2021年3月 3日 (水)

あれから1年

なかなか時間に追われてしまい(アウトプットしている時間を取りにくい程度にインプットしないといけないものが多く)、気付けば3月に入ってしまう始末・・・ちょっと詰め込み過ぎていました。1月末の宣伝で、終了ブログも書いていないまま、2月末のも終わってしまったという!

 

えーまず1月末は、8割強のお客様にお越し頂き、終えることができました。アシスタント(まだ高校1年生)の手を借り、1曲ごとにマリンバを入れ替えるという暴挙に付き合って頂いたおかげで、「それぞれのマリンバの音色の違いがよく分かった」という感想をもらえて一安心。

Mar 全部並べるとなかなか壮観な写真(笑)久しぶりに向き合った名曲たち&文句を言わずに伴奏してくれた江川さんに感謝。Mar2 

 

2月前半は高校・大学共に実技試験があり、そこに向けてのレッスン。どれだけ、どういう風に取り組んだかが、自分に返ってくる。ということを繰り返して掴んでいってほしいなあ、と。しくじり先生のエピソードも、「転ばぬ先の杖」として受け取ってほしいけど、そもそもその諺さえ、聞いたことがない人が増えている事実を「昭和生まれ」はどう受け止めればよいのか(ことわざ辞典を卒業生にプレゼントしろということ?)あ、全然、話違いますけど、このドラマ、面白いです(学生と向き合うという意味で共通)

 

オケは1週目に豊田でBeethoven、2週目は市民会館でイタリアプログラム。3週目に定期で新曲&Mahler、最後の週はコバケン&音教プロと、なかなか多彩な?月間でしたこと。。

Timp2  定期の初日には、初体験も・・ちょっと予想していなかったので慌てました。なかなか体験できない(したくない)状況なので、記念に

Oip ティンパニに曲の最後に頭を突っ込む、有名な協奏曲があるのですが、

Timp真似してみようとしても、頭が大きくて入らないというね・・・皮は再利用できるので、大切に扱わねばなりません!!

 

合間に、教え子&同僚の演奏会にも幾つか足を運びました。緊急事態宣言が、2月1週目で終わらずに延長(愛知は今日、解除されましたが)それでも、高校の吹奏楽部の定期演奏会や、室内楽のコンサートなど、僕自身も感染防止対策を徹底した上で演奏会を行うつもりだったので、その参考にもなりました。

 

そして2月末の自分のコンサートでは、「秋にも同じ内容で行ったし」という、変な安堵感から脱却したくて、自分に課したハンデ(委嘱曲は全部身体に入れる)の重さに参りかけてましたが、まあ、なんとかなったか。というところでした。参ったのは集客。テスト週間という学校も多かったようで・・その上、非常事態ですから。それでも、最終的に、寂しくない程度までお客様にいらして頂けて、関係者各所に感謝です。

C00061レクチャーコンサートなので、話しながらの訳ですが、マイクを使用するのには、またそれ相応の使用料(数千円ではなく、数万円)かかる場合も、あります、日々勉強になります・・・

C00062初めて、しらかわホールでソロで演奏させて頂きましたが、素晴らしい響きで、時間が経つにつれ楽器も馴染んでくれて、本番の演奏はありがたいお声を結構頂けて、助成してくださった文化庁に感謝。

C00063出版されてる楽譜についても触れ・・

C00064話している間に、お手伝いの方々はテキパキと次のセッティングをしてくださり・・

C00065今回は鈴木作品でバチ(木→竹)も持ち替えました。

C00066 最弱音も、ちゃんと聴こえるホールと、それに耳を傾けてくださるお客様と。

C00072 弓の奏法もちゃんと、事前にレクチャー(ネタバレ)を。

C00074 今回もビデオからのキャプチャ写真ですが、一新したカメラからの画像はいつもより綺麗・・

C00076 今回の賛助出演隊、なな江は長野での演奏仕事があったとのことで、沓名に回ってもらいました。

C000710 当初はアンコールも予定していましたが、未だ緊急事態宣言下ということを考慮し、20時に終演する為、プログラム通りとさせて頂きました。

C000711 ちゃんとした写真を舞台衣装で、またもや撮り忘れ・・・最後に舞台の大きさを表す(ソーシャルディスタンス)ポーズで。

優秀な共演者&裏方の皆様のお陰で、閉館時間より大分早く退館!その後の楽器片付けで、腰が終わりかけましたが(笑・・えない)

Cons2 翌日は、指導している名古屋音大の打楽器アンサンブルの演奏会。世の中の動向に合わせて大学の対応も右往左往、それに合わせて教員、学生も・・・となるわけですが、なんとかこちらも有観客で演奏会を終えることができました。良かった良かった

 

 昨年、一切の演奏活動が止まってしまってから、早1年。世界の裏側では、もっと厳しい状況が続いているのはニュース、SNSで目にします。つい先日もベルリンフィルのジルベスター(年末)コンサートを無観客配信していたのを観ました。

 明日は我が身とも想像しながら、変わらず、その時がいつ来ても、悔いの(できるだけ)ない毎日を過ごせますように。

 今週は(コロナ関係で)予定が飛んだこともあり、来週の定期に向けて、じっくりブラームスと向き合います。

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2021年1月29日 (金)

マリンバ3台!

