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2006年9月

2006年9月26日 (火)

in 名古屋。

 今週は仙台フィルさんと共に、三重、奈良、和歌山でお仕事です。(明日が愛知よりの三重で本番なので今日は名古屋泊)

 今回の移動、宿泊は全て打楽器のMさんにお任せしてしまい、申し訳ないのですが、僕は昨日どこに泊まるのかもしらずに朝東京から名古屋へ。レンタカーの中で(移動は4人)初めて今日泊まるところを確認。行程表をまとめたものを見せてもらい、ん、松阪、ほうほう。ん?旅館、ほうほう、え、晩は松阪牛すき焼き?すごい!けど…宿泊費ってそんなに出てたっけ??まあせっかくだからいいかー!って感じで、気付けば三重県に着いておりました。

 今回は音楽教室なれど休憩ありの90分プロ。確かに「本物の舞台芸術鑑賞」であります。場所はそれぞれの体育館だけどね。楽器紹介で、鉄琴担当なんだけれど、先輩に

「前T君がやってた時は、毎回違う曲を弾いてたなあ。」

なんて言われるもんだから、普段担当しない鍵盤楽器を必死に休憩中もさらい、なんとか今日まで終了。。明日からのネタ、どうしましょ…

 んで、話が前後しますが昨日は本番が終わりそのまま松阪駅前の旅館に宿泊。駅前まで探索に行くも、まるで10年前の町のようにコンビニなどが少なく、過疎化が進んでる…ってかんじでした(--;)

 仕方ないので、広ーい部屋で(4人は寝られそうな)楽器なしで楽譜見てイメトレ。これは結構いい練習になるんだけど、本当は段ボールとかで作った「的」があるともっといいんだよなあ、作ってくるの忘れた(涙)しゃーないので空を切って練習。

 時間になったので、別室に行くとそこにはすき焼きの準備が。すき焼きの前に少しだけ、つけ合わせのように出てきたお刺身を食べて、そこに松阪君登場!!!

 関西方面では「わりした」というものがないので、砂糖と醤油のみで味付けされた肉を卵でいただきます。

 んー、この世の天国や~♪

 という味も束の間、皆で頂いていると、あっという間に予定分完食。。

「若い子いるんやし、もう2人前のみ肉追加しよか~」

というMさんのお言葉により、またもやアンコール松阪君登場!ついでに卵も頼んで、お腹いっぱい食べてしまいました。。

 次の日(今朝)、朝食(当然牛は出ません)をいただいてからチェックアウト、予定金額は聞いてましたが、昨夜はなんてったって、アンコールがあった為、恐る恐る会計に行くと…

 2人前追加=10000円

 ……しゃーない。おいしかったもんな。

 おかげでお昼は粗食、あんなにおいしかった松阪君も12時間もすれば跡形もなくなってしまうのは悲しいもので。。なんとか夜までもたせて、今日は普通に呑みに…

行くはずが、名古屋ではいろり付きのきりたんぽ鍋のお店に。堪能させていただきました。

 普段粗食の分が、今回でプラマイ0だろうなあ。多分、太って帰ります。

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2006年9月20日 (水)

久々に

 仙台フィルさんにお世話になってきました。練習がお昼からだったので、東北といえど普通の時間に起きて、新幹線で仙台へ。しかし、阿呆な僕は全席指定の「はやて」に乗ってしまい(勿論自由席しかチケットは取っておらず)80分デッキで立ってました。指定席代もバカにならないですから。。

 全席指定なうえ、大宮→仙台間ノンストップなので、予想より早く仙台に着き、2時間以上前に練習場へ。しかし打楽器の方が別件で練習場へ来られていた為、早くから楽器にも触れてよかったです。

 練習開始、横には大先輩がいらっしゃる中、BassDrumへ。指揮者は夏のNOVAでもご一緒した群響指揮者の工藤さん(N響のKさんに似てると思うのは僕だけでしょうか)でした。プログラムの中にプロコフィエフ作「ピーターと狼」があり、大学2年次以来4年ぶりくらいにこの曲に触れました。それぞれ動物役の楽器(小鳥→Flute,アヒル→Oboe,狼→Hornなど)の人は頭にキャラクターのお面をかぶっての劇つきで練習したのでなかなか大変、しかも本番は小学生がナレーターもするそうなのですが、どうなることやら。。

 練習終了後、帰りはちゃんと自由席で上野へ。思ったよりも早く帰ってこれたため、夜は芸大奏楽堂でゲルハルト・ボッセ指揮チェンバーオーケストラの演奏会(の後半)を聴いてきました。

