていると、日本人にはなかなかいない「芯」がある人で、パワーを少しもらえた気が(いや、確実にもらった!)します。

 8000人のお客を前にした演奏会…クラシック界だと海外の野外コンサートくらいでしょうか?しかもやはり生音では無理があるし、少しベクトルが違うと思うけれども、今日は8000人+ステージ上のミュージシャンが東大寺の元で一つになって、音楽を共有してました。これはすごいエネルギー!僕も自然に笑顔になって歌ってました(サビ以外あんまり歌詞わからんかったけどね(笑))貴重な体験をさせてくださった、皆様に感謝。

 明日からまた東京で頑張ります!

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2006年10月19日 (木)

ココログ不便。

一昨日も、昨日も、更新しようと思ってた時間にメンテナンスで使用不可。。どないなっとんねん!という感じでしたが。

さて、騒ぎまくっていた本番がやっと終わりました。。前日(14日)に別の本番をたっくんとその他大勢の人と終えてから、学校に移動、夜から練習して、終わったのが23時前、そこから楽器を解体、車に搬入しだして、積み込み終わったのが0時過ぎ、家に帰って、色々用意して寝たのが3時前。本番は9時集合だったので、余裕をみて6時半出発…眠い。

 8時過ぎには道路も混んでいなくて三渓園に到着。搬出→組み立て。本堂が思っていたよりも残響があり、リハをしていると、太鼓系の低音が響きすぎてしまい、フルートをかき消すことがあるので、調整をしたり、それぞれの曲を通して、楽器の並びを確認していたら、あっという間にお昼。リハといえど、閉め切った空間ではないので、そのリハを聴いている客人もちらほら。

 天気のいい日には休日1000人近い客が訪れる園だということで、(本堂は少し奥の方にある所だが)大々的に宣伝していなかったのだけど、開園10分前にしてもお客が少ない。というかもはや身内以外の客が指で数え切れる程度…親父には

「『向こうの方で何か演奏会やるらしいぞ!聴きに行こうぜ!』って言いながら園内一周してきたら?」って言われる始末。別に出演者二人ともものすごい集客をしようとは、思っていなかったので、半ば諦めてたんですが、一応5分前くらいになったらそこそこお客様が来だしてくれて安心。

 本番は…まあ大まかに言うと、ラストに向けて段々良くなっていったかと。最初はしょぼしょぼでした、さっきビデオも見たけど、バランスも良くなかったし。譜面を見ないで聴衆は聴いてくれているわけで、そういう意味ではあまり悪くなかったかもしれないが、譜面を見ながら聴かれたら確実にアウトでした。。いい勉強になりました。途中のソロでテンションがやっと落ち着き、最後のマリンバスピリチュアル(もどき)は、テンションが良い高さだったかと。

 あんなに人前で鍵盤楽器弾いたのは久しぶりでした。演奏中も自己管理出来ないと大きな事故につながる予感を感じた本番でした。危険、危険。聴きに来て頂いた皆々様、ありがとうございました。また懲りずにご来場くださいませ、精進して、腕磨いておきます故m(__)m

 話は変わって、昨日はリハでした。明日は東大寺でリハ。谷村新司のバックです、土曜日が本番で、客席7000席は完売だとか。。生の谷村新司は、本物のシンガーでした!「昴」とか後ろで聴いてても感動出来る。声ってすごいなあ、特権だなあと思っちゃいました。一緒に「サライ」とか演奏してきます。そのうち某国営放送でもやるらしいので、またお知らせします。

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2006年10月12日 (木)

ルツェルン祝祭管GP!

 本日11時よりサントリーホールにてルツェルン祝祭管弦楽団の青少年の為の公開GPがあり、僕は直接チケットを当てられなかったのですが、行けなくなった友達がいて(しかもその子は明日の本番のチケットを買っていて明日聴ける)幸運にも、代わりに行かせてもらうことが出来ました。