 先週の定期は、新たに出た緊急事態宣言を受け、決して多いお客様とは言えませんでしたが、マエストロの自家薬籠プログラムにオケも全霊で応えて終了。いらして頂いた方々に感謝。今週はオケを相方に任せて、週末のソロに向けて。

2bb612729e07727fe23268f27f1c34b2_1-1 Twitterでも何度かお知らせしてきましたが、週末は3台のマリンバを使用してのコンサート(運搬が大変だあ)にしました。2台は僕の所有楽器ですが、もう1台は、コチラにある、珍しい楽器です。簡単に説明しますと、音板に使用されている木材が、マリンバ用に伐採されているものではなく、「現在は」ウッドデッキなどで主に使用されるイペ材というもの。

 詳細は上記リンク(丸美産業さま)のページにありますが、100周年事業の一環で作成されたものをお借りしています。

マリンバで現在使用されている「ローズウッド」はワシントン条約で輸入の対象になるほど、減少している木で、一昔前までは、マリンバの音板用の材質を、樹齢100年以上のものを伐採して、そこから(適している物を)選別され製作されていたようですが、その時点で植樹していたとしても、現在で数十年、しかし需要があるが故に、もう伐採となってしまったら、たかだか数十年の幹からの選別となるので、楽器としてのクオリティもいいとは言えず、、専門メーカーによっては、その樹の生えている「山ごと」保有しているそうです。

そんな中、ある方のアイディアから始まったこのプロジェクトですが、長い目でみると、ローズウッドに代わる素材も視野に入れる必要もある中(SDGsも話題にされて久しいですね)個人的にも興味津々です。Youtubeに僕も含め数名の演奏も上がっていますが、これからの進化にも期待して(調律は、僕が打楽器関係でリンクも貼らして頂いている吉村さん曰く、「材をもっと緻密に選べば、調律や音質の質も上がる」だそう)、とりあえず週末はしっかり頑張ってきたいと思います。

 曲目は、サロン・コンサートと言いつつも、普通に重量級なものも入れました。実はコロナさえなければ夏場に音楽プラザでコンチェルティーノ2曲+コンチェルト1曲のガチガチ60分プロをやろうかと計画していたのですが(^^;)無くなってしまい、そこからのコンチェルティーノ(小協奏曲)2曲を持ってきています。どちらも学部時代に試験で弾いてはいるのですが、15年以上前だと、もはや初見と一緒・・・とまではいかないにしろ、色々思い出しつつ、楽しくやってます。そこそこヘビーな曲から、聴きやすい曲まで、いろいろご用意してお待ちしております!!晴れてはくれるらしいので、道中(色んな意味で)お気をつけてお越しください。

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2021年1月21日 (木)

頑張れ受験生

の前に、明けましておめでとうございます!でしたね。気付けば丑年、既に4公演を終えて、明日は1月の定期初日。

 年明け最初の本番は、毎年関わっていた高校の吹奏楽部の、

本来は昨年3月に行われる筈→延期して8月に開催も叶わず→ようやくこの1月に関係者のみで実施された定期演奏会に参加からでした。若いエネルギー、頂いてきました。こんなん、なんぼあってもいいですからねー

 

Ersv5umuuaimibf オケでは、しらかわホール→豊田市コンサートホールで、ニューイヤーコンサート・プログラム?(前半はBeethovenの交響曲1番、後半はJ. シュトラウス2世を中心にと、全然違うテイストだけに気苦労は絶えませんでしたが・・)で2公演後、

 

139256933_3533606220021405_4706347948755 先週は市民会館にて、ドヴォルザーク・プログラム(個人的には初だったヴァイオリン協奏曲と、久しぶりの交響曲7番)ソリストの金澤さんが素晴らしく、皆驚愕してました・・12月の辻さんといい、若手奏者の活躍が目覚ましい・・・

 

というわけで定期。のメインはルトスワフスキのオケコン(オーケストラの為の協奏曲)ワルシャワに旅行したのは、いつの日か(また行きたい)

「オケコン」といえばバルトーク作品がダントツに知名度がありますが、

実は僕はこちらのルトスワフスキーの方が演奏回数が多い(笑)単純に打楽器の人数が多く必要なんですよね。都内にいた時にも2回ほど演奏させてもらったことがあるし、名フィルでは(6年ぶり)2度目。ティンパニは前回担当したので、今回はジョエルにエールを送りつつ(笑)いやいや、隣で意外と忙しく演奏してますが。

 

題名は、コチラから。実は年明けに、インタビューを受けていたのですが、まさかこんな全国区のものとは分かっていなかったので、嬉し恥ずかし・・たまたまでしたが、気付けば大学受験から丁度20年が経過。色々話しているうちに、思い出すことも多く。

高校は進学校でしたが、自由度が高く、2年で理系に進学後、3年で細分化する時に、当時は芸術系の単位も週に4時間とれたんですよね。音楽の場合は、そのうち2時間は基本的なことを(睡眠時間or練習時間)、残り2時間は専門に必要な歌や聴音を、当時の吹奏楽顧問でもあった長谷川先生が教えてくださり・・ほかにセンター試験(これも今や昔!今年から共通テストに変更)に「僕は」必要なかった物理や歴史の時間などに、先生を説き伏せて、違う勉強を勝手にさせてもらったりと、とにかく「どうしたら、この無謀な計画を実現できるか」をがむしゃらに考える癖を、最初に師事した北野先生や、読んでいた本に教えてもらいました。頑張らせてもらうことが出来た、環境に感謝、ですね。今もですが。自分で自分を応援できる、気持ちの余裕が大事かと。

 去年も、今年も(来年は、平穏になっていますように)・・受験生は例年以上にストレスだと思いますが、輝かしい未来を信じて頑張って(踏ん張って?)ほしいものです。

 

 月末の宣伝も、週末にはしたい!!