曲はメンデルスゾーン作曲 交響曲4番「イタリア」

 今度芸大チェンバーオーケストラがヨーロッパ公演する際に持ってく曲だそうです(木管の数人は同行するのに、金管+Timpは現地調達らしい…)。2年前にも同じボッセさんでこの曲をやりました。その時は僕がTimpaniをやりましたが、今回は4年のななちゃんが熱演するのを客席で聴いてました。自分が演奏して以来生演奏を聞くのは初めてで、聴きながら当時の感覚が思い出されてくるようでした。ただ聴いていて気になったのは、所々のアンサンブルの乱れと、奏楽堂という「箱」の広さでした。奏楽堂は当然のことながらフル編成のオーケストラまでしっかり入る大きなホールの上、響きの調節が余りできないので、音は一応客席の後ろまで聞こえるんだけど・・・って感じがあって、なんだかケーキの箱に小さなショートケーキ1つ。みたいな。いや、いいんだけど、何かね。。みたいな感じでした、よくわかりませんが(--;)フルオケだと、この天井、室内楽だとこの音響空間、のような色々な設備があるんだったら、もっと活かせるだろうになあ、惜しいところです。

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2006年9月16日 (土)

合わせ&オケ練習。

 今日は第3回M-esperanto合わせでした。これは10月15日に横浜の三渓園(原三渓ってお金持ちのおじさんが作った日本式庭園)http://www.sankeien.or.jp/で演奏する変態フルーティストたっくんとのduo合わせです。

 まだ詳細が決まってないことが多々あるんですが、とりあえず決まってる曲の為の楽器セッティングがとてもややこしい。。右手側にはチャイム系の楽器が計7個(グラスチャイム、ブラスチャイム、木のチャイム、鎖吊るしたチャイム、竹のチャイム、貝のチャイム、本物ののど自慢で使うチャイム)、サンダーシート(雷の音を模倣するアルミのでか薄板)、レインスティック(雨音模倣楽器)などなど、左手側には木魚、スリットドラム(木の箱に切れ目入った楽器)、ボンゴ、スイスカウベル、シロフォンとヴィブラフォンの1つの音板…その全部の楽器、音程が「ソ♯」なんです。どうやらフルートの微分音が一番多いのが「ソ♯」だそうで。。

 打楽器の現代曲をやる際には、どんどん自前の楽器が増えていきます、設備投資で、お金がどんどん物に変わっていきました。まあどちらも「財産」ではあるんでしょうけど(^^;)

 肝心の合わせの方は1曲はまだまだ……って感じでしたが、もう1曲はさすがにまとまってきた感があって、お互い後は雰囲気作りか?って感じでした。せっかく美しい日本式庭園で出来るので、空気も大事にしたいものです。

 夜は、とあるアマオケさんのお手伝いへ。「春の祭典」のCym担当でした。この曲は大学3年の時に学内でやって以来のお付き合い、しかも3ヶ月前に日本フィルさんで5回も(しかも同じCymパート)演奏させていただいたので、未だ体にしっかりしみついていて、ちゃんと役割果たしてまいりました。ただこのcymパートってやつの難点は、打楽器大活躍のこの曲において、一番出番が少ないということ。眠かった…

 なんだかんだ言ってる間にコンサートまで1ヶ月切ったので、改めて宣伝させていただきます!是非お越しの程。

M-esperanto(Flute&Percussion) デヴュー(?)コンサート
10月15日(日)14時~ 横浜 三渓園
http://www.sankeien.or.jp/
入場料は景観料のみ(割引チケットあります)

Flute:多久 潤一朗
Percussion:窪田 健志

曲 野田 暉行      フルートと打楽器の為のエクローグ

   リチャード バレット  inward                etc. 

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2006年9月15日 (金)

Blogに変更!

 m○xiに書いていた日記をブログに変更します!

 今日は芸大の奏楽堂にて「芸大21~」

 http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/060915.html

という演奏会に出演していました。演奏したのは

尹 伊桑(イサンユン) 作曲の洛陽って曲でした、プログラムの中では一番大きな編成で、木管4人(Fl,Ob,Bn,Cl)、弦3人(Vn,Vc,Hp)、打楽器4人(vib,B.Dやその他諸々)で松下先生の指揮つき。打楽器は他の楽器に比べれば一人ずつは暇~な感じでしたが、他の楽器の人は大変そうでした。しかも強弱記号がppppからfffまであって、松下先生も

「まあ雰囲気出てればいいから。」とか言ってたし(^^;)。聴いてる人にはどう聴こえたのか気になるところではありますが。。韓国の伝統楽器がメインの演奏会だったので、そちらの関係の方々は多く聴きにきてくださっていたようでした。

 明日は1週間ぶりのM-esperanto合わせ、果たしてエ○ローグは上手く噛み合う事が出来るのでしょうか。。

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