 曲は一昨年PMFで演奏したことのある、マーラーの第6交響曲「悲劇的」。

 感想はまさに「言葉に出来ない」に近いものがありました。す、すごい。何がというか、何もかも。去年、読売日本交響楽団さんにエキストラで乗せていただいた時に、コーリャ・ブラッハーというvnの人でショスタコのコンチェルトをやりました(僕は降り番だったので聴いていたのですが)この人めっちゃ上手だわ~と思っていた人が、コンサートマスター。しかもそのクラスの上手な人が各セクションのトップを占めていて、ソロが巧いのは当たり前、アンサンブルも一糸乱れぬ様子(日本ではまだそんなに練習してないだろうに)、弦楽器、管楽器、打楽器の音がクリアに、強烈に客席に一丸となって飛んでくる。初体験でした。ちょっと次元の違う世界を見てしまったような。。

 打楽器セクションはティンパニ、シンバルが抜群に良かったです。首席ティンパニはミュンヘン音大でも教えてるレイモンド・カーフスという男性。使っていたバチはほぼ全てKATOmalletでした。ppのニュアンスが素敵でした。あと特筆すべきはトランペット。ドイツ、カールスルーエ音楽大学で教えているラッパのおじさんはすごいと聞いていたのですが、納得。脱帽でした。ラインホルト・フリードリヒ。覚えておこうっと。多分彼の弟子が去年の管打コンも、今年の日本音コンも残ってるあの男の子なんだろうなあ。

 GPでこの演奏ということは、本番は…と期待が高まるのですが、行けません(T T)しかも今日は2回のSS席と呼ばれるほどの席で聞けたから余計にそう思うのか…とてもとてもいい刺激をもらいました。余韻に浸りながらティンパニさらってます。

 

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2006年10月10日 (火)

更新する間も無くて…

 演奏会に出演してました、今日昼間に池袋の芸術劇場にて。

 吹奏楽の中で、鍵盤楽器(Vibraphone,Marimbaなど)を担当していました。普段は大体打楽器で、ちょこっとだけ鍵盤担当ということは多かったのですが、今日は鍵盤主で打楽器ちょこっと…って感じでいつもとは違う雰囲気。感想としては「吹奏楽のtutti(全員が演奏している)中での鍵盤打楽器の虚しきことよ」客席にはおもしろいほど聴こえていなかったようです。。

 演奏会終了後は即大学へ。もう1週間切った本番に向けたっくんと合わせ。最近まで大学が登校禁止だったため、楽器に触れられる時間が短くて、今は少しでも楽器に触れていたい!1時間ほど練習した後、2時間ほど合わせ、2時間ほど諸々打ち合わせ&雑談・・・変態フルーティストを相方に持つと、話が弾んであっという間に時間が過ぎます。プログラムも当初から結構変わったし…いらしてくださる方は当日お楽しみということで(何故ならまだ変わるかもしれない。。)

 明日から三渓園までは本番なし!(のはず)しっかりさらうぞ~~

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2006年10月 2日 (月)

圧力鍋

 東京に帰ってきて、数日。念願叶って買ってしまいました。圧力鍋。

 これに出会ったのは、高校生の家庭科の時間。僕は高2の途中から理系→芸術(?)系に移動したため、カリキュラムに余裕が出来、成績の良かった家庭科を(音楽と家庭科のみ成績表に10が…)高3でも、とってました。「筑前煮」を作る授業で、「圧力鍋」なるものに出会いました。知らぬ人もいるかもしれませんので、一応説明しておきますと、これは普通の鍋とは違い、蓋をロックできます。ロックして密封状態にして、火にかけていくと、中の気圧が上がって、沸点が下がり、低い温度で(時間をかけずに)中身を煮込めて、更に気圧が高いので、中の具に味も染み込むし、柔らかくなる、とても頭のいい発明品なんです(いつからあるのか知りませんが)

 初めて使ったときから「これはすごいなあ、一人暮らしとかするとき便利そうだなあ」と思いつつも、そこまで料理することもなく、ずっと買ってなかったのですが、昨夜急に

「シチューが食べたい」

と思い立ち、近所のSEIYUで即購入。クリームシチューを作りました。カレー類用の野菜、鶏肉を入れ、煮込むこと10分ちょい。あっと言う間に野菜が煮立ってます☆(but逆に時間かけすぎて、ジャガイモは形くずれてましたが…)市販のルー2種類を混ぜて、10分ほど弱火で完成。昨日食べた時もまあまあおいしかったですが、今日帰ってきて食べたら昨夜よりも落ち着いていて更美味。なぜカレーや、シチューは一晩寝かせたらあんなにおいしくなるのか??謎ですな~

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