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2020年12月30日 (水)

ゆく年くる年

 遡っていると、オケに入団する1年前から、クリスマスポップスには呼んで頂いてたので、今回で12回目だったようですが、

132783387_3476124185769609_4592015584535今年も無事に開催することが出来ました。最近、数年に一度行っている?ジョン・ウィリアムス特集。今回の指揮は、彼のアシスタント・コンダクターも務めていたという原田氏。近年、日本中で引っ張りだこで、前回からかなり間が開いての登場でしたが、空気感が独特で面白く、色々なエピソードが聴衆も楽員も?沸かせてました。ジョエルとはタングルウッド仲間だったそう。

133064259_3479093845472643_1629290099333  有村さんも盛り沢山の曲にも関わらず、しっかりお話してくださり(笑)終演は2時間15分超えてましたが?お客様にも盛況だったようで、今年の締めくくりとしては良かったかな。GP後に指揮者のスピーチで「お客さんもリスクを承知で、今夜この場に来てくれていることに、こちらはベストを尽くし続けないといけない」と言ってたのが印象的でした。E.Tの演奏で皆、飛べたかしら・・?

 

 この演奏会で、今年の演奏は全て終了。人類が大変な年、身体に大きな変化もなく(風邪っぽい症状の度にビクビクして、嗅覚を確かめてしまう)転職もせずに(アメリカ等では一時解雇のオケも少なくないとのこと)無事に年を越せそうなことにまずは、感謝。

 予定通りに叶わなかったことも、沢山ありますが、そんなことは、元気に生きていれば、いつか機会が巡ってくると願って。遂行できたこととしては、

昨年のリサイタル終了前から、温めていたソロCDを、なんとか世に出せたし(デジタル音源も、発売していますし、未だに家に在庫はまだ、もう少しありますから、是非)伴って幾つか演奏機会も頂き、無事終えられたことに、感謝。

20210227_700 あ、それに関しては、2月に大きいのが残っているんでした。。こんなご時世に、自分史上、一番客席数の多いホールでやるなんて・・どうやって広報しようかな。。

 

2bb612729e07727fe23268f27f1c34b2_1 1月の末には、こちらの演奏会もあります。また詳細は後日載せますが、このプロジェクトが関わっています。

131931164_3461743527207675_6321490998528オケでは、ベートーヴェンの曲を中心に演奏機会があったことは、忘れられない1年になりました。年越しても続くので、引き続き、しっかりと。

Img_1502 昨日は指揮者の朝比奈さんの命日だったそうで、つい先日、オケのOBの身辺整理で要らなくなった楽譜・CD・書籍など大量に練習場に持ち込まれた中から、数冊頂いてきた中にあった本を。時代が違えど、の精神と、違うからこその模索方法を考えるいいきっかけになりそう。

 来年は、、少しずつ希望が見える年になりますよう・・来年の今頃、振り返って、そう思えてることを信じて!

 皆様も、よいお年をお迎えください。

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2020年12月19日 (土)

250年前のこの辺り

Img_1457 16日だか17日だか?ドイツのボンにて彼が誕生しました。生誕250年の今年は世界各地で彼の作品が例年以上に演奏される予定でしたが・・・世界は、未だに未曽有の事態が進行中。

 

そんな中でも(色んな状況がありますが、ありがたいことに)うちの職場では、ベートーヴェンの交響曲を演奏するチャンスが多かった方だと思います。アメリカのオケ等は3月頃から年内活動停止のところも多い中・・・

活動再開時に7

七月の定期演奏会再開時は6番(こちらはジョエル演奏で降り番)

平日午後のコンサートで4&3

九月定期で2

NHK収録で7番再来(ただでさえ、一番演奏回数多いのに、ダメ押し)

先週の定期で8番(人生初!)

からの今週、9番。

 

年が明けると、1番(しらかわ)と5番(豊田)が待っているので、どこかで三月までに田園(6番)を経験すれば、プライベートコンプリートが完成するんですが、難しそうかな。自己満足の極みですが。。

 

自粛期間のモチベーションを保ってくれた1つは、ベートーヴェンの交響曲を見直すこと、でした。そこそこ演奏機会があったわりに、全曲通して考える機会が無く(世の中には一晩で全交響曲を!という凄い企画もありますが)以前に録画していた全集や、過去に自分が演奏した録音(なんと恥ずかしいことか!と一生思い続ける哉ー)を確認しながら、楽譜、練習台、たまに楽器(ピアノ含)と向き合って。

 

Img_1464 オランダでMarinusから譲ってもらったこの楽器(右側2つ、バロック時代のレプリカ)も、4回程出番となり、山羊皮がかなりイイ感じ。と思う反面、オーケストラで使用している場合、他の楽器がバロック使用で無い限り、遠くで聴くと、近場の音量と一人だけ異なって聴こえたり・・・全ての楽器が時代の変遷を経ている場合が多いので、そりゃギャップが生じて当然なんですけどね。練習場と色んな本番会場でも響き方は違うし、悩みは尽きぬ。

 

Img_1449 先日の8番は現代のティンパニで(本番の写真撮り忘れた)、気付けば、よく見ていた某ドイツの放送響の猿真似になっていたようで、GPまでのバランスがとても悪く、、冷静に考えて演奏したら、聴きにいらしてくれた方には、そこそこ嬉しい反応を頂き一安心・・・

 

そして第九は7、8番より20年後に書かれているだけあって、本当に大曲だと改めて。定期が終わってからは寝ても覚めてもずーっと考えてましたが、それでも、なかなか身体に入りきらず・・初日が終わってもモヤモヤはとれない(8番はそんなこと無かったのに!)

 

 この経験が、今後の演奏家人生をより良くしてくれることを願って・・・

 来週は打って変わってジョン・ウィリアムズ特集(無事、開催できるのか)で演奏納めの予定です。

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2020年12月 5日 (土)

Distance !!

Eouctmcucaas6ec Percussion Duo !!(もう、名前覚えましたね?)無事、終演しました。なんとなんと、現在の満席設定を超えるお客様ご来場だったそうで(スタッフの皆様のおかげで、皆さまご着席で聴けたそうで良かった)

 

相方の中山航介(大学時代の呼び名はナットウ、だってアドレスもネバネバナットウ大好き・・・みたいなのでしたから)は、こちらが20歳からの付き合いで、、誕生日まで一緒に祝ってくれた年もあったくらい(^^;)

P1010012 僕が大学院修了する年に彼は学部を卒業し(その年に卒業した4名で。なな江も若い・・ちゃんとこのマグカップ、今も職場で使ってます)その後入れ違いで大学院に。僕は2年で出ましたが、彼は大学が好きで3年行き(笑)学内で行った音楽祭などのプロフィール以外にも、違う年に参加したPMFや、「リサイタル・ノヴァ」に出演したことなど、重なる経験も色々あり、、僕がフリーランスで、某放送響に暫くお世話になっていた時期に、彼はそこのアカデミーに在籍。本番も何度も一緒になったし、僕が目出度くオケマンになった時には、団員の方と一緒に僕を祝ってくれたりと(こうやって書いてると、僕は中山に祝われてばかり)まあ、昔からそこそこ楽しくやってきた仲なわけです(思ってるの、こっちだけかも?)。

 

Img_1180 その後、2年経たない内に、彼も京都市交響楽団に首席打楽器奏者として入団。いまや、押しも押されぬスタープレイヤーとしてオケを牽引するばかりか(見てください、この笑顔)、昔から上手だったピアノ奏者としても、他の団員さんの伴奏まで引き受けてるようです。こればかりは絶対真似できないから、羨ましくも無いほどに(笑)今も京響が行っている年に一度の「名古屋公演」2回目に、エキストラ奏者として呼んでもらいました。もうこんな前か・・

 今年、何か演奏会をやりたいと思っていた時に、前々から「最少人数のアンサンブル(=デュオ)で、2時間の演奏会をするには、どういうものがいいか」を考えていて、その可能性と制約の中で、やりたいことを実現できるパートナーは(自分の苦手な分野もカバーしてくれつつ、一緒に音楽が作っていける人で、互いの動きや、考え方を素早く理解できる)・・・と思ったとき、一番に頭に浮かんだのが彼でした。大学時代に僕らと過ごした人なら理解するであろう、互いの正反対のキャラ、しかし、「オケマン」「同門」という共通項と、なにより距離(Distance !!)的に近いというのが決め手。コロナ禍で、もっと下の後輩2人のティンパニストにも声をかけて、こんなこともしましたが(^^;)

 

 今回は基本的に、言い出しっぺのこちらが企画を出し、意見をすり合わせ・・事務作業は、9割こちら(笑)でも、勿論必要な準備は、しっかりやって頂き(2週間前の強化練習は本当に助かった、あれが無ければ、今回のクオリティには至らなかったかと・・・お互い、学生時代を思わせる体の酷使具合でしたな)楽器も互いに持ち寄って・・

 

Eosd4xqucaegncf デュオといえど、カルテット出来そうなくらい、並べました(笑)でもそんなに贅沢使いはしておらず(1曲だけの為の楽器はRush Outの打楽器のみ)ちゃんと、有効活用できたはず。

 今回、一番、達成感に満ちているのは、プログラム構成。実は、アンコールを3曲も(^^;)やったのですが、それまで全てのトーク込みで、2時間ピッタリでした。僕の今までのコンサートでは考えられない!ホールの企画担当の方がマジで驚いてました。人間、少しは成長してるんですかね。

「メインディッシュを食べてる時は『ちょっと少なめ?』と思ったけど、デザートにコーヒーまでついて、丁度良かった!」的な。

 

Nagoya プログラムの詳細は割愛しますが(どの曲もエピソードは一杯ある)Nagoya Marimbas

・前日の合わせで、予想外に2人ともテンパって崩壊

・当日GPは上手くいってしまい(逆にこれが怖い)

本番は・・・というところだったので、無事に終われた時の満足感は2人とも半端なかったです。道化師~はMCでも触れたように、僕の中ではハイライトの曲でした。隠し音板、効果あったかな・・

Eouctmfvgaalxdy そりすべりは、ご愛敬・・・もうちょっと命中率を上げたかった。。その後の中山のトークが救ってくれていました。UTA IIは宗次ホールでの初演から2年が経ち・・この2年で変化した色んなことが、ふと頭をよぎり。アンコールに演奏した間奏曲には、僕の中では別の意味合いもありましたが、それはそれ。

 

「僕がお客で聴いても楽しいと思える演奏会」が、コンセプトの1つなので、提供しているこちらは、楽しいに決まっていて。共有してくれた方が多いと、奏者冥利に尽きます。

Eouctmbveaetscv 中山は終演後に、運転して(左手の楽器を積んで)京都へ、こちらはその他の楽器を降ろしに倉庫へ・・「打ち上げは、またLINE呑み会で!!」という2020年を象徴するような幕切れでしたが、また次回に期待(の声を続々いただき、感謝。是非、京都公演もやろう)

 

Img_1441 日付変わって今日は、ワールドビタミンコンサートのリハーサル。昨日に続いてジャンベ演奏していたら、手が若干青い・・気合いと養命酒で乗り切り、来週のベートーヴェンまで(と思ったら再来週もベートーヴェンだった)師走を駆け抜けます!!

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2020年11月26日 (木)

ガラシャ

 勤労感謝の日(勤労できることに感謝しました)も過ぎて、また段々曜日感覚が薄れていますが・・

2_20201126230701 11月の定期も無事終えて(2日目は完売だったそうです、色んな要因がありますが、お客様に足を運んでいただけるのは感謝)翌週は、同じ芸文でNHKの収録でした。他の日本各地のオケも収録していた中、うちのオケが収録→放映が超短いスパン過ぎて、こちらで宣伝する間もなかったですが・・・噂によると、来年3月14日にBSで再放送するそうです(その日はサントリーホールでブラ4ブラ1を演奏している予定)もしお見逃しの方あれば、是非・・

 6 そして、先週は紅葉が満開?とは言わないか、しかし、見頃の季節に一週間京都に滞在していました。こちらの公演にて。

 このプロジェクトが僕のところに来たのは6月中旬。業界はコロナ禍で身動きもとれず、という最中でしたが、主催兼主演の田中さんから(以前から別の件で打ち合わせはしていましたが)話があり、標題の「細川ガラシャ」を題材にしたモノオペラの書き下ろしで、当初から、「世界(公演)」を意識した規模や編成であることなどを説明頂き、打楽器の担当という任を頂きました。作曲段階からお話できるということで、数ある打楽器の中から、用意しやすいものと、そうでないもの等の確認もして・・・器楽担当は加藤昌則さん(ピアノ担当)を中心にチェロとフルートと、打楽器というカルテットになり、初めましての方もいる中で、16日の初合わせ。そこそこ打楽器の量があり、組み立て⇔バラシが大変でしたが・・

 事前に色々調べてました、というのも、ちょうどその週に京都にいられれば、12月3日の合わせが出来るので!地図を見て、ホテルとリハ会場2つを見て、どう移動すればいいのか・・なんとレンタサイクルがあるではないか!しかも滞在中でちょうど借りられるプランがある・・

10 ということで、名古屋のみならず、京都でもずっとチャリ移動でした。お尻付近に負担はかけるのだけどねー便利なのよねー

滞在させて頂いたホテルは、こちらの記事にあるところ。京都の繁華街にあるとは思えない空間で、辿り着いた時には驚愕でした。

7 田中さんの優雅な写真とは打って変わって、こちらはというと、部屋でせっせと中山との合わせの為の道具作りほか・・それでも空き時間を有意義に使わせてもらえたのと、京風のおもてなしには感謝・・

 4_20201126230601 毎日、相方に無理を言って、午前はデュオ合わせ、午後はオペラ合わせという日々でした。

 9 そうそう、合間に、大先輩にもご挨拶に伺ってきました。来年喜寿を迎えるとは思えない若々しさ・・

 リハ終盤で升さんや能楽師の林さんも合流され、前日から上賀茂神社で合わせ。世界初演の曲、というだけでなく、舞台なので、演出から何から全てが初。モノオペラと言えば、以前、プーランクのこの公演に携わったことを思い出したけど、この時は指揮者いたからなあ・・指揮者がいないということは、簡単に言うと「キュー(合図)出し」をしてくれる人がおらず、歌ってる人、演じてる人、奏してる人が、それぞれの音や間合いをキャッチして役割を果たさないといけないということで。。なかなかに痺れました。器楽側は作曲家であられます加藤さんがいらして下さったお陰で、かなーり助かってましたが。

5_20201126230801   初日、一週間のうちになんとこの日のみ「雨」の予報でしたが、段々と雲が動いてくれて、当日の昼過ぎまでは降ったものの(一時期はかなり激しく)公演の間は降らず、楽器側には天井がありましたが、お客さんには無かったので、晴れてくれて本当に良かった。。演出の都合で、かなり暗く、乱視矯正の入ってないコンタクトだと、こんなに見え辛いとは・・色々勉強になりました。。

 翌日には京丹後へ移動。全く足を踏み入れたことのない土地でしたが、たまたまヒストリアで放送していたガラシャの回も見て色々予備知識があったこともあり、楽しみに向かいました。会場で音合わせをして、夜は主役(はイタリアの演出家とzoomで打ち合わせをしており)が不在でしたが、用意して頂いたお弁当を頂きながら、「広い会場(本当ーに)」でメンバーと最後の打ち合わせ。

 11 翌朝、時間があったので、なかなか来れないであろう、天橋立を電車で観に行くも、全景を見るロープウェイは人だかり・・・チケットを買ったものの、泣く泣く断念して帰ってきました。雰囲気は感じられたので、良し。

 Thumbnail_image 京丹後公演も盛況の内に終了。全体写真も撮った筈がまだ頂いてなく、とりあえずカルテットのメンバーで。次はウルグアイ公演でお会いしましょう!?

 次回は(実はもうチケットが僅少という噂の)Distance Percussion Duo!!について、記す予定・・・

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2020年11月 6日 (金)

サボり気味でしたが・・・

123694968_428895831830571_37476660590888 気付けば、デスクのカレンダーもめくり忘れてました。。もう今年も2ヶ月切れましたね、アメリカ大統領選挙も大詰めみたい(外野から見ていると、明らかだと思っていた結果が、まさかの拮抗しているという、、人の世は不思議だ)どうなることやら。

 

123403865_969052326935886_77885532821841 実は101日で、名フィル入団丸10年でした。写真は金沢にて。こちらのオーケストラにも名古屋に決まる直前から、ちょくちょくお世話になり始めて、気付けば丸10年。宿や、ご飯屋さんもほぼ完全にローテーション化しており(笑)たまに一人で来る寿司屋で祝杯。隣のオジサンが某大学の元教授で、今はOEKの定期会員、しかも愛知出身(笑)色んな話題で盛り上がれるほど、オジサンになっているのを実感(^^;)ちゃんとディスタンスは取ってましたよ!あ、ディスタンスと言えば、コチラ(またどこかでちゃんと宣伝します故・・)

 

遡って10月の定期は曲目&指揮者が変更、市民会館シリーズも指揮者&曲目変更(我が祖国、全曲のティンパニは演奏したことがなく、残念無念でした・・12月の『映像』も楽しみにしていたのですが、次の機会を信じて・・)しかし、どちらのプログラムも刺激的な場面が多く(初体験だったショスタコーヴィチのVn協2番は、1番に負けず劣らず面白い曲でした。秀美さんのDvorak8番も、秀美節が至る所に)手応えを感じる拍手を頂けて感謝。

 

123308878_279485440064225_77621780873538 月末のレクチャーコンサートに向けて、タイムスケジュールを組んでいると、やはり、実質の演奏時間が1時間ちょいでも、その前に5分話して実演してしまうと7曲=35分、もう1曲入れる予定+休憩15分を入れると、もう2時間ギリギリ(というより少しオーバー)になってしまい、ノリで話さずに、言いたいことを全部詰めるために、金沢でよなよな原稿を作成し・・これ(といつもの早口)が功を奏しました!

 

上田のコンサートの日は訳あって「当日乗り打ち(日帰り)」となってしまい、朝、いつもお願いしている光進さんの車とこちらの車に楽器を分けて積み、日中に結構工事している中央道(片側規制が多くて、予想外!)を通って、上田へ。昼食を食べ終わった位に東京組も集まって楽器降ろしGP開始。事前に打ち合わせを大体していたお陰で、色々スムーズ、なんとGP終わっても開場まで1時間弱あるという、僕の演奏会では奇跡のスムーズさ!僕のリサイタルから「くぼった」まで大体の公演に関わってくれている運転手さんが、「こんなに余裕あるなんて、どうしちゃったの!?」と言われるくらいに(笑)いつもが、詰め込み過ぎなんやね・・・

123028070_394477761930805_68574587496611 色々、予防対策を取って頂きつつ・・・

 

123423377_399595124751743_75851005923752 開場し、演奏開始。ディスタンスを取って、ちょうど良い程度のお客様のご来場率、平日夜にも関わらず沢山のお客様に感謝。

 

123767179_692139548345597_74222338248066   最初は面食らっていたお客様もいらっしゃったかもしれませんが、恐らく、後半開始する頃には、レクチャーと演奏を通じて、免疫がついた方も多かった?ことを願っていますが・・・

 

123646998_458300448485865_21000142337752 急遽、催したCD即売サイン会にも、思いの外、多くの方が立ち寄ってくださって感謝・・・まあ、あれだけレクチャー内で「CDが、CDが・・」って言えば、不憫に思ってくださる心優しい方が多かったということで(しかしまだまだ家には在庫があるんだなあこれが)

 

最後は、ステマネ兼、1曲乗ってくれた、現役の芸大生(上田出身)小林くんに入ってもらい、朧月夜を演奏して終了。しかし、5人で衣装で撮影した写真が1枚もないということに、片付け終わってから気付き・・・

 

123421534_451041645866370_53792364359286 22時に退館し終わったあとの1枚のみ。。沓名がちゃんと目を開けている写真もあります(笑)「野郎だらけの」打楽器アンサンブルも、たまには楽しかったです。そこからの4時間弱の運転で、無事に名古屋に帰ってきて、翌朝に楽器を下ろして、とりあえず終了。関係者の皆様に感謝感謝です!

 

 

しかし、どうやら・・・名古屋公演もありそうな予感。。乞うご期待!?

 

そして気付けば11月。明日(もとい今日)は、もう定期です。僕は序曲1曲の出番ですが、久々ワーグナーの大編成、これぞシンフォニックな響き!気合い入れていきたいと思います。世界の裏側では、まだまだ大変(というより、春より大変)なようですが、インフルエンザの予防接種も既に打ったし、毎日マスクはしているし?気を抜かずに過ごさないと、ですね!芸術の秋、出来ることを一つずつ、噛みしめていくことにします。

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2020年10月 5日 (月)

前期→後期

 中秋の名月も、自転車に乗りながら「すごい!!大きい!!」と見たっきり、腰を落ち着けてお月見もしませんでしたが。。気付けば腰の痛みも無くなり(痛みなく朝目覚める快適さよ・・・)睡眠時間は結構確保しながら生きています。

 

 九月定期も無事終了し(思えば小泉音楽監督の最初に印象に残っている公演は、ブラームスの三番を都響の演奏会で聴いた時でした、あの時も熱い音楽だった。山崎さんお元気かしら)翌週は、今年度初の文化庁公演で、島根県へ。事前のワークショップがコロナの影響で無かった為に、本公演の休憩中に、「ティンパニおじさん」が「ボディパー兄さん」に変身して行うという・・・疲れた。。公式にも写真残ってなかったですね(^^;)

 Dd 来月(=今月)なら、神無月ならぬ「神在月(本当にそう言うとのこと)」に来ることが出来たのに惜しい、、Hh そんな出雲大社にも一目寄って、兎年の親族の神頼みに・・・

 Ss いたるところに兎がいました(笑)あやかって回復しますように~Ee

 翌週はキャンセルになった公演日に録画の撮影が入り、センチュリーホールで収録(またもボディパー兄さん登場、お陰様で何も見ずに踊れるようになったよ・・)

司会の人の紹介の仕方は「会場はここ、『吹奏楽の聖地』名古屋国際会議場、白鳥センチュリーホールから、お届け致します!」と言っていてビックリ(確かに既に、普門館から移行して10年以上?時代は移っていく・・・)

 その週末には、聖地ではなく、市民会館で(^^;年に一度の名フィルウィンドの本番を、無事に迎えることが出来ました。これからも、何かが崩れると、公演が出来ない可能性がありますから、、無事開催できる喜びたるや。

 

 E 9月定期の際にも、「現役最後の『定期』」ということで、花束&惜別の拍手を送られていたコントラバスの古橋さんのラストステージが、なんとエレキベース!僕は名フィル入団前から、エキストラとして、「名フィルポップス」の演奏会にも数回参加させて頂いたのですが、ドラム、キーボードがゲスト奏者が来る中、エレキベースは、ずっと古橋さんが担当されてきたのです!そして、今回は指揮の須川さんの発案で、ベースはドラムの隣に。なんとも演奏しやすく、そして、なによりこちらを凄い聴いてくださっているのが判る演奏で・・・もっとこの形で演奏したかったなあなんて。

 長く首席でも演奏していらっしゃった経験と、作曲を学んでいらした頭脳で、度々アドバイスをくださり、それが財産になっています。それもさりげなく・・本当にお人柄が出ていて、ユニオン関係のことも、移動のバスで色々教えてくださって・・わび助関係でもお世話になったんだった!

Q_20201005014901 今後とも、お元気でまたお逢いできますことを!120156923_3242389552476408_6747398286251

 

W 本番は・・・なんと完売で、前に須川さんがいらっしゃったのは2年前、だからか2年分?盛り上がった感が。写真のCDは、まだ学生時、TKWOの本番に乗せて頂いた時に、聴いた「シーガル」に感動して、初めて買った管楽器奏者のCD(その次に買ったのはエリックオビエのJolivetプロ)ファン感謝Dayの際に持参して、サイン頂いたのが、15年弱前?
 120183823_3242348645813832_7542147927932 やはりプログラムというか、「プログラミング」が非常に大事だと、改めて。ただ人気曲並べても・・だし、全体の構成力&説得力、そして勿論、その曲の魅力、一番大事な演奏・・なんですけどね。練習初日は、気が張りすぎて、リハ後は久々虚脱感でしたが、9時間寝て回復(笑)打楽器の強力エキストラ奏者の方々にも非常に助けて頂いて、大盛り上がりで終演できたのは、誰もがハッピーになれたお陰だったと思います。なんとその後、ジュニアオケを3時間教えに行ったんですけどね(僕だけじゃなく、色んなセクションから)それでも、初日のリハ後の方が疲れてたな・・・

 9月ラストの本番も収録。会場で演奏会を観て頂けない方々に映像を配信するとのこと。今月から、オケとしても正式にこういうサービスも始めたようですし、世の中は5Gがどんどん当たり前になり、コンテンツはますます増えていきそうです。人間の持ち時間は変わらないけれど。

そう、読書もする時間はあり、「モモ」やコチラを読みました。どちらも様々なヒントをくれるようで、読んで良かった!

 

 10月になり、大学や世の年度は下半期(後期)に突入。前期があまりにも空白だったので、ここからエンジンをかけていきたいこともありますが、まだ脅威は去っていないので、この「騙し騙し感」とあとどれくらいお付き合いせねばならないのか、、年単位は、覚悟なのかな。

 世の中の動向にも、

落胆すること(僕は、この世の物は、何一つとして、向こうの世界に持っていけないと思っています。そうじゃないと、今、この世界に自分が存在する意義がない。この世の物を全て放って、旅立つ人には、もうこの儚い音楽も二度と耳にすることはないんだなあ、と、ウィンドの本番中に感じました)や、

立腹すること(ぬるっと総理になった人が、どういう料簡であんな事態を巻き起こしているのか、理解に苦しみますが、ここまで日本の政治が幼稚になったかと思うと、定年制度(&知能テスト)を政治家に早く作ってほしいとさえ思います)が、ちょっとネットに繋ぐだけで、たーーくさん入ってきますが、それとは別で、自分の領域でも、幾つか物事が進み・・んー大体のことが残念な方向に。。それもまた人生、振り返れば、ここ数年が、大体、「願えば叶う(いわゆるラッキーな)」ことが多過ぎたように思います。

 タイミング、プログラミング、、この「+ing」ってのが、肝ですよね。止まっては、いられないのよ。どれだけ、こちらが、走りながら考えているか、やったことない人には想像すら出来ないでしょう?物事には、「上手く嵌まる」瞬間がある。それは逃すと、もう今世では出会えないかもしれない。←モモの「100分で名著」の解説にも書いてありました(^^;)

まあ、気を取り直して頑張り続けます。

_page00011385 あ、こんなチラシも出来上がってきました!この前に宣伝したい材料も幾つかありますが、手元に来たら、またこちらかHPでお知らせを。_page00021386

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2020年9月 7日 (月)

レクチャーコンサート

と銘打って、上田で演奏会を行うことになりました。

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先日、発売したCDは、ありがたいことに、

113 月刊「レコード芸術」9月号で特選盤というものに選んで頂いたこともあり、世の中の在庫はかなり無くなってきたそうです(僕の手元にはもう少しございますので、よろしければご連絡お待ちしております)あ、もう少ししたらitunesなどでも配信予定です、CDプレイヤーを手元にお持ちでない皆様、少々お待ちを・・・

記念にと思い、レコ芸を買いに本屋に向かうも本屋2軒で売り切れ、定期購読者の層の厚さを確認しつつ、ヤ〇ハでゲット。概ね高評価頂き(作曲家のGさんに至ってはご家族が打楽器奏者ということもあり、恐らく曲や楽器の内事情もよくご存知のはずのコメントで有難し)光栄です。

 

そして、タイトルにある演奏会、何故こういう題名にしたかと言いますと、主な理由は2つ。1つ目は

「曲中に、特殊奏法が多く出てくる為、多くの人は一度聴いただけ&CD等の音源だけでは聴き取りにくい(勿体ない?)場所が多数あるので」

特殊奏法とは、その名の通り、通常の奏法とは異なる奏法。弦楽器奏者のピチカートなども一つのそれ(メジャーすぎるけど)かもしれませんが、打楽器の演奏の場合、往々にして出てきます。例えば、5曲目の酒井さんの曲では、普通にティンパニをマレットで演奏する場面(それでも使うバチは小太鼓のスティック含め3種類)の他に、ティンパニの上にアクセサリ(シンバル、おりん、クロテイル等)を載せて演奏する場所や、そのアクセサリをどんなバチで打つ(擦る)かで、また、音色が変わるわけです。これは生演奏だと、視覚的にも目に入るので判別しやすいですが、音源だけから聞き分けるのは、余程訓練されていないと、難しいと思います。こういうことを曲中では、記譜通り(無言で)演奏しなければならない訳で、

「はい!ではここから、四分音符=41という一瞬時が止まったかのように感じるタイム間の2小節の休符間に、23インチのティンパニのペダルを左足でド♯まで下げて音程を変えつつ、小さいおりんを26インチに左手で載せながら、右手でマレットを弓に持ち替えますよ。あ、右足で電子楽譜のページめくりも忘れずに」

なんて、心の声は漏れてないはずですが(サトラレでない限り)、そういうことを掻い摘んで予め聞いておくと、「あいつは突然、何をあんなに無音でセコセコ動いてるんだ?」と不信感を持たれずに済むわけです(^^;)冗談はさておき、何気なく聴いていると、聴き逃してしまうかもしれない特殊奏法を、事前に実演しておくと、「なるほど~」と思ってもらえるかもしれないと、予想しています。2つ目の理由は

「今回の曲目には委嘱作品が多く、どういう経緯で曲が誕生したのか」ということもお伝えしたかったので、です。名フィルの演奏会でも(コンポーザー・イン・レジデンスの制度が始まってからは特に)プレトークといって、演奏会の開演する30分ほど前から、その演奏会で初演される曲を書いた作曲者が登壇し、その曲が出来た経緯や、聴きどころ、普段どんなことを考えて曲を書いているか等、対談形式で話してもらうことが多く、そのトークを聞いてから、演奏を聴くと「何もないよりか良かった(作品に対する理解が深まった)」というアンケート結果を目にします。今回は実際の作曲家の皆さんにはお越し頂けないのですが、僕が、「何故、この作曲家の方に委嘱をお願いしたのか」「出来上がった曲に対する作曲家の想い」「初演者としての僕の考察」を少ーしずつお話した後、聴いて頂くと、曲に対して、より愛着を持って頂けるのではと思っております。そういうレクチャー(付きの)コンサート、です。

 ホールで初めて聴くのもアリですが、先にCDで音だけを聴きつつ、「ここは、どうやって音を出しているんだろう」等と想像して頂くもよし、「いいよー、そういう前情報は必要ないから曲だけ聴かせて」という方も、CDを解説抜きで聴いて頂いて・・

 

え?主じゃない理由?まさか、全7曲やっても60分強だから、時間稼ぎではって説?

そんなことは・・・恐らくございません!普通にリサイタルとしてキツいプログラム、録音は2日に分けてましたんでね・・ちゃんと走りこんで体力つけて臨みます。当日は、もう1曲アンサンブルを演奏予定!

感染症対策もしっかり講じる予定です。平日の夜ではありますが、沢山の方のご来場をお待ちしております。

 

 さあ、今週末はマーラー2番・・・じゃなくなってベートーヴェン&ブラームスの2番。残念な気持ちはゼロじゃない、が、燃えてます。